ピア・ツー・ピアでお使いの場合、Windowsのアップデート後にクライアントが接続できなくなった場合、主な原因は2つです。
原因A.Windows側の設定である「パスワード保護共有」が自動的に有効に変わってしまった
原因B.ソリマチ製品が使用しているSQLServerインスタンスが自動的に停止状態に変わってしまった
Windowsアップデート後にクライアントが接続できなくなった場合は、以下の設定を見直していただきますようお願いいたします。
原因A.Windows側の設定である「パスワード保護共有」が自動的に有効に変わってしまった
※ホストとなるパソコンで操作を行います。
1.Windowsのスタートボタンの隣「検索」または「ここに入力して検索」の枠内に『コントロールパネル』と入力し、キーボードの「Enter」キーを押します。
または、Windowsの「スタート」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」を開きます。
2.画面右上の「表示方法」を「カテゴリ」とします。
3.[ネットワークの状態とタスクの表示]をクリックします。
4.画面左の「共有の詳細設定の変更」をクリックします。
5.「パスワード保護共有」の設定を確認します。
(ア)Windows 11の場合
すべてのネットワーク内の、「パスワード保護共有」を[オフ]に設定します。
(イ)Windows 10以前の場合
①「すべてのネットワーク」右の丸いアイコンをクリックします。
「すべてのネットワーク」右の丸いアイコンをクリックします。
②一番下までスクロールし、「パスワード保護共有」の『パスワード保護共有を無効にする』をクリックして選択します。
③画面下部の[変更の保存]をクリックします。
設定後、クライアントからの接続をお試しください。
原因B.ソリマチ製品が使用しているSQLServerインスタンスが自動的に停止状態に変わってしまった
※ホストとなるパソコンで操作を行います。
1.キーボードの「Windows」キー + 「R」キーを押します。
2.「ファイル名を指定して実行」画面が表示されますので、「名前」欄に『services.msc』と入力して、[OK]をクリックします。
3.「サービス」画面が表示されますので、表示された一覧から『SQL Server (SORIMACHIXXXX)』となっているサービスを表示します。
4.「状態」が空欄になっている=停止状態となりますので、該当のサービスを右クリックし、「開始」をクリックします。
しばらくして「状態」が『実行中』になれば成功です。
画面を閉じ、クライアントからの接続をお試しください。
※『SQL Server (SORIMACHIXXXX)』という名称のサービスで、他にも「状態」が空欄になっているものがあれば、同様の手順で『実行中』にしてください。
※「SQL Server Agent~」や「SQL Server エージェント~」の「状態」が空欄なのは無視して構いません。