書式変更について
令和2年12月25日より、年金手続きの申請・届出様式の押印が原則廃止されました。
給料王では押印廃止の書式には対応しておりませんが、旧様式も受理されますので、ひき続き月額変更届の印刷が可能となります。
また、その際の押印は必要ありません。
詳しい内容につきましては年金機構のホームページをご覧ください。
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/taisetu/2020/202012/20201225.html
<事前準備>
本機能に対応する場合は、給料王19起動時に表示される「オンラインアップデート」を行ってサービスパックをインストールしてください。
オンラインアップデート方法についてはこちらをご覧ください。
※なお、給料王18以前の製品では対応しておりませんので、ご了承ください。
<操作手順>
1.「社保・労保」→「月額変更届」を開きます。
【ダイレクトメニューより開く場合】
【メニューバーより開く場合】
2.「月額変更届集計」画面が表示されますので、集計条件を確認し、[開始]ボタンをクリックします。
集計条件や月額変更届の基本的な操作については、こちらをご覧ください。
3.「月額変更届」画面が表示されます。1名ずつ内容を確認します。
4.確認する社員をクリックし、画面左上の[修正]ボタンをクリックします。
5.「月額変更届修正」画面が表示されます。
(ア)「基礎日数」・「金銭による額」・「現物による額」:
給与情報を元に自動で集計されます。金額等訂正することも可能となります。
(イ)「従前改定月」:
従前改定月は自動的には表示されません。従前の標準報酬月額に改定された月を印字するには、「従前改定月」を入力します。
[他の社員にも反映する]ボタンをクリックすると、同じ内容を反映させることができます。
a:従前改定月に年月を入力後、[他の社員にも反映]ボタンをクリックします。
b:社員の選択後、[選択した社員に従前改定月を設定する]ボタンをクリックします。
c:下記メッセージが表示されます。内容をご確認いただき、[はい]ボタンをクリックします。
(ウ)備考:
70歳以上被用者月額変更/二以上勤務/短時間労働者(特定適用事業所等)/
昇給・降給の理由/健康保険のみ月額変更(70歳到達時の契約変更等)/
その他
該当の項目にチェックマークを入れます。
以下の項目は設定内容に応じて自動でチェックマークが入ります。
a:70歳以上被用者算定
「設定」→「社員情報設定(個別入力)」→「社員情報設定修正」画面の「基本」タブの「生年月日」から判断して70歳に到達している場合は、自動的にチェックマークが入ります。
b:二以上勤務
「設定」→「社員情報設定(個別入力)」→「社員情報設定修正」画面の「社保/労保」タブの「2以上の事業所に勤務」にチェックマークが入っていると自動的に備考欄の「二以上勤務」にチェックマークが入ります。
c:短時間労働者(特定適用事業所等)
「設定」→「給与規定」→「社会保険」タブの「社会保険の適用拡大」にチェック
マークが入っている状態で、「設定」→「社員情報設定(個別入力)」→「社員情報設定修正」画面の「社保/労保」タブの「社会保険の適用拡大」の「短時間労働者」にチェックマークが入っていると自動的に備考欄の「短時間労働者(特定適用事業所等)」にチェックマークが入ります。
短時間労働者の設定について詳しくは、こちらをご覧ください。
d: 昇給・降給の理由
月額変更届の対象となっている3ヶ月に、昇給または降給があった場合、チェックマークが入ります。
※対象期間に昇給・降給が複数回あった場合、チェックマークは入りません。
昇給・降給した理由が入力できます。(例:「基本給の変更」など)
[他の社員にも反映する]ボタンをクリックすると、同じ内容を反映させることができます。
(1) 昇給・降給の理由を入力後、[他の社員にも反映]ボタンをクリックします。
(2)社員の選択後、[選択した社員の昇(降)給の理由を設定する]ボタンをクリックします。
(3)下記メッセージが表示されます。内容をご確認いただき、[はい]ボタンをクリックします。
6.必要事項をご確認いただき、「月額変更届修正」画面の[設定]ボタンをクリックします。他にも修正が必要な社員がいる場合は、手順4-6を行います。
7.画面上の[印刷]ボタンをクリックします。印刷用紙は「A4たて帳票 被保険者報酬月額変更届」のみとなります。
・70歳以上の社員がいる場合のみ、「設定」→「マイナンバー設定」でマイナンバーの入力を行われている場合は、「マイナンバー‐パスワード認証」画面が表示される場合があります。
・「マイナンバー設定」で登録しているパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
・[スキップ]ボタンをクリックすると、マイナンバーは印字されません。
『基礎年金番号』が入力されている場合は、こちらが印字されます。
※70歳以上の社員がいない場合や、「月額変更届」を開く前に、「マイナンバー設定」や「年調」→「源泉徴収票」等マイナンバーの管理や出力をするためにパスワード認証を行われている場合は、「月額変更届」の[印刷]ボタンをクリックしても「マイナンバー‐パスワード認証」画面が表示されません。
8.提出日等の設定をする場合は、画面左下にある[詳細設定]ボタンをクリックします。
9.「詳細設定」画面が表示されます。
(ア)被保険者整理番号の印刷:
「健康保険」、「厚生年金」どちらの整理番号で印刷するかを選択します。
(イ)印刷範囲:
表示されている全社員を印刷するか、「改定要否」に〇がついている改定者のみを印刷するかを選択します。
(ウ)提出日を印刷する:
初期値では、こちらにチェックマークが付いていて、その右側にある提出日が
コンピューターのシステム日付になっています。
変更する場合は、こちらから行います。
(エ)社会保険労務士情報を印刷する:
こちらにチェックマークを付けると、「設定」→「給与規定」の「社会保険」タブで登録されている社会保険労務士情報が、帳票に印字されます。
(オ)設定が終わりましたら、画面下部の[設定]ボタンをクリッします。
10.「印刷」画面に戻りますので、[プレビュー]ボタンをクリックして印刷内容を確認します。
◎「被保険者報酬月額算定基礎届」
下の図の赤い枠内に70歳以上の社員については、マイナンバーもしくは基礎年金番号が印字されます。
11.実際に印刷する場合は、「プレビュー」画面の左上にある[印刷]ボタンをクリックするか、「プレビュー」画面を終了し戻った「印刷」画面の[印刷]ボタンをクリックして行います。
【プレビュー画面から印刷する方法】
【印刷画面から印刷する方法】
12.お使いのプリンターがカラー印刷対応で、カラー印刷する設定になっている場合は、カラーで印刷されます。
※モノクロプリンターをお使いの場合、「プレビュー」画面ではカラーで表示されますが、実際の印刷帳票は白黒印刷のみとなりますので、ご了承ください。