健康保険組合に加入していて配偶者が扶養に入った場合や、就職等で被扶養者でなくなった場合などに国民年金第3号被保険者関係届を印刷することができます。
以下の操作方法をご確認ください。
<操作手順>
A.該当社員の扶養情報を確認します。
1.新規に被扶養者として扶養親族の登録を行う場合は、「設定」→「社員情報設定」にて登録を行います。
詳しい操作方法についてはこちらをご覧ください。
2.今まで被扶養者としていた扶養親族を被扶養者から除く場合は、「設定」→「社員情報設定」の「扶養」画面にて登録は削除せずに、『国民年金第3号被保険者関係届』を出力します。
B.「健康保険被扶養者届」画面で、届出に必要な内容を入力・設定します。
1.「社保・労保」→「健康保険被扶養者届」を開きます。
【ダイレクトメニューより開く場合】
【メニューバーより開く場合】
2.「健康保険被扶養者届検索」画面が表示されますので、集計条件を確認し、[開始]ボタンをクリックします。
(ア)部門:初期値では、全社となっています。
部門ごとに絞り込みする場合は、▼をクリックして該当部門を選択します。
(イ)上記条件の選択が終わりましたら、[開始]ボタンをクリックします。
3.開いた画面左側に社員名が表示されます。
こちらより該当社員をクリックして、画面左上にある[追加]ボタンをクリックします。
4.「健康保険被扶養者届社員家族」画面が表示されます。
今回の『国民年金第3号被保険者関係届』に記載する配偶者をクリックすると青く反転します。
画面下部の[追加]ボタンをクリックします。
5.以下の画面が表示されます。こちらに必要な情報を入力・設定します。
(ア)配偶者基礎年金番号:
マイナンバーではなく、『基礎年金番号』を印字する時のみこちらに手入力します。
その場合は、4桁‐(ハイフン)6桁で入力します。
(イ)第3号被保険者届出年月日:該当日付を手入力します。
(ウ)第3号被保険者関係届の提出は配偶者(第2号被保険者)に委任します:
配偶者が届出の提出を社員に委任する場合にチェックマークを付けます。
委任状の添付を省略できます。
(エ)氏名・フリガナ・性別・生年月日・同居区分:
「社員情報設定」の「扶養」画面で登録されている場合は、自動表示されます。
(オ)郵便番号・住所・電話番号:こちらの画面で手入力します。
(カ)職業:該当する内容をドロップダウンリストより選択します。
『4 その他』を選択した場合は、その右側に入力欄が表示されます。
こちらに記載内容を手入力します。
(キ)収入:配偶者の今後1年間の年間収入見込み額を入力します。
こちらには、年金・失業給付金等の非課税対象の金額のものも含みます。
非課税対象の収入がある場合は、後述の『備考(ケ)』欄に具体的な内容を入力します。
(ク)被扶養者(第3号被保険者)になった日、理由:
扶養し始めた年月日を入力します。(例 婚姻年月日など)および、該当する理由を選択します。
被扶養者(第3号被保険者)でなくなった日、理由:
該当しなくなった年月日を入力します。(例 死亡の場合はその翌日、それ以外は当日)
および、該当する理由を選択します。
(ケ)海外特例要件:外国に居住している配偶者の海外特例要件に関する情報を入力します。
海外特例要件に該当した日、理由:
配偶者が海外特例要件に該当した年月日を入力します。(例 海外に転出した日など)
および、該当する理由を選択します。
※この場合、「住所」欄には国内協力者(親族、被保険者の事業所等)の国内住所を入力します。
「備考」欄には海外の住所を入力します。国内協力者が親族の場合は氏名および続柄も入力します。
海外特例要件に非該当となった日、理由:
該当しなくなった年月日を入力します。(例 海外から国内に転入した日など)
および、該当する理由を選択します。
(コ)備考:被扶養者情報に変更がある場合は、変更の内容とその理由を入力します。
(全角20文字まで入力可能です。)
(サ)通称名:配偶者が外国人の場合、住民票登録時に記載した「通称名」を入力します。
(シ)種別:該当する内容をドロップダウンリストより選択します。
(ス)選択が終わりましたら、画面下の[設定]ボタンをクリックして終了します。
6.「健康保険被扶養者届」画面に戻ります。
被扶養者情報の中で、【該当区分】が正しくなっているか、確認します。
初期値では『該当』(被扶養者になる設定)になっております。
『非該当』もしくは『変更』になる場合は、【該当区分】欄をクリックして該当する内容をドロップダウンリストより選択します。
7.被保険者(社員本人)の情報は、「設定」→「社員情報設定」に登録されている内容が反映されて参ります。
その他に印刷に必要な情報を入力します。
(ア)対象社員の名前をクリックして、画面左上にある[修正]ボタンをクリックします。
(イ)「健康保険被扶養者届被保険者」画面が表示されます。
a.被保険者の収入(年収):被保険者本人の今後1年間の収入見込み額を入力します。
b.被扶養者でない配偶者の収入(年収):
配偶者以外を被扶養者にする場合で、配偶者が被扶養者ではない時は、配偶者の年間収入を入力します。
(ウ)入力が終わりましたら、[設定]ボタンをクリックします。
8.以下の箇所についても、該当する項目を選択・入力します。
(ア)事業主確認:被扶養者の収入要件を事業主が確認した場合は、こちらをクリックして、【済】を選択します。
(イ)事業主等受付年月日:事業主が被保険者を通じて配偶者から届書を受け取った日付を入力します。(配偶者が被扶養者ではない場合は除きます。)
初期値では、コンピューターのシステム日付が表示されます。
実際に届書を受け取った日付と異なっている場合は、こちらの日付を修正します。
(ウ)続柄確認済み:事業主が戸籍謄本等で被保険者と扶養認定を受ける方の続柄を確認した場合は、こちらをクリックして【済】を選択します。
※ご注意ください※
上記『事業主確認』と『事業主等受付年月日』の内容を選択・入力後、印刷を行わないまま画面を終了した場合は、次回こちらの画面を開いた際に初期値の情報に戻りますので、ご了承ください。
C.「国民年金第3号被保険者関係届」を印刷します。
帳票の印刷を行う場合は、以下の操作を行います。
1.画面上部の[印刷]ボタンをクリックします。
2.「設定」→「マイナンバー設定」でマイナンバーの入力を行われている場合は、「マイナンバー‐パスワード認証」画面が表示されます。
・「マイナンバー設定」で登録しているパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
・[スキップ]ボタンをクリックすると、マイナンバーは印字されません。
『基礎年金番号』が入力されている場合は、こちらが印字されます。
※「健康保険被扶養者届」を開く前に、「マイナンバー設定」や「年調」→「源泉徴収票」等マイナンバーの管理や出力をするためにパスワード認証を行われている場合は、「健康保険被扶養者届」の[印刷]ボタンをクリックしても「マイナンバー‐パスワード認証」画面が表示されません。
3.「印刷」画面が開きます。『国民年金第3号被保険者関係届』を選択するため、[書式設定]ボタンをクリックします。
4.「書式設定」画面が開きます。【帳票タイプ】をクリックして、『A4たて帳票 第3号被保険者関係届』を選択して、こちらの画面右上にある[設定]ボタンをクリックします。
5.「印刷」画面に戻ります。提出日等の設定をする場合は、画面左下にある[詳細設定]ボタンをクリックします。
6.「詳細設定」画面が表示されます。
(ア)提出日を印刷する:
初期値では、こちらにチェックマークが付いていて、その右側にある提出日がコンピューターのシステム日付になっています。
変更する場合は、こちらから行います。
(イ)社会保険労務士情報を印刷する:
こちらにチェックマークを付けると、「設定」→「給与規定」の「社会保険」タブで登録されている社会保険労務士情報が、帳票に印字されます。
(ウ)設定が終わりましたら、画面下部の[設定]ボタンをクリッします。
7.「印刷」画面に戻りますので、[プレビュー]ボタンをクリックして印刷内容を確認します。
8.「プレビュー」画面が表示されます。
下の図の赤い枠内にマイナンバーが印字されます。
9.実際に印刷する場合は、「プレビュー」画面の左上にある[印刷]ボタンをクリックするか、「プレビュー」画面を終了し戻った「印刷」画面の[印刷]ボタンをクリックして行います。
【プレビュー画面から印刷する方法】
【印刷画面から印刷する方法】
10.お使いのプリンターがカラー印刷対応で、カラー印刷する設定になっている場合は、カラーで印刷されます。
※モノクロプリンターをお使いの場合、「プレビュー」画面ではカラーで表示されますが、実際の印刷帳票は白黒印刷のみとなりますので、ご了承ください。