令和6年6月1日以降に支給される給与/賞与より「定額減税」制度が施行されました。
「農業簿記12」では『源泉徴収票作成システム 令和6年版』をインストールいただくことで、給与・賞与計算の「月次減税」や令和6年分の年末調整の計算(「年調減税」含む)および新帳票についての対応しております。
<操作手順>
A:『源泉徴収票作成システム 令和6年版』をインストールします。
『源泉徴収票作成システム 令和6年版』のインストール方法につきましては、こちらをご参照ください。
B. 減税対象人数を設定します。
1.農業簿記の「申告」→「年末調整」→「源泉徴収票作成」をクリックし、源泉徴収票作成システムを開きます。
(法人データの場合は「決算」→「決算書等」→「源泉徴収票作成」で開きます。)
2.画面上の「ヘルプ」→「バージョン情報」から源泉徴収票作成システムのバージョンが「Version 12.02.00」であることを確認してください。
3.「専従者登録」「雇い人登録」画面で被扶養者(同一生計配偶者、扶養親族)がすべて登録されていることを確認します。
※新たに被扶養者を登録する場合はこちらをご覧ください。
4.被扶養者がすべて登録されましたら画面右上の[人数設定]ボタンをクリックします。
5.下記のメッセージが出ますので[はい]をクリックします。
6.登録されている方の「扶養者」の欄に「減額対象人数」が表示されますので、ご確認ください。
人数に間違いがなければ画面右上の[終了]をクリックします。
C. 給与・賞与データで減税額を計算します
[割当]ボタンをクリックすることで6月1日以降に支払われた給与、賞与の源泉税額から順次、控除できる定額減税額を差し引きます。
控除後の源泉税額を「控除後源泉税額」に表示します。
1.「給与・賞与データ入力」をクリックします。
専従者、雇い人の給与の額や支給日、社会保険料や扶養親族の数などにお間違いがないかを確認してください。
2.「給与・賞与データ入力」画面の[割当]ボタンをクリックします。
3.下記のメッセージが表示されますので、[はい]をクリックすると6月以降の支給日から控除できる定額減税額と、控除後の源泉徴収額が自動計算されます。
定額減税額はB.で設定した「専従者登録」「雇い人登録」画面の「定額減税対象人数」から計算されます。
4.割当は画面左上に表示されている人について計算されます。
複数人の給与を計算している場合は人数分[割当]を行う必要があります。