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Q.青色申告決算書の雑収入・雑費が対応付け科目の合計と一致しない場合

対象製品
農業簿記12 以降
農業簿記12JAバージョン 以降

 

 

 

免税事業者の方で「青色申告科目設定」で、申告科目に対応付けされた勘定科目の合計金額と損益計算書の「雑収入」や「雑費」と金額が一致しない場合は、「仮受消費税」や「仮払消費税」の勘定科目の残高が「雑収入」や「雑費」に含まれている可能性があります。

(対応付け科目の確認方法については、こちらをご確認ください。)

 

免税事業者の場合は、税抜経理方式で会計を行うことはできません。

「消費税情報設定」で申告区分に「免税」を選択されている場合は、農業簿記では便宜上、「仮払消費税」は損益計算書の「雑費」に、「仮受消費税」は「雑収入」に加算するようになっています。

詳しくは、下記の点をご確認ください。

 

<確認点1>

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「初期」→「基本」→「消費税情報設定」画面を開きます。

「申告区分」が「免税」にチェックがついているか、ご確認ください。

 

 

<確認点2

「集計分析」→「集計」→「合計残高試算表」を開きます。

左上の「集計範囲」を「1」~「決」までドラッグで指定し、「仮払消費税」や「仮受消費税」の「残高」欄に金額が入っているか確認します。

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上記の場合、「仮払消費税」の残高500,000円が損益計算書の「雑費」に、「仮受消費税」の残高100,000円が損益計算書の「雑収入」に加算されます。

 

計算例:「消費税情報設定」で「免税」を選択していて、仮受消費税に残高がある場合

 

【「初期」→「詳細」→「青色申告科目設定」】

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【「日常」→「帳簿」→「元帳」】

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【農業用青色申告決算書】

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上記の場合

(a)150,000+(b)50,000+(c)100,000=(d)300,000

となり、「農業用青色申告決算書」の損益計算書の「雑収入」には(d)300,000円 の金額が反映されます。

 

「仮払消費税」や「仮受消費税」の勘定科目に残高がある場合は、以下の内容をご確認ください。

 

 

<操作手順>

  

A.伝票の税処理欄に「外」や「内」が入っていませんか?

 

日々入力している伝票の税処理欄に「外」や「内」のマークが入っていると、ソフト上では“税抜経理”として処理されるため、「仮受消費税」や「仮払消費税」が発生します。

免税事業者の方は、伝票の税処理欄は「空欄」にし、“税込経理”でご入力いただくようにお願いいたします。

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入力済みの仕訳を一括で税込にする場合は、こちらの操作をお試しください。

 

 

B.「仮払消費税」「仮受消費税」を使った仕訳が入力されていませんか?

 

「日常」→「帳簿」→「元帳」を開きます。

左上の勘定科目を「仮払消費税」または「仮受消費税」に変更し、期中の仕訳で使用されているか、ご確認ください。

期中の仕訳で使用されている場合は、他の勘定科目に変更してください。

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1.「元帳」画面で、入力されている仕訳をクリックし、黒枠で囲んだ後、右上の[伝票表示]ボタンをクリックします。

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2.「簡易振替伝票入力」画面が表示されます。

「仮払消費税」または「仮受消費税」の勘定科目をクリックし、正しい勘定科目に変更します。

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3.修正後、「簡易振替伝票入力」画面は、画面右上の[終了]ボタンをクリックし、閉じます。

仕訳が複数ある場合は、手順1~2.の操作を繰り返し行ってください。

 

 

C.「仮払消費税」「仮受消費税」に期首残高がありませんか?

 

「合計残高試算表」画面で、左上の「集計範囲」を「1」~「決」までドラッグで指定し、「仮払消費税」や「仮受消費税」の「繰越」欄に金額が入っているか確認します。

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税抜経理の場合、決算時に「仮払消費税」と「仮受消費税」を相殺し、期末残高を0円にして次年度に繰り越しますので、今期の仮払消費税や仮受消費税の開始残高は0円からスタートすることになります。

 

「仮払消費税」や「仮受消費税」の「繰越」欄に金額がある場合は、以下の操作を行います。

 

1.「データ管理」→「データ選択」→「データ選択」を開き、前年度のデータに切り替えます。

(ダイレクトメニュー右上の[データ選択]ボタンからも開けます。)

 

2.「集計分析」→「集計」→「合計残高試算表」を開きます。

左上の「集計範囲」を「1」~「決」までドラッグで指定し、「仮払消費税」や「仮受消費税」の「残高」欄に金額が入っているか確認します。

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(ア)前期の「仮払消費税」「仮受消費税」の残高が0円の場合

 

「データ管理」→「データ選択」→「データ選択」を開き、今年度のデータに切り替えます。

「データ保存(バックアップ)」にて現在のバックアップを保存後、「期末残高繰越処理」にて前期の正しい期末残高の繰越を行ってください。

「期末残高繰越処理」の詳しい操作については、こちらをご確認ください。

 

 

(イ)前期末にも「仮払消費税」「仮受消費税」に残高がある場合

 

a:「データ管理」→「データ選択」→「データ選択」を開き、今年度のデータに切り替えます。

 

b:「データ管理」→「保存・復元」→「データ保存(バックアップ)」にて、バックアップを保存します。

 

c:「初期」→「基本」→「期首残高登録」をクリックします。

 

d:「仮払消費税」「仮受消費税」の金額を0円に訂正します。

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e:貸借差額がある場合は他の金額も訂正します。

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※こちらの操作を行うことで開始残高において、貸借差額が発生します。開始残高設定において、貸借差額が発生しておりますと、合計残高試算表および決算書が正しく出力されません。

貸借差額をどの科目で調整したらよいかは、所轄の税務署または税務相談窓口、税理士様・会計士様へご確認ください。

 

 

 

 

 

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