「日常」→「ツール」→「仕訳データ受入」にて仕訳データファイルを取り込もうとした際に、表示される主なエラーについて対処方法をご案内いたします。
エラー表示内に、原因行として「〇行目」と表示されます。1,2行目のフォーマットバージョンも含めて数えます。
(例):3行目と表示された場合
<テキストファイル>
<CSVファイル>
表示されたエラー別に対処方法を記載しております。下記より該当するメッセージをクリックしてご参照ください。
【1】フォーマットエラーです。(不正な文字列が出現しました。)〇行目 |
【1】フォーマットエラーです。(不正な文字列が出現しました。)〇行目
指定された仕訳データファイルは、農業簿記に受け入れることができないレイアウトである可能性があります。
詳しくは、操作マニュアルの目次から、「第6章 日常-ツール 6.仕訳データ受入 ■データレイアウト」のページをご参照ください。
もしくは、「仕訳データ受入」画面の[ヘルプ]画面より、レイアウトを確認し、ファイルの修正を行っていただくようにお願いします。
※レイアウトに誤りがないが、同様のエラーが発生する場合
テキストファイルのエンコード(文字コード)の変更が必要な可能性があります。下記の手順でご確認をお願いします。
<操作手順>
1.テキストファイルを開き、右上の[ファイル]→[名前を付けて保存]をクリックします。
2.画面右下の文字コードを確認します。ファイルの文字コードが「UTF-〇〇」の場合は、エラーになります。
3.クリックして、「ANSI」または「Shift_JIS」に変更し、[保存]します。
4.保存したファイルにて「仕訳データ受入」をお試しください。
【2】補助科目コードに誤りがあります。〇行目
テキストファイルの補助科目コードが、「勘定科目設定」に存在しない場合にエラーとなります。
もしくは、テキストファイルの補助科目コードが「0(補助無)」なのに、「勘定科目設定」では補助科目の設定が「有」の場合にエラーになります。
(例)下記のテキストファイル、エラー行7行目の場合
エラー原因:貸方科目の補助科目がエラー
レイアウトから勘定科目コード:108、補助科目コード:2 となります。
「初期」→「基本」→「勘定科目設定」を確認します。下記のように108:普通預金に補助科目がない為、エラーになります。
右上の[補助]ボタンからコード:2 の補助科目を追加することで受入れが可能となります。
補助科目の作成手順は こちら をご参照ください。
【3】勘定科目コードに誤りがあります。〇行目
テキストファイルの勘定科目コードが、「勘定科目設定」に存在しない場合にエラーとなります。
(例)下記のテキストファイル、エラー行5行目の場合
エラー原因:借方勘定科目がエラー
レイアウトから勘定科目コード:729 となります。
「初期」→「基本」→「勘定科目設定」を確認します。下記のようにコード:729の勘定科目がない為、エラーになります。
右上の[挿入]ボタンからコード:729の勘定科目を追加することで受入れが可能となります。
勘定科目の作成手順は個人データの場合は、 こちら を、法人データの場合は、 こちら をご参照ください。
【4】データフォーマットに誤りがあります。フォーマットバージョンが不明です。(ID:210805)
受入形式が異なる可能性があります。受入形式を変更し、操作をお試しください。
【5】取引日付が会計期間の範囲外です。〇行目
テキストファイルの伝票日付が、選択データの会計期間と一致しない場合にエラーとなります。
(例)下記のテキストファイル、エラー行3~7行目の場合
エラー原因:ファイルの日付が2024年。選択データが2023年
レイアウトから取引日付の年が「2024」になっています。
「データ管理」→「データ選択」→「データ選択」を確認します。下記のように選択データが「2023年」になっています。
「2024年」データがある場合は、[選択]ボタンで切り替えます。
「2024年」データがない場合は、「繰越処理」→「データ次年度更新」を行い、「2024年」データを作成し、受入を行います。
「データ次年度更新」の手順は、 こちら をご参照ください。