仕入集計表にて「課税事業者(適格請求書発行事業者・インボイス発行事業者)」と「免税事業者」を分けて集計することができます。
下記をご参照ください。
※こちらの機能は「販売王22販売・仕入・在庫 令和6年電子帳簿保存法対応版」以降の製品にて対応しています。
「販売王22販売・仕入・在庫 令和6年電子帳簿保存法対応版」をまだインストールされていない場合は、こちらからインストールを行ってください。
※販売王22 販売・仕入・在庫 をご利用の方で、ピア・ツー・ピア環境等で、複数台のパソコンで利用されている場合は、ホスト、クライアントの順に、必ずすべての販売王で「販売王22販売・仕入・在庫 令和6年度電子帳簿保存法対応版」のインストールを行ってください。
【事前準備】
あらかじめ、仕入先登録にて「課税事業者」となる仕入先に設定を行います。
以下の操作をお試しください。
1.ダイレクトメニュー「台帳」→「仕入先登録」をクリックします。
2.「課税事業者」として登録したい仕入先を呼び出し、「仕入/支払」タブを開きます。
「適格請求書発行事業者」にチェックを付けます。
3.画面上部の[登録]をクリックします。
他にも「課税事業者」として登録されたい仕入先がいる場合は、同様の操作を行って下さい。
<操作手順>
1.ダイレクトメニュー「仕入管理」→「仕入集計表」をクリックします。
2.「仕入集計表 条件指定」画面が表示されます。
「集計単位1」または「集計単位2」のどちらかに「課税/免税」を選択します。
必要に応じて、伝票日付等のその他条件を設定し[開始]をクリックします。
※今回は、「集計単位1」に「課税/免税」を設定します。
3.集計結果が表示されます。
なお、消費税は仕入先の税計算タイミングごとに計算されます。
「仕入集計表 条件指定」画面で、「消費税を含んで集計する」にチェックを付けて集計を行う場合は、「〇〇(消費税)」欄には「-」が入ります。
また、「税率別表示」にチェックを付けていただくと、「税率別」に集計結果が表示されます。
※「仕入集計表 条件指定」画面の「集計単位」に「商品別」が指定されている場合は、使用できません。
【こんなときは】
「適格請求書発行事業者」に設定されている仕入先が「課税」と「免税」で分けて表示されてしまう場合
※実際に期間内に「免税」→「課税」などに変更されている場合は、正しい集計結果になります。
【原因】
仕入先登録で「適格請求書発行事業者」にチェックを付ける前に、登録されている仕入伝票が存在しているため。
【解決方法】
仕入入力にて仕入伝票の再認識を行って下さい。
※下記設定の前に事前にバックアップを保存してください。
※再認識したい仕入伝票の数に応じて「■再認識したい仕入伝票が少ない場合」「■再認識したい仕入伝票が多い場合」どちらか該当する操作をご参照ください。
■再認識したい仕入伝票が少ない場合
例)2023/10/1から「課税事業者」に変わったため、2023/10/1以降を課税対象の伝票として集計したい場合
<操作手順>
1.ダイレクトメニュー「仕入業務」→「仕入入力」をクリックします。
2.[検索]ボタンをクリックします。
3.「伝票検索」画面が表示されます。
・伝票日付:2023/10/01 ~ 任意の期間
・仕入先:該当の仕入先コード
を設定し、[検索]をクリックします。
※必要に応じて、その他条件を設定してください。
4.検索結果が表示されますので、1番古い伝票をダブルクリックします。
5.仕入伝票が表示されます。
伝票の再認識を行うため、伝票の付箋マークを4回クリックします。
※付箋操作は、左右どちらの付箋で操作を行ってもかまいません。
※すでに付箋を使用されている場合でも、4回クリックしていただくことで、元々設定されていた付箋からは変更されませんので、ご安心ください。
※付箋は「赤」→「青」→「黄」→「グレー(指定なし)」の順番に色が変わります。
6.[登録]をクリックします。
なお、伝票が複数ある場合は、伝票番号のをクリックし、次の伝票に切り替えながら、
手順5~6の操作を繰り返し行って下さい。
7.すべての伝票で再認識ができましたら、仕入集計表にてご確認くださいませ。
■再認識したい仕入伝票が多い場合
<操作方法>
1.ダイレクトメニュー「仕入業務」→「仕入入力」をクリックします。
2.[検索]ボタンをクリックします。
3.「伝票検索」画面が開きます。
(ア)「伝票日付」欄を「2023/10/01」~「空欄」に設定します。
(イ)「仕入先」欄に該当仕入先を指定します。
(ウ)伝票日付と仕入先を設定後[検索]ボタンを押します。
4.該当の仕入伝票が表示されますので、画面左下の[付箋]ボタンをクリックします。
5.検索した仕入伝票に付箋を付けます。
※既に付箋を使用している場合は、付箋2や異なる色の付箋をご利用ください。
今回の例では付箋1に「赤」を指定します。
「付箋1を設定する」にチェックを入れ右の付箋をクリックし「赤」色になりましたら
そのまま「設定」ボタンを押します。
※他の仕入先もある場合は同様の操作を別の仕入先でも同様の操作を行ってください。
上記のように付箋がつきましたら、仕入入力の画面を終了します。
6.ダイレクトメニューの「ツール」-「テキストデータ出力」を開きます。
7.「出力形式名称」に『仕入伝票(販売王22~形式)』を指定します。
8.画面左下の[出力形式編集]をクリックします。
9.画面左下の「出力形式」-「Csv出力形式」にて、42番目「仕入伝票.適格請求書発行事業者区分」を表示し、「初期値」に『1』と入力します。
※適格請求書発行事業者に入力する値
0:非適格請求書発行事業者
1:適格請求書発行事業者
10.画面下部の[別名保存]をクリックします。
11.「別名保存」画面が表示されますので、「レイアウト名称」にどのような形式か分かる任意の名前を入力して、[保存]をクリックします。
※ここでは『仕入伝票(適格事業者)』という名前で保存をします。
※初期値の名称のまま保存はできません。
12.「テキストデータ出力」画面に戻りますので、「出力形式名称」が保存した形式になっていることを確認して、画面下部「出力ファイル名」右の[参照]をクリックします。
※「テキストデータを「ソリマチ安心データバンク」にも保存する」のチェックは外しておきます。
13.「ファイルを開く」画面が表示されますので、以下のように設定して[開く]をクリックします。
(ア)「ファイルの場所」・・・デスクトップ
(イ)「ファイル名」・・・・・仕入伝票
(ウ)ファイルの種類・・・・・初期値のまま(CSVファイル(*.CSV) )
14.「テキストデータ出力」画面に戻りますので、以下のように設定して[開始]をクリックします。(ア)「伝票日付」・・・「2023/10/01」~「空欄」
(イ)「付箋1」・・・・・「赤」 ※手順5でつけた付箋を設定してください。
(ウ)出力ファイル名・・・・・保存先とファイル名を確認
15.出力が完了した旨のメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。
※出力完了後は、「テキストデータ出力」は「キャンセル」をクリックして閉じてください。
16.デスクトップにファイルが作成されたことを確認します。
※作成されたファイルは開かないでください。
もし、誤って開いてしまった場合は、絶対に保存を"しない"でそのまま画面を閉じてください。
17.販売王に戻り、ダイレクトメニューの「ツール」-「テキストデータ入力」を開きます。
18.「入力形式名称」に手順6で作成した『仕入伝票(適格事業者)』を指定します。
19.「入力元」で「パソコン内のファイル」を選択し、「ファイル名」右の[参照]をクリックします。
20.「ファイルを開く」画面が表示されますので、手順13で確認したデスクトップの『仕入伝票.CSV』ファイルをクリックして、[開く]をクリックします。
21.「テキストデータ入力」画面に戻りますので、画面下部の[開始]をクリックします。
22.取り込み前のプレビュー画面が表示されますので、
画面右へスクロールしていただき、「適格請求書発行事業者区分」欄に1が設定されていることを確認し、そのまま[開始]をクリックします。
※過去にテキストデータ入力を行ったことがある場合は、以下のメッセージが表示されることがありますので、[はい]をクリックします。
23.入力が完了した旨のメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。
24.「テキストデータ入力」画面を[キャンセル]で閉じ、再度、仕入集計表にてご確認くださいませ。