2024年1月30日(火)より「MA1商工会エディション」のマイナーアップデートプログラムの提供がインターネット経由で開始されます。
マイナーアップデートプログラム提供以降、アップデート作業を行っていただくことで、以降記載の機能アップ内容をご利用いただけます。
インストール後は今までの設定などはそのまま引き継がれますので、再設定の作業はなく引き続きご利用いただけます。
1.「MA1」の起動時に下記のいずれかのメッセージが表示されます。表示内容に対し[はい]または[OK]をクリックします。
2.以降、画面の指示に沿って、インストールしてください。
(インストールは通常数分程度で完了します)。
注意:「MA1」の起動後は下のメッセージが表示される場合があります。
[OK]をクリックするとデータの更新が行われます(データの更新には少し時間がかかり
ます。
処理を中断せず、そのまま「MA1」が起動するまでお待ちください)。
※「MA1」起動時にアップデート画面が表示されない場合の対処方法
1.「MA1」起動後、メニューバーの「ヘルプ(H)」→「オンラインアップデート(U)」をクリックします。
2.[今すぐアップデートチェックを行う]をクリックします。
※以降、画面の指示に沿って、インストールしてください(インストールは通常数分程度で完了します)。
MA1の主な機能アップ内容
本アップデートを行うことで新たに追加された機能をご利用いただけます。
令和5年分の青色申告決算書/収支内訳書のデータをWeb確定申告に連携できます
1月29日よりWeb確定申告にて、令和5年分以降用の「青色申告決算書(一般用)」「収支内訳書(一般用)」の新様式の提供を開始いたします。
本プログラムを適用していただくことで、MA1で作成した令和5年分の青色申告決算書/収支内訳書のデータをWeb確定申告に連携することができます。
「連合会一括印刷」より所得税確定申告書および消費税申告書が印刷できます
「連合会一括印刷」より所得税確定申告書および消費税申告書を印刷できるようになりました。
※「連合会一括印刷」は連合会で一括印刷オプションをお申し込みされている場合に商工会職員ライセンスでご利用いただける機能です。
本プログラムを適用していただくことで、「連合会一括印刷」の「設定」→「連合会一括印刷設定」の印刷対象に「所得税確定申告書」および「消費税申告書」が表示されます。
一括印刷の際に「所得税確定申告書」および「消費税申告書」も含める場合は、追加された「所得税確定申告書」および「消費税申告書」を選択することで印刷対象に含めることができます。
※ご利用には事前準備が必要です。
<事前準備>
商工会クラウドにて、「所得税確定申告書」と「消費税申告書」を一括印刷の対象に含める設定を行います。
●一括印刷の対象に「所得税確定申告書」および「消費税申告書」を含める「事業所」の設定を更新します
1.「マスタメンテ」→「事業所」にて該当の事業所の[修正]ボタンをクリックします。
2.「事業所設定」画面が開きますので、画面下の「連合会一括印刷」より「所得税確定申告書」「消費税申告書」にチェックを付けます。
3.[保存]をクリックし、設定内容を更新します。
●一括印刷依頼を行う商工会職員に対し「Web確定申告」の使用権限を付与します
※一括印刷に際し、「所得税確定申告書」を含めて依頼したい職員に必要な設定になります。
※こちらの設定は各都道府県商工会連合会様より設定を行うことができます。
1.該当の職員が所属する商工会様を選択します。
2.「マスタメンテ」→「職員」にて該当の職員の[修正]ボタンをクリックします。
3.「職員登録」画面が開きますので、「Web確定申告の使用を許可する」にチェックを付け、[保存]します。
※既に「Web確定申告の使用を許可する」にチェックが付いている場合は、[戻る]ボタンで終了してください。
「仕訳データ合算」に新たな機能を追加しました
MA1の「仕訳データ合算」に新たな機能を3つ追加しました。
【新機能】
①「洗替」による仕訳データ合算処理が可能になりました。
②仕訳データ合算処理を連続して行えるようになりました。
③部門未設定の会計データに対して、仕訳データ合算時に仕訳に部門を付与して取り込めるようになりました。
【新機能①】「洗替」による仕訳の合算処理が可能になりました。
合算元データにて合算が完了している期間内の仕訳を追加・修正・削除することで、合算元と合算先の仕訳データに不一致が発生することがあります。
合算が完了している期間において仕訳の追加・修正・削除などを行い改めて合算する場合、合算済み仕訳が重複しないよう、「仕訳データ合算」画面に新たに「□合算期間の仕訳をすべて削除してから合算する」を追加しました。
こちらにチェックを付けて合算処理を実行していただくことで、合算期間に存在する合算先の仕訳を全て削除してからあらためて合算元の仕訳を取り込むことができるため(洗替)、仕訳の重複を防ぐことができます。
【新機能②】仕訳データ合算処理を連続して行えるようになりました。
これまでは、仕訳データ合算処理が完了するといったんダイレクトメニューに戻るため、
本支店会計のように連続して複数の支店データより仕訳データ合算処理を行う際は、その都度「仕訳データ合算」画面を開きなおしていただく必要がありました。
本プログラム適用後は、合算後に都度メッセージが表示され、仕訳データ合算処理を続けて行うかを選択できるようになります。
また、連続して仕訳データ合算を行う場合は、「仕訳データ合算」画面の「合算相手」枠内において合算済データの文字色が変わりますので、未処理データとの区別が視覚的にもわかりやすくなります。
例:「各支店(A支店/B支店)」で入力した仕訳を本社データに連続して合算する場合
合算するデータ(例では「A支店」)を選択し、[OK]をクリックします。
下記メッセージを[OK]で進むと、「A支店」の仕訳データ合算が実行されます。
合算完了後、連続して「B支店」の仕訳を合算する場合は、下記メッセージを[はい]で進みます。
「仕訳データ合算」画面に戻ります。
引き続き、「合算相手」枠より次に合算するデータ(例では 「B支店」)を選択し、仕訳データ合算処理を行うことができます。
【新機能③】部門未設定の会計データに対して、仕訳データ合算時に仕訳に部門を付与して取り込めるようになりました。
「仕訳データ合算」画面に追加された「合算された仕訳に部門を付与する」欄にて特定の部門を指定して仕訳データを取り込むことができるようになりました。
合算時に指定した部門に置き換えて取り込みます。
(ア)合算元データで「売上高」科目に「A部門」を指定して仕訳を登録
(イ)合算先データの「仕訳データ合算」で「合算された仕訳の部門を付与する」にて「B部門」を選択して合算を実行すると・・
合算元データで「A部門」として入力されていた仕訳については、合算されるタイミングで「B部門」として合算先データに取り込まれます。
「選択中の合算先データ」で「勘定科目に設定されている部門設定状況」によって合算される仕訳の部門の付与方法が変わります。
※科目の部門管理の「有」/「無」は合算先データの「導入」→「勘定科目設定」にてご確認いただけます。
<合算元データ(仕訳を出力する側)>
部門を指定しない仕訳を登録
<合算先データ(仕訳を受け入れる側)>
「勘定科目設定」にて「現 金」の部門管理が「無(--)」、「売上高」の部門管理が「有」が設定されている
合算先データの「仕訳データ合算」で「合算された仕訳の部門を付与する」にて「B部門」を選択して合算を実行すると・・
合算元データで部門が指定されていなかった仕訳であっても、合算先データで勘定科目ごとに設定されている「部門」情報に沿って合算先データに取り込まれます。
そのため、合算先データに取り込まれた仕訳の部門については、「現 金」の部門は「無」、「売上高」の部門は「B部門」として取り込まれます。