※令和5年分以降用の青色申告決算書様式が新しくなりました。
令和5年分以降用の青色申告決算書様式は、「令和5年インボイス対応版」(Version22.50.00以降)より対応しています。
「決算」→「青色申告決算書作成」の印刷またはプレビューの際に、以下のメッセージが表示される場合、青色申告決算書の仕入金額の各ページの金額が一致していないことが考えられます。
■仕入金額
①1ページ目:「損益計算書」(3)欄
②3ページ目:[仕入金額の明細]-[仕入金額]の[計]
上記のメッセージは青色申告決算書の損益計算書(1ページ目)の「仕入金額(3)」欄の金額と、3ページ目の[仕入金額の明細]の[仕入金額]の合計金額が一致していない場合に表示されます。
<青色申告決算書-損益計算書(1ページ目)>
<青色申告決算書-仕入金額の明細(3ページ目)>
以下の操作手順をご参照いただき、各ページの金額をご確認ください。
<操作手順>
A:メッセージに表示されている①と②の金額をそれぞれ確認します。
B:各メニューにて、必要な場合は修正を行います。
詳細は以下をご確認ください。
A:メッセージに表示されている①と②の金額をそれぞれ確認します。
1.「決算」→「青色申告決算書作成」の印刷またはプレビュー時に表示されたメッセージは[キャンセル]ボタンをクリックします。
2.「青色申告決算書」画面に戻ります。
画面下の[帳票タイプ]を確認し、「A4よこ帳票」となっていることを確認します。
※印刷タイプが「税務署配布用紙(OCR用紙)」の場合は「書式設定」にて帳票タイプを「A4よこ帳票」に変更後、画面右上の[設定]ボタンをクリックしてください。
3.画面下の[プレビュー]ボタンをクリックします。
4.表示されたメッセージは[OK]ボタンをクリックします。
5.「青色申告決算書」のプレビュー画面が表示されます。
1ページ目の損益計算書「仕入金額(3)」欄の金額をメモに控えます。
6.画面左上の[次ページ]ボタンを2回クリックし、3ページ目の[仕入金額の明細]の合計金額をメモに控えます。
7.金額の確認が終わりましたら画面中央上の[閉じる]ボタンをクリックし、プレビュー画面を閉じます。
8.「青色申告決算書」を画面右下の[キャンセル]ボタンで終了します。
※金額確認のために帳票タイプを変更した場合は「書式設定」にて元の帳票タイプに戻してください。
手順5と手順6にて確認した金額が一致していないことでメッセージが表示されます。
修正が必要な場合は、引き続き手順Bへお進みください。
B:各メニューにて、必要な場合は修正を行います。
修正したい項目を以下よりクリックし、修正手順をご参照ください。
①1ページ目の損益計算書「仕入金額(3)」欄の金額を修正する場合
1.「帳簿」→「元帳」を開き、画面左上の「科目」を「仕入に関する科目※」に切り替えます。
※「導入」→「勘定科目設定」にて「一般用申告科目」が「仕入(製品製造原価)」の科目です。
2.画面左下の[全表示]タブをクリックし、画面右下の合計残高と手順A-6でメモに控えた[仕入金額の明細]の合計金額を一致させます。
金額が異なる場合は、入力済みの仕訳内容に誤りがないか確認後、必要に応じて仕訳の修正・追加・削除を行います。
(例)仕入に関する科目が「仕入高」の場合
※青色申告決算書の一般用と不動産所得用の両方があり、部門設定されている場合は、画面上部の「部門」を一般用の部門に切り替えます。
※「仕入に関する科目」が複数ある場合は、画面左上の「科目」欄で選択し、それぞれの画面右下の合計残高の合計と、手順A-6でメモに控えた[仕入金額の明細]の合計金額を一致させます。
3.仕訳の修正が完了したら、画面右上の[終了]ボタンをクリックし、終了します。
②3ページ目:[仕入金額の明細]の金額を修正する場合
1.「決算」→「青色申告入力(一般)」を開き、「売上/仕入金額の明細」タブをクリックします。
2.[売上/仕入金額の明細]にて画面右の[仕入金額]の合計と手順A-5でメモに控えた損益計算書「仕入金額(3)」欄を一致させます。
3.修正したい仕入先の住所・氏名・仕入金額(下記:a)を入力します。
※内訳が入力できるのは4件までです。
仕入先が4件以上あり、内訳に記載しきれない場合は「上記以外の仕入先の計」(下記:b)にまとめて総額で入力します。
※登録番号(法人番号)は適宜入力します。
4.必要な情報を入力または修正し、画面下の[設定]ボタンで終了します。
金額の修正後、「決算」→「青色申告決算書作成」を開き、印刷またはプレビュー時にメッセージが表示されないことを確認してください。