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Q. 工事管理を利用したい場合

対象製品
MA1

 

 

受注した工事の契約情報、対応する部門などを登録します。

仕訳入力する際に登録した工事を「部門」欄より選択することで、工事ごとの原価計算が行えます。

 

 

<事前準備>

 「導入」→「事業所・消費税情報設定」にて工事管理機能を指定します。

 

 

1.「導入」→「事業所・消費税情報設定」を開きます。

 

 

2.画面左上[その他]タブを開きます。

 

 

3.「工事管理機能を利用する」のチェックをONにします。

 

 

※ 「製造原価科目を作成する」のチェックが付いていない場合、 工事管理機能を利用することはできません。

 

 

4.画面左下[設定]ボタンをクリックし、「事業所・消費税情報設定」画面を終了します。

 

 

5.「導入」→「勘定科目設定」より、科目の見直しを行ってください。

 

「未成工事支出金」科目を追加することができます。科目を追加する場合は、画面上の「□詳細表示」にチェックをつけて、未成工事支出金用の科目性格となるよう設定してください。

 

 

 

以上の操作を行うことで、工事管理機能を利用していただくことができます。

引き続き、<操作手順>にお進みください。

 

 

 

<操作手順>

 

A:「工事登録」にて工事を登録します。

B:「帳簿」メニューより工事で発生した仕訳を入力します。

C:工事が完了した場合「工事登録」にて完了日を入力します。

D:完成工事原価科目(製造原価科目)に振り替える仕訳を作成します。

 

 

 

詳細な手順は下記をご参照ください。

 

 

A:「工事登録」にて工事を登録します。

 

受注した工事の契約情報、対応する部門などを登録します。

 

 

1.「管理」→「工事登録」を開きます。

※メニューバーの場合は、「管理」→「工事管理」→「工事登録」を開きます。

 

 

2.画面上の[新規]ボタンをクリックします。

 

 

3.「工事登録」の登録画面が表示されます。「工事対応部門」など各項目を入力し、画面下の[登録]ボタンをクリックしてください。

 

 

 

 

※該当の項目をクリックして、ご参照ください。

 

 

(ア)工事対応部門

工事用の部門を設定します。

あらかじめ「導入」→「部門設定」に登録している部門を使用することもできますが、

ドロップダウンリストから<新規追加>を選択して部門を追加することもできます。

 

 

 

(イ)発注者

 工事の発注者を全角20文字以内で入力します。

 

 

(ウ)工事場所

工事の住所などを全角20文字以内で入力します。

 

 

(エ)契約日

契約日を設定する場合は、チェックボックスをONにして日付を入力またはカレンダーから選択して

ください。

 

 

(オ)着工日

着工日を設定する場合は、チェックボックスをONにして日付を入力またはカレンダーから選択して

ください。

 

 

(カ)完成予定日

完成予定日を設定する場合は、チェックボックスをONにして日付を入力またはカレンダーから選択してください。

 

 

(キ)工事状況

初期値は「未完成」が選択されています。工事が完成したら「完成」を選択します。

 

 

(ク)完成日

完成した工事の完成日を入力またはカレンダーから選択します。

 

 

(ケ)契約金額

工事の契約金額を入力してください。

 

 

(コ)備考

工事に関するメモなどを入力することができます。

 

 

 

4.工事登録が終わりましたら、画面右上[終了]ボタンをクリックして、画面を終了します。

 

 

 

 

B:「帳簿」メニューより工事で発生した仕訳を入力します。

 

※具体的な使用科目や仕訳例につきましては加入されている商工会へ必ずご確認ください。

 

「帳簿」メニューより、完成前の工事にかかる取引の仕訳を入力します。

その際に手順.Aで登録した工事を、「部門」欄より選択して設定してください。

 

(例)「簡易振替伝票入力」画面の場合

 

 

 

C:工事が完了した場合「工事登録」にて完了日を入力します。

 

工事が完成し、引き渡しが完了した際は、対象の工事の「工事状況」は「完成」を選択し、

「完成日」を入力します。

 

 

1.「管理」→「工事登録」を開きます。

※メニューバーの場合は、「管理」→「工事管理」→「工事登録」を開きます。

 

 

2.完了した工事をクリックして選択し、画面上の「修正」ボタンをクリックします。

 

 

3.「工事修正」画面が表示されますので、「工事状況」は「完成」を選択し、「完成日」を入力して

画面下の[登録]ボタンをクリックします。

 

 

4.完了日の入力が終わりましたら、画面右上[終了]ボタンをクリックして、画面を終了します。

 

 

工事が完成し、引き渡しが完了した際は、「未成工事支出金」科目を「完成工事原価(製造原価)」

科目に振り替える仕訳を計上します。

また、完成工事原価(製造原価)及び完成工事売上高の仕訳を計上します。

 

※具体的な使用科目や仕訳例につきましては加入されている商工会様へご確認ください。

 

 

「管理」→「完成工事原価振替仕訳転送」では「未成工事支出金」科目を「完成工事原価(製造原価)」科目への振替仕訳が一括で作成できます。

「完成工事原価振替仕訳転送」より仕訳を作成する場合は、下記手順.Dにお進みください。

 

 

 

 

D:完成工事原価科目(製造原価科目)に振り替える仕訳を作成します。

 

「完成工事原価振替仕訳転送」では、未成工事支出金科目で仕訳していた金額を、工事完了後に完成工事原価科目(製造原価科目)に振り替える仕訳を作成(仕訳転送)できます。

 

 

1.[管理]→[完成工事原価振替仕訳転送]を開きます。

※メニューバーは[管理]→[工事管理]→[完成工事原価振替仕訳転送]を開きます。

 

 

2.完成した工事の一覧が表示されます。

仕訳転送する工事の「振替対象」欄をクリックしてチェックマークを付けます。

 

 

※表示されている全ての工事が転送対象の場合は[全選択]ボタンをクリックします。

 

 

3.画面上の[仕訳転送]ボタンをクリックします。

 

 

4.「仕訳転送」画面が表示されますので必要な場合は「付箋」の設定を行い、「OK」ボタンを

クリックします。

 

 

5.転送処理が完了しますと下記画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

選択した工事について完成工事原価(製造原価)の振替仕訳が作成されます。

 

 

※選択された工事の「未成工事支出金」科目の残高がない場合は、振替仕訳を作成できません。

 この場合、「帳簿」画面より該当の工事で入力した仕訳をご確認ください。

 

 

6.振替仕訳が作成されますと、[完成振替]欄は「振替済」と表示されます。

 画面右上の[終了]ボタンをクリックして、画面を終了します。

 

 

7.「帳簿」→「簡易振替伝票入力」など帳簿画面にて作成された仕訳をご確認ください

※「完成工事原価振替仕転送」より転送された仕訳は「マーク」欄にが生成されます。

 

 

 

※※仕訳転送をやり直す場合※※

 

仕訳転送した後、設定内容を変更し再度仕訳転送すると、下記の確認画面が表示されます。

 [はい]をクリックすると、前回仕訳転送した振替仕訳は全て削除され、現在の設定内容で仕訳転送されます。

[いいえ]をクリックすると、仕訳転送処理をキャンセルし、前回の振替仕訳も削除されません。

 

 

 

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