前年度以前の年末調整の際に「保険料控除申告書入力」に入力した保険料申告書情報がある場合は、そちらの情報を取り込みできます。
※前年度以前とは
前年度に「保険料控除申告書入力」に入力された情報があれば、こちらの情報が取り込みされます。
もし、前年度には入力が無く、前々年度に「保険料控除申告書入力」に入力された情報があれば、前々年度の情報が取り込みされます。
<操作手順>
1.「年調」→「保険料控除申告書入力」を開きます。
2. 「保険料控除申告書入力」画面上部の[取込]ボタンをクリックし、[前年取込]を選択します。
3.「取込対象選択」画面が開きます。こちらで、取り込む情報を選択できます。
取り込み対象の社員は、『全社員』と『選択中の社員』から選択できます。
・全社員
前年度に保険料控除申告書の登録がある社員全員に対して一括で、保険料控除申告書情報が取り込まれます。
・選択中の社員
現在選択中の社員のみ、前年度の保険料控除申告書情報が取り込まれます。前年度以前の取り込みたい保険料申告書情報を確認します。
また、取り込む各項目の初期値は以下のようになっています。
取り込む内容を変更する場合は、チェックマークの変更を行います。
(ア)社会保険料控除の情報は取り込まない:チェックマーク有り(取込されません)
(イ)小規模企業共済等掛金控除の情報は取り込まない:チェックマーク無し(取込されます)
※確定処理をしていない社員の情報のみ取り込まれます。
(ウ)取り込む内容を確認したら、画面下部の[取込]ボタンをクリックします。
4.前年度以前の情報が取り込みされます。もし、今年度の情報が異なる場合は修正を行います。
※ 「小規模企業共済等掛金控除」について
平成29年分までは、「個人型及び企業型年金加入者掛金」に個人型年金と企業型年金いずれかの保険料を入力するようになっていました。
平成30年分からは、個人型年金と企業型年金でそれぞれ別の欄に分けられています。
こちらの変更には、「給料王19 平成30年年末調整対応版」以降の製品で対応しています。
「給料王19」以前の旧製品から最新の給料王にデータコンバートして、小規模企業共済等掛金控除の情報を取り込んだ場合は、保険料額が初期値で「確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金」欄に取り込まれます。
企業型年金に該当する場合は、手入力にて保険料の入れ直しを行います。