MoneyLinkで取得したWeb明細を異なるパソコンにインストールされている会計製品へ取り込むには、「Web明細帳持出ファイル」にてやりとりを行います。
このファイルにはMoneyLinkより取得したWeb明細帳の明細情報が含まれますが、金融機関の認証情報などは含まれませんのでご安心ください。
※持出ファイルを作成したパソコンの会計製品にて「Web明細帳持出ファイル」の受入はできません。
A.Web明細帳を出力する方法
出力対象は、現在ログインしている利用者が所有するWeb明細帳となります。
あらかじめ下記方法で対象利用者が選択されていることを確認します。
1.メイン画面右上のログイン中の利用者を確認します。
該当の利用者が選択されていない場合は手順2へ、選択されている場合は手順5へお進みください。
2.メイン画面右上に表示されているログイン中の利用者をクリックし、[ログアウト]をクリックします。
3.該当する利用者の「利用者ID」「パスワード」を入力し、[ログイン]をクリックします。
4.該当の利用者でログインされていることを確認します。
5.メイン画面左上の[Web明細帳持出]をクリックします。
6.明細を出力するWeb明細帳にチェックが入っていることを確認します。
7.出力先の[参照]をクリックします。
8.「ファイルの場所」欄の[▼]ボタンをクリックし、保存先をクリックします。
9.「ファイルの場所」が手順8にて指定した保存場所に変わったことを確認します。
ファイル名は自動表示されますが、変更する場合は直接任意のファイル名に変更後、画面右下の[保存]ボタンをクリックします(通常は変更する必要はありません)。
10.「Web明細帳持出」画面に戻ります。「出力先」に手順8~9で指定した「ファイルの場所」「ファイル名」が表示されていることを確認します。
11.Web明細帳持出ファイルにパスワードをつける場合は、「Web明細帳持出ファイルにパスワード設定」を選択し(図:ア)、「パスワード」「パスワード確認」へ任意のパスワードを設定します。
12.Web明細帳持出ファイルをメールで送信する場合は、「メールとして送信」を選択し(図:ア)、「件名」「宛先」を設定することで、Web明細帳持出ファイルの出力後、メールソフトを起動することができます。
13.画面下の[OK]をクリックします。
14.「Web明細帳持出ファイルを作成しました。」のメッセージが表示されましたら、[OK]をクリックします。
15.手順8で指定した外部メディアを安全に取り外し、会計製品がインストールされているパソコンにてWeb明細帳持出ファイルを取り込みます。
詳しくは、B.Web明細帳を会計製品に取り込む方法をご参照ください。
B.Web明細帳を会計製品に取り込む方法
※会計製品がインストールされているパソコンで操作を行います。
1.Web明細帳持出ファイルが保存されている外部メディアを会計製品がインストールされているパソコンにセットします。
2.会計製品を起動し、「帳簿」→「MoneyLink明細取込」を開きます。
※下のメッセージが表示される場合は[OK]をクリックします。
3.画面中央上の[明細取込]→[Web明細帳持出ファイルから明細を取り込む]をクリックします。
4.[参照]をクリックします。
5.Web明細帳ファイルが保存されている場所、復元するファイルを選択し、画面右下の[開く]をクリックします。
6.画面下の[実行]をクリックします。
7.下のメッセージは[OK]をクリックします。
8.会計製品に取り込むWeb明細帳にチェックがついていることを確認し(図:ア)、[設定]をクリックします(図:イ)。
【仕訳登録時に取込辞書を自動で更新する】
仕訳登録した内容が明細取込辞書の取込ルールとして反映されます。辞書が改訂されていきますので、より期待通りに自動仕訳されやすくなります。
通常はチェックがONになります。辞書に反映させたくない場合はOFFにします。
【AIによる自動推測を行う】
明細を取り込む際にインターネットを介して学習型プログラム(AI)が類似の取引内容を探索し、科目を自動推測して仕訳候補を作成します。
通常はチェックがONになります。自動推測されたくない場合はOFFにします。
9.取込方法を選択します。
(ア)仕訳未登録の明細を仕訳候補として取り込む
MoneyLinkから持ち出しされた明細の内、帳簿に仕訳として登録されていない明細のみに絞って取り込む場合に選択します。
また、会計期間外の取引も取り込む場合は[会計期間外の取引も取り込む]にチェックをつけます。
(イ)指定した期間内の明細を仕訳候補として取り込む
MoneyLinkから持ち出しされた明細の内、期間を指定して取り込む場合に選択します。
仕訳の登録の有無に関わらず、ここで指定した期間に該当する明細を全て会計製品に取り込みます。
過去に「取込対象期間」に指定したことがある場合は、「取込対象期間」の開始日(左側)は前回取り込んだ期間の終了日が自動表示されます。
10.画面下の[実行]をクリックすると、下の確認画面が表示されます。
取り込みを開始する場合は[はい]を、取り込みを取り消す場合は[いいえ]をクリックします。
11.「明細の取り込みが完了しました。」のメッセージが表示されたら、完了です。[OK]をクリックします。
12.「Web明細帳」の▼をクリックし、MoneyLinkから持ち出したWeb明細帳が取り込まれていることをご確認ください。
※※ご注意ください※※
本手順だけでは、MoneyLinkから取得した金融機関等の取引明細を帳簿メニューに反映されておりません。
MoneyLinkから取得した金融機関等の取引明細を帳簿メニューに反映させるためにはこちらのQ&Aをご参照いただき、取り込みを行ってください。