2023年10月1日より施行される「インボイス制度」に伴い、弊社会計製品をご利用のお客様からのご質問についてご案内いたします。
なお、
・「インボイス」への登録申請方法がわからない
・自社が「インボイス」の登録申請をするべきかどうかわからない など
インボイス制度についてご不明な点につきましては、恐れ入りますが、国税庁のホームページをご参照いただくか、国税庁インボイスコールセンターや所轄の税務署へご相談・お尋ねくださいますようお願い申し上げます。
特集 インボイス制度 (nta.go.jp) ※外部サイトにリンクします
インボイス制度の概要|国税庁 (nta.go.jp) ※外部サイトにリンクします
【登録編】
Q.インボイス制度の登録番号(適格請求書発行事業者登録番号)を会計製品に登録したい
会計製品では、自社や取引先の適格請求書発行事業者登録番号を登録しなくても帳簿入力や総勘定元帳、仕訳日記帳、合計残高試算表、決算書の作成はできます。
自社の適格請求書発行事業者登録番号を会計製品に登録される場合は、「導入」→「事業所・消費税情報設定」の「事業所情報」の「備考」欄にご入力ください。
また、取引先の適格請求書発行事業者登録番号につきましては、「簡易振替伝票入力」や「元帳」等の帳簿入力画面より仕訳入力時に「摘要」「補助摘要」欄へご入力ください。
Q.インボイス制度に対応した会計製品に切り替えたい
インボイス制度への対応は最新の22シリーズにて順次開始しております。
21シリーズ以前の製品をご利用のお客様は22シリーズへお切り替えいただくことで、インボイス制度に対応した経理処理ができるようになります。
インボイス制度に伴い会計製品の経理処理方法につきましては、インボイス導入ガイドブックをあわせてご参照くださいませ。
Q.インボイスの登録申請方法がわからない場合は?
Q.自社がインボイスの登録申請をするべきかどうかわからない場合は?
Q.インボイス制度がわからない場合
・「インボイス」への登録申請方法がわからない
・自社が「インボイス」の登録申請をするべきかどうかわからない など
インボイス制度についてご不明な点につきましては、恐れ入りますが、国税庁のホームページをご参照いただくか、国税庁インボイスコールセンターや所轄の税務署へご相談・お尋ねへくださいますようお願い申し上げます。
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Q.インボイス制度に伴い、期中に消費税の課税事業者になる場合は何か設定が必要ですか?
2023(令和5)年10月1日から開始するインボイス制度に伴い、会計王22シリーズの「オンラインアップデート」より最新のプログラムをインストールしていただくことで、「導入」→「事業所・消費税情報設定」の「消費税計算対象期間設定」より、会計期間の途中から消費税の課税事業者になった場合の設定ができるようになります。
詳しくはこちらの手順をご参照ください。
※本操作は、期中から消費税の課税事業者になる方のみ必要な操作です。
消費税の免税事業者または会計期間の期首から消費税の課税事業者である場合は、事前操作は不要です。
また日々の取引を入力する上で、2023年10月1日~2029年9月30日までの期間中に消費税の免税事業者から課税仕入れを行った場合は、「簡易振替伝票入力」や「元帳」等の帳簿入力画面に追加された「経過」欄で「控除80%」や「控除50%」を選択することで経過措置の取引を入力することができます。
インボイス制度への対応に伴う、会計製品のご利用方法につきましては、インボイス導入ガイドブックをご参照くださいませ。
Q.インボイス制度に伴い、期首から消費税の課税事業者の場合は何か設定が必要ですか?
会計期間の期首から消費税の課税事業者である場合は、インボイス制度に伴う設定は特にございません。
また日々の取引を入力する上で、2023年10月1日~2029年9月30日までの期間中に消費税の免税事業者から課税仕入れを行った場合は、「簡易振替伝票入力」や「元帳」等の帳簿入力画面に追加された「経過」欄で「控除80%」や「控除50%」を選択することで経過措置の取引を入力することができます。
インボイス制度への対応に伴う、会計製品のご利用方法につきましては、インボイス導入ガイドブックをご参照くださいませ。
【入力編】
Q.取引先がインボイス発行事業者ではない場合の入力方法は?
インボイス制度開始後、消費税の免税事業者等からの課税仕入取引がある場合、「簡易振替伝票入力」や「元帳」等の帳簿入力画面に追加された「経過」欄で「控除80%」や「控除50%」を選択することで経過措置対象仕訳を登録できます。
※「らくらく仕訳入力」には「経過」欄がありません。
インボイス発行事業者ではない取引先からの仕入等があった場合は、「らくらく仕訳入力」から仕訳登録後、「帳簿」→「簡易振替伝票入力」より対象仕訳の「経過」欄より「控除80%」や「控除50%」をご選択ください。
※本経過措置は2023年10月1日~2029年9月30日までの取引について適用できます。
※取引先から発行された請求書がインボイスに該当するかご不明な場合は、提出先の税務署にご相談ください。
※「経過」欄がご利用いただける消費税区分は下記の通りです。
21:仕入(課税売上)
22:仕入(非課税売上)
23:仕入(共通)
25:仕入返還(課税売上)
26:仕入返還(非課税売上)
27:仕入返還(共通)
Q.インボイス発行事業者からの仕入等があった場合の入力方法は?
入力時に「簡易振替伝票入力」や「元帳」等の帳簿入力画面に追加された「経過」欄にて「指定なし」を選択します。
※「らくらく仕訳入力」には「経過」欄がありません。インボイス発行事業者からの仕入等があった場合は、特に設定は必要ございません。
※取引先から発行された請求書がインボイスに該当するかご不明な場合は、提出先の税務署にご相談ください。
Q.消費税の免税期間中の仕訳に消費税率が表示される
2023(令和5)年10月1日から開始したインボイス制度に伴い、「導入」→「事業所・消費税情報設定」にて「消費税計算対象期間設定」をした場合、「消費税の計算対象となる開始日」以前の取引日付の仕訳にも消費税率が表示されますが、「消費税申告書作成」「消費税集計一覧表」「消費税集計表」機能では消費税の集計対象に含まれませんのでご安心ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
【その他】
【New!】Q.「2割特例」に対応していますか?
最新の22シリーズ(令和5年インボイス対応版)にて対応しております(プログラムのご提供に際してはバリューサポートにご契約いただいているお客様が対象となります)。
令和5年10月1日以降終了課税期間分の消費税申告書につきましては、「消費税」→「消費税申告書作成」にて「「2割特例」を適用して消費税の申告をする」にチェックをつけて[集計開始]ボタンをクリックして進み、表示されるメッセージにて[はい]をご選択していただくことで、2割特例に対応した消費税申告書を作成することができます。
弊社ホームページより22シリーズの「令和5年インボイス対応版」をダウンロード・インストールする方法につきましては、下記をご参照ください。
Q.22シリーズ(令和5年インボイス対応版)のダウンロード方法
【New!】Q.「少額特例」「自動販売機特例」「古物商特例」に該当する仕訳の入力方法は?
「簡易振替伝票入力」や「元帳」等の帳簿入力画面に追加された「経過」欄にて「指定なし」を選択します。
また、必要に応じて「摘要」「補助摘要」「メモ」欄に以下のように入力します。
【少額特例】・・・・・・「少額特例」と入力します。
【自動販売機特例】・・・「自動販売機特例」と入力します。
【古物商特例】・・・・・「古物商特例」と入力し、あわせて古物の品目名を入力します。
※古物台帳に必要な情報を記載されている場合
<少額特例の入力例>
Q.会計製品でインボイス制度に対応した請求書や領収書を発行することはできますか?
会計製品では請求書や領収書を発行することはできません。
「販売王22」「販売王22販売・仕入・在庫」にて、インボイス制度に対応した請求書や領収書を発行することができます。
「販売王22」についてはこちらをご参照くださいませ。
「販売王22販売・仕入・在庫」についてはこちらをご参照くださいませ。
Q.インボイス王について聞きたい
インボイス王はインボイス制度に 対応した適格請求書※等の 発行・受け取りができるアプリケーションです。
※ 適格請求書等とは?
請求書のみならず、領収書、納品書、見積書、発注書、仕入れ明細書など…売り手が買い手に対し正確な適用税率や消費税率等を伝える手段
インボイス王に関するお問い合わせにつきましてはインボイス王 よくあるご質問に掲載されているQ&Aをご参照いただくか、インボイス王 よくあるご質問画面の右上にございます「お問い合わせ」よりメールにてお問い合わせください(お電話でのサポートは行っておりません)。