締め日に発行する請求書をインボイスとされている場合、得意先の税計算タイミングを「締め時一括」に設定し、「請求締切」画面で締め日に請求書を発行するタイミングで、消費税額を計上します。この場合、「売上入力」、「納品請求処理」画面から伝票単位で印刷する納品書や請求書に消費税額は計上されず、「合計」欄に税抜金額が印字されます。
「合計」欄の税抜金額が請求金額になると誤解されないように、納品書や請求書の欄外にメッセージを追加して、締め時に消費税が一括して計上されることを明記することも可能です。
<操作方法>
「帳票フリーレイアウタ」にて伝票単位で印刷する納品書や請求書の帳票を編集し、メッセージを追加する方法となります。下記の操作方法についてお試しください。
1.ダイレクトメニューの「ツール」-「帳票フリーレイアウタ」を開きます。
「帳票選択」画面が表示されます。編集する納品書を選択して、画面右下の[開く]ボタンをクリックします。
例として、請求書/納品書を開きます。
2.「帳票フリーレイアウタ」画面に請求書/納品書の帳票が表示されます。
「固定文字項目追加」によりメッセージを追加します。
(1)画面左上の「項目」-「固定文字項目追加」をクリックします。
(2)メッセージを記載する部分にカーソルを移動して、左クリックしたままマウスを右へ移動し、項目の幅を決めて、左クリックを離します。
(3)「固定文字列設定」画面が表示されます。「文字列」にメッセージの内容を入力して、[設定]ボタンをクリックします。
例として、「※ 消費税は請求時に一括します。」というメッセージを入力しています。
(4)帳票のレイアウトに、入力したメッセージが追加されます。
3.編集した完了しましたら、帳票を保存します。
(ア)初めて保存する場合
オリジナルの帳票に上書きで「保存」することは出来ません(「保存」にマスクがかかってクリックできないようになっています)。この場合は「別名保存」を行います。
メニューバーの「ファイル」-「別名保存」をクリックして、既存の帳票名と区別がつくよう分かりやすい名前に変更してから[保存(F12)]ボタンをクリックしてください。
(イ)「別名保存」したことのある帳票を上書きで保存する場合
メニューバー「ファイル」-「保存」をクリックすると、上書きで保存されます。
※メニューバー「ファイル」-「別名保存」をクリックして、さらに別の帳票として保存することも可能です。
4.「帳票フリーレイアウタ」画面は、「ファイル」-「終了」をクリックして閉じます。
「印刷」画面の「印刷様式」にて今回作成した納品書や請求書を選択し、印刷をお試しください。