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Q.総額表示端数処理の廃止対応について

対象製品
販売王22以降
販売王22販売・仕入・在庫以降

 

 

税込価格の表示を行う総額表示義務の経過措置(総額表示端数処理特例)が、2023年9月30日に終了します。

また、インボイス制度では「総額表示端数処理特例」を使用する場合に相当する消費税算出を行う必要があります。

そのため、「総額表示端数処理特例の廃止」、「総額表示端数処理特例相当の税計算設定」に対応します。

 

販売王では、総額表示端数処理特例の設定項目を設けています。

 

当該設定を行った「税込の取引」は、取引の明細単位に消費税相当額を算出してそれを積み上げるのではなく、取引全体の金額から消費税相当額を算出します。

 

■「インボイスの税込税計算」とは

 

インボイスの記載事項として、消費税額に端数が生じる場合は、1つのインボイスにつき税率ごとに1回の端数処理とする必要があります。

「インボイス税込税計算を使用する」と設定した税込の取引は、取引の明細単位に消費税相当額を算出してそれを積みあげるのではなく、取引全体の金額から消費税相当額を算出します。

「インボイス税込税計算」を使用する設定の場合、伝票入力時に上記の設定を切り替えることができます。

 

 

【販売管理側】

 

ダイレクトメニュー「導入」→「自社情報設定」→「適格請求書の設定(インボイス)」の「登録番号」に記載がある場合は、「インボイス税込取引設定」-「販売時に「インボイス税込税計算」を使用する」に自動でチェックが入ります。

 

「インボイス税込取引設定」-「販売時に「インボイス税込税計算」を使用する」にチェックが入っている状態で、販売管理側の伝票入力画面(見積入力・受注入力・売上入力)で、伝票日付を2023年10月1日以降に設定すると、「インボイス税込税計算を使用する」に自動でチェックが入ります。

※2023年10月1日以前の伝票でもチェックを入れることで、インボイス税込税計算 相当の計算を行います。

 

 

 

【仕入管理側】

 

ダイレクトメニュー「台帳」→「仕入先登録」→「適格請求書の設定(インボイス)」の「適格請求書発行事業者」にチェックが付いている場合は、「インボイス税込取引設定」-「仕入時に「インボイス税込税計算」を使用する」に自動でチェックが入ります。

 

「インボイス税込取引設定」-「仕入時に「インボイス税込税計算」を使用する」にチェックが入っている状態で、仕入管理側の伝票入力画面(発注入力・仕入入力)で、該当の仕入先の伝票日付を2023年10月1日以降に設定すると、「インボイス税込税計算を使用する」に自動でチェックが入ります。

※2023年10月1日以前の伝票でもチェックを入れることで、インボイス税込税計算 相当の計算を行います。

 

 

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