給料王の起動時に「給料王の起動に失敗しました。データベースが何らかの理由で使用されている可能性があります。」というメッセージが表示される場合には、給料王を起動する際に必要なファイルに圧縮がかかっている可能性があります。
以下の操作を行い、再度給料王が起動できるかお試しください。
<事前準備>
圧縮の解除をする場合は、現在使用中のSQL Serverを停止します。
以下の操作について、給料王19の場合は、「Microsoft SQL Server 2012」について操作を行います。
製品、パソコン環境により、「Microsoft SQL Server 2012」がなく、「Microsoft SQL Server 2008R2」のみの場合は、
「Microsoft SQL Server 2008R2」を選択します。
給料王19は「Microsoft SQL Server 2012」がインストールされ、インスタンス名の初期値は「SORIMACHI2012」になります。
給料王18は「Microsoft SQL Server 2008R2」がインストールされ、インスタンス名の初期値は「SORIMACHI2008」になります。
以下は、「Microsoft SQL Server2012」の「SORIMACHI2012」のインスタンスについて操作をしています。
A.WindowsVista/7の場合
1.「スタート」→「すべてのプログラム」→「Microsoft SQL Server2012」を選択します。
2.1番で確認した「SQLServer」(図:ア)→「構成ツール」(図:イ)→「SQLServer構成マネージャー」(図:ウ)を選択します。
3.「ユーザーアカウント制御」画面等表示された場合は、[はい]または「許可」を選択します。
4.画面左上の「SQL Serverのサービス」をクリックします。
5.画面右側に表示される【名前】で、SQL Serverのインスタンス名を確認します。
「SQL Server(インスタンス名)」と表示されます。
下記の画像では、インスタンス名は「SORIMACHI2012」となります。
6.こちらが「実行」されている場合は、右クリック→「停止」を選択します。
B.Windows8.1/8の場合(8は18シリーズのみ)
1.パソコンの右上の隅にマウスカーソルを移動させてチャームを表示し、「検索」をクリックします。
2.検索窓に、半角で「SQL」と入力します。
3.左側に表示される検索結果から、「SQL Server構成マネージャー」をクリックします。
4.Aの手順3番から6番の操作を行ってください。
C.Windows10の場合
1.キーボードの「Windows」キー+「S」キーを押します。
2.「ここに入力して検索」欄に「コントロールパネル」と入力し、Enterキーを押します。
「最も一致する検索結果」の「コントロールパネル」をクリックします。
3.画面右上の「表示方法」を「カテゴリ」表示としていただき、「システムとセキュリティ」を選択します。
4.「管理ツール」をクリックします。
5.「サービス」を選択します。
6.画面右側に表示される【名前】で、SQL Serverのインスタンス名を確認します。
「SQL Server(インスタンス名)」と表示されます。
下記の画像では、インスタンス名は「SORIMACHI2012」となります。
こちらが実行中の場合は、「右クリック」→「停止」を選択します。
<操作手順>
A.「C:¥Program Data¥Sorimachi¥Psl○○」のフォルダーを開き、データベースファイルが圧縮されていないか確認します。
※お使いのパソコンがWindowsXPの場合(18シリーズ以前のみ)は、操作手順が異なります。
後述の(ウ)WindowsXPの場合をお試しください。
1.キーボードの「Windows」キー(旗のマークのキー)を押しながら「E」キーを押して「エクスプローラー」を開きます。
お使いのパソコンがWindows10の場合は、画面左より「PC」をクリックします。
Windows8/8.1/7/Vistaの場合(8は18シリーズ以前のみ)は2.へ進みます。
2.表示画面の右側にある末尾に「(C:)」の記述のあるドライブを開きます。
例:ローカルディスク(C)
3.「Program Data」フォルダーを開きます。
※もし、Cドライブ内に「Program Data」フォルダーが表示されていない場合は、以下の操作を行ってください。
(ア)Windows10/8/8.1の場合(8は18シリーズのみ)
a:画面左上にある「表示」タブを選択し、右上に表示されます『隠しファイル』欄にチェックマークを入れます。
b:Cドライブ内に、薄くなったフォルダーで「Program Data」が表示されているかご確認ください。
(イ)Windows7/Vistaの場合
a:画面左上の「整理▼」をクリックし、「フォルダーと検索のオプション」をクリックします。
b:「フォルダーオプション」画面が開きましたら、左上の「表示」タブをクリックします。
c:【詳細設定】内の、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックマークを入れます。
d:画面右下の[適用]ボタンをクリック後、[OK]ボタンをクリックします。
e:Cドライブ内に、薄くなったフォルダーで「Program Data」が表示されているかご確認いただき、4番以降の操作を行ってください。
(ウ)WindowsXPの場合(18シリーズのみ)
a:キーボードの「Windows」キー(旗のマークのキー)を押しながら「E」キーを押して「エクスプローラー」を開きます。
b:.画面左より「マイコンピューター」をクリックします。
c:表示画面の右側にある末尾に「(C:)」の記述のあるドライブを開きます。
例:ローカルディスク(C)
d:「Documents and Settings」→「All Users」の順にフォルダーを開きます。
e:「Application Data」フォルダーを開きます。
※もし、「Application Data」フォルダーが表示されていない場合は、以下の操作を行ってください。
(ア)画面上部のメニューバーより「ツール」をクリックし、「フォルダ オプション」を開きます。
(イ)「フォルダ オプション」画面が開きましたら、左上の「表示」タブをクリックします。
(ウ)【詳細設定】内の、「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックマークを入れます。
(エ)画面右下の[適用]ボタンをクリック後、[OK]ボタンをクリックします。
(オ)Cドライブ内に、薄くなったフォルダーで「Application Data」が表示されているかご確認ください。
4.「Sorimachi」フォルダーを開きます。
5.「PSL○○」フォルダーを確認します。「PSL○○」フォルダーに圧縮がかかっている場合(青字で表示されます)、または圧縮のマークがついている場合は、以下の操作を行います。
図1:Windows10の場合
・・・圧縮のマーク(右上に青い矢印がつきます)
図2:Windows7の場合
・・・圧縮されていると青字になります。
6.フォルダの中身を開いていただき、ファイル名の文字色が青くなっていた場合また圧縮のマークがついている場合は、ファイル自体が圧縮されています。
ファイルの上で右クリックし、「プロパティ」を選択します。
7.「プロパティ」画面が開きましたら、右下の[詳細設定]ボタンをクリックします。
8. 「圧縮属性または暗号化属性」の以下にある「□内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックマークがついていましたら、はずします。
9.画面下の[OK]をクリックします。
10.「プロパティ」画面に戻ります。
画面下の[OK]をクリックしますと圧縮解除が始まります。
※圧縮解除操作は時間のかかる操作となります。解除完了までパソコンの電源は落とさないようにお願いします。
11.全てのファイル名の文字色が青色から黒色に変わる、または圧縮のマークが外れましたら、「エクスプローラー」画面は終了します。
※5番で「PSL○○」フォルダーも圧縮されている場合は、6番から10番 の操作を行ってください。
上記操作にて、圧縮解除が終わりましたら、給料王が起動できるかご確認ください。