伝票入力画面において、重要な項目の幅が足りずに文字が見切れてしまう場合など、項目の幅を任意に調整することができます。
また、変更した内容は自動的に保存されますので、次に画面を呼び出した際には調整した項目幅で表示がされます。
項目幅の調整は以下のメニューで行えます。
「見積入力」、「受注入力」、「売上入力」、「発注入力」、「仕入入力」
※「発注入力」、「仕入入力」は『販売王XX販売・仕入・在庫』のみの機能です。
A.機能解説
1.項目幅の変更
伝票明細部のタイトル項目の幅を調整することができます。
マウスの左クリックをしたまま、項目のセパレーターを動かします。
2.項目幅を縮める場合の注意事項
項目幅を縮めることによって文字が欠ける場合がございますのでご注意ください。
この場合は、項目幅を適正なサイズに広げてお使いください。
3.変更できる部分、できない部分
項目幅が変更できる部分とできない部分があります。
(ア)色分けによる変更箇所
変更できる部分は青色、できない部分は赤色で区分けすると、下図の通りとなります。
(イ)画面に横スクロールバーが表示されている場合
横スクロールバーが表示されている画面の場合、スクロールバーの左端にあたる箇所は変更できません。
(ウ)非表示項目がある場合
項目間に「非表示」の列がある場合、そのセパレーターは正常に変更できないことがあります。
例)「規格・型番」「カラー」「サイズ」を「使用しない」設定にすると、売上入力(3段表示)において、「商品コード」と「数量」の間、「商品名」と「受注残数」の間、「箱数」と「単位」の間はスムーズに動かすことができません。
※「規格・型番」「カラー」「サイズ」を使用する設定
※「規格・型番」「カラー」「サイズ」を使用しない設定
B.設定変更例
1.項目幅を変更したい画面を表示します。※ここでは「売上入力」画面を表示します。
2.項目の幅を以下のように変更します。
例)「商品名」の表示幅を広げたい。
(ア)「番号」と「商品コード」の間のセパレーターにカーソルを合わせ、左クリックしたままマウスを左に動かし、希望の幅になりましたらクリックを離します。
(イ)「商品コード」と「規格・型番」の間のセパレーターにカーソルを合わせ、左クリックをしたまま右に動かし、希望の幅になりましたらクリックを離します。
結果、「番号」/「区分」/「倉庫」の項目幅と、「規格・型番」/「カラー」/「サイズ」の項目幅が狭まり、「商品名」(同時に「商品コード/「箱数」も)の項目幅が広がりました。
C.設定を初期化する方法
項目幅の設定を初期化したいときは、「機能設定」より明細行の表示を変更します。
1.伝票入力画面を開きます。
2.キーボードのShiftキーを押した状態で、画面右上の[機能]をクリックします。
3.「機能設定」画面が表示されます。
4.画面の一番下にある「明細行の表示」を、現在選択中のものと異なる表示方法に変更します。
5.[設定]ボタンをクリックします。
6.表示方法が変更されますので、再度キーボードのShiftキーを押した状態で、画面右上の[機能]をクリックします。
7.「機能設定」画面が表示されます。
8.画面の一番下にある「明細行の表示」を、最初に設定されていた表示方法に戻します。
9.[設定]ボタンをクリックしていただき、項目の幅が初期化されていることをご確認ください。
D.保存される単位について
変更した項目幅につきましては、Windowsのログインユーザーごとに保存されます。
そのため、ピア・ツー・ピアやLANパックで運用されている場合、ホストで変更した項目幅の設定はクライアントには反映しませんのでご注意ください。
項目幅は以下の表示方法をご利用いただいている場合に保存されます。
「3段表示」、「2段簡易表示」
※「2段表示」をご利用の場合は、入力画面を開きなおすと初期の幅に戻ります。
項目幅の設定は「ドキュメント」内の製品フォルダーにある『LocalEnv』ファイルに保存されます。
※削除はしないでください。