データバックアップとは、入力ミスなどで前の状態に戻したい場合、ハードディスクが壊れてしまった場合や、Windowsがフリーズしてデータが壊れた場合などのトラブルに備えて、データの複製(控え)を取っておく処理です。
このように万が一のための重要なデータバックアップや一括データバックアップを取り忘れることのないよう、日々自動的にデータバックアップが行われるように設定することができます。
注意:自動バックアップは通常ハードディスクに行われるため、ハードディスクの破損などがあった場合にはバックアップファイルごと使用できなくなってしまう可能性があります。
製品をご使用の都度、重要なタイミングでのデータバックアップもしくは一括データバックアップはお客様ご自身で行ってください。
なお、その際は不測の事態に備えて、外部メディア(USBメモリ等)に保存していただくことをお勧めします。
※通常の一括データバックアップの方法についてはこちらをご参照ください。
※通常のデータバックアップの方法についてはこちらをご参照ください。
<操作手順>
1.ダイレクトメニューから「ファイル」→「環境設定」を開き、「システム」タブをクリックします。
※終了時に確認メッセージを表示する…
チェックを付けておくと、製品の終了時に以下のメッセージが表示されます。チェックを付けておくと便利です。
[はい]をクリックすると、製品が終了します。
[いいえ]をクリックすると、製品は終了されません。
2.「□終了時にデータを保存する」(下図:ア)にチェックを入れます。
保存方法(下図:イ・ウ・エ)を指定した後に[設定]ボタンをクリックすることで設定完了です。
(ア)「終了時にデータを保存する」について
a:「終了時にデータを保存する」にチェックONの場合・・・製品の終了時に下記(イ)で設定した方法にてバックアップを保存します(バックアップ対象は現在選択中のデータに限ります)。
b:「終了時にデータを保存する」のチェックOFFの場合・・・製品の終了時にバックアップを保存しません。定期的に、「ファイル」→「データバックアップ」画面より、会計データのバックアップを外部メディア等に保存してください。
(イ)「保存方法」について
- 「手動で保存する」を選択した場合
a:製品の終了時に下図確認画面が表示される場合は、 [はい]をクリックします。
b:バックアップ処理確認画面が表示されますので、[OK]をクリックします。
※次回以降、メッセージを表示させたくない場合は「□次回からこの確認メッセージを表示しない」にチェックを入れ、[OK]をクリックしてください。
c:「データバックアップ」画面が表示されますので、バックアップを保存してください。
- 「自動で保存する」を選択した場合
※製品とバージョンによりフォルダー名が異なります。
会計王の場合・・・〔AccStdXX〕
みんなの青色申告の場合・・・〔AccPerXX〕
会計王NPO法人スタイルの場合・・・〔AccNpoXX〕
会計王介護事業所スタイルの場合・・・〔AccCarXX〕
製品の終了時に、「保存先フォルダー」で指定した保存先に自動的にバックアップを行います(製品を終了する都度行います)。
[参照]ボタンより保存先を変更することもできます。
※自動バックアップで作成されるバックアップデータのファイル名は製品とバージョンにより異なります。
会計王の場合・・・〔AccStdXXExp_事業所名XXXX年XX月決算(XXXXXXXX).ACCSTDXXBK〕
みんなの青色申告の場合・・・〔AccPerXXExp_事業所名XXXX年XX月決算(XXXXXXXX).ACCPERXXBK〕
会計王NPO法人スタイルの場合・・・〔AccNpoXXExp_事業所名XXXX年XX月決算(XXXXXXXX).ACCNPOXXBK〕
会計王介護事業所スタイルの場合・・・〔AccCarXXExp_事業所名XXXX年XX月決算(XXXXXXXX).ACCCARXXBK〕
(XXXXXXXX)はバックアップを行った日付が入ります。
また、[過去○日分を保存する]に任意の日数(最大30日分)を入力することにより、入力した日数分のファイル数を超えた時には、古い日付のデータファイルから削除されます。
「過去3日分を保存する」を選択した場合のイメージ
10/4 9:00 製品起動
9:10 製品終了 10/4自動バックアップ
10/5 10:00 製品起動
12:00 製品終了 10/5自動バックアップ
16:00 製品起動
17:00 製品終了 10/5自動バックアップ上書き
10/9 9:00 製品起動
12:50 製品終了 10/9自動バックアップ
10/10 10:00 製品起動
10:30 製品終了 10/10自動バックアップ
※この時点で10/4の自動バックアップ削除
10/10自動バックアップの時点で3日分よりも前のバックアップデータファイルを削除するため、
10/4のバックアップデータファイルが削除されます。
経過日数ではなく製品を使用した日数で管理するため、10/5分までは削除されずに残ります。
a:設定完了後、製品終了時に下図確認画面が表示される場合は、[はい]をクリックします。
b:バックアップ処理確認画面が表示されますので、[OK]をクリックします。
※次回以降、メッセージを表示させたくない場合は「□次回からこの確認メッセージを表示しない」にチェックを入れ、[OK]をクリックしてください。
※「バックアップデータを「ソリマチ安心データバンク」にも保存する」にチェックをつけますと、出力されたバックアップファイルを「ソリマチ安心データバンク」へ保存することができます。「ソリマチ安心データバンク」へ保存したバックアップファイルは、ネットワークが繋がっている環境であれば、いつでも取り出すことが可能です。
(ウ)「バックアップデータを「ソリマチ安心データバンク」にも保存する」について
出力されたバックアップファイルを「ソリマチ安心データバンク」へ保存することができます。「ソリマチ安心データバンク」へ保存したバックアップファイルは、ネットワークが繋がっている環境であれば、いつでも取り出すことが可能です。
(エ)「個人番号(マイナンバー)をバックアップに含める」について
「個人番号(マイナンバー)をバックアップに含める」にチェックをつけますと、個人事業のデータの場合に「導入」→「事業所・消費税情報設定」で設定した個人番号(マイナンバー)をバックアップファイルに含めて保存します。
個人番号(マイナンバー)をバックアップファイルに含めたくない場合はチェックを外します。
※マイナンバーは暗号化されますが、取り扱いには十分ご注意ください。