勘定科目に補助科目を作成することで、各科目の内訳が作成できます。
普通預金を口座ごとに残高把握したい場合や、売掛金や買掛金を得意先や仕入先ごとに残高把握したい場合などに使用します。
<操作手順>
例:普通預金の補助科目として「ソリマチ銀行」を作成する場合
1.「導入」→「勘定科目設定」を開きます。
2.補助科目を作成したい勘定科目(例では「普通預金」)をクリックし、画面上の[新規補助]ボタンをクリックします。
※なお、旧会計基準のデータは、以下の名称タブで表示されます。
3.「普通預金」科目の下に1行挿入されますのでこちらに〔コード〕、補助科目の〔正式名称〕と〔略式名称〕、〔イニシャルキー〕を入力します。
補助科目名称は全角15文字まで入力可能です。入力文字は赤色で表示されます。
4.「勘定科目設定」は画面右上の[終了]で閉じます。
■補助科目が設定されている科目には〔その他補助〕という補助科目が自動的に作成されます。仕訳入力時に、補助科目を指定しないまま登録すると金額が〔その他補助〕に集計されます。
例:「導入」→「勘定科目設定」にて「普通預金」科目に「ソリマチ銀行」という補助科目を設定している状態で、以下のような伝票を入力した場合
(ア)補助科目を指定しない場合
このような場合、補助科目の指定がありませんので、合計残高試算表には「普通預金」の〔その他補助〕に金額が集計されます。
(イ)補助科目を指定した場合
このような場合、補助科目の指定がされておりますので、合計残高試算表には「普通預金」の「ソリマチ銀行」に金額が集計されます。
上記のような伝票を入力した場合、「集計」→「合計残高試算表」は以下のように表示されます。
(ウ)「集計」→「合計残高試算表」を開き、画面上の〔補助同時表示〕にチェックマークを付けます。
(エ)補助科目ごとの残高が確認できます。