NPO 法人のデータでは、1つのデータで〔NPO法の区分経理用〕と〔法人税法の区分経理用〕の決算書をそれぞれ作成する場合、下記のような方法で部門やグループで分けていただくことで出力が可能となります。
<操作手順>
1.部門の設定方法
〔NPO法の区分経理用〕のデータを作成する場合の部門設定に関しましては、2階層で〔特定非営利事業〕と〔その他の事業〕を上位部門で設定し、更に〔特定非営利事業〕と〔その他の事業〕のそれぞれの下位部門として『(法人税法上)収益以外の事業』と『(法人税法上)収益事業』を作成します。
「導入」→「部門設定」では下記のように部門を設定します。
2.所轄庁に提出する決算書の出力方法
〔NPO法の区分経理用〕の決算書は上位部門の〔特定非営利事業〕と〔その他の事業〕をそれぞれ選択して出力します。
「決算」→「決算書」にて「部門」で「特定非営利事業」を選択して決算書を出力後、再度「部門」で「その他事業」を選択しそれぞれの事業で決算書を出力します。
3.税務署に提出する決算書の出力方法
〔法人税法の区分経理用〕の決算書は、上記部門設定の〔特定非営利事業〕と〔その他の事業〕内にある『(法人税法上)収益事業』を「収益事業グループ」として登録し、この収益事業グループを選択して出力します。
上図の「収益事業」の決算書を印刷する場合は、下の操作をお試しください。
(ア)「導入」→「部門設定」を開き、画面左上の[グループ]ボタンをクリックし「収益事業グループ」を作成します。
(イ)下記例では特定非営利事業の「102収益事業」をクリックして黒枠で囲み、画面上部の[移動]をクリックします。
(ウ)「収益事業グループ」をクリックして黒枠で囲み、画面上部の[貼り付け]をクリックします。
(エ)下記メッセージが表示されますので[OK]をクリックします。
(オ)「収益事業グループ」の配下に「102収益事業」が追加されます。
(カ)同様にその他の事業の中の「202収益事業」も(イ)~(エ)の手順で「収益事業グループ」内に追加しますと、下記のようになります。
(キ)「決算」→「決算書」にて「部門」で「収益事業グループ」を選択して決算書を出力します。