旧会計基準のデータにて「法人税・住民税及び事業税」の仕訳を入力する際は、あらかじめ「導入」→「勘定科目設定」の【事業費】もしくは【管理費】内に勘定科目「法人税・住民税及び事業税」を追加する必要がございます。
※新会計基準のデータの場合は、コード980の「法人税・住民税及び事業税」をご使用ください。
<操作手順>
A.勘定科目「法人税・住民税及び事業税」の追加方法
例:【管理費】内の勘定科目「790:雑費」の下に「791:法人税・住民税及び事業税」を追加する場合
1.「導入」→「勘定科目設定」を開き、[管理費]タブをクリックします。
2.【事業費】もしくは【管理費】内の勘定科目を追加したい行の1つ上の行(例では〔雑費〕)をクリックし、画面左上の[新規科目]→[同一階層に挿入]をクリックします。
3.空欄の行が挿入されますので、コードに未使用の番号を入力し、正式名称、略式名称、イニシャルキー、部門の有無を設定します。キーボードの[Enter]を押下し、次の行に進みます。
4.画面右上の「□詳細表示」をクリックし、「法人税・住民税及び事業税」の[借方税区]と[貸方税区]を「0 対象外」としてください。
※「法人税・住民税及び事業税」の勘定科目を損益計算書の経常収支差額の下に表示させることはできません。
損益計算書の経常収支差額の下に表示させたい場合は、お手数ですが「決算」→「決算書」にて損益計算書を[Excel出力]から出力し、作成ファイルをExcel等の表計算ソフトにて加工してください。
なお、出力方法は、後半「B.損益計算書のExcel出力方法」をご参照ください。
5.仕訳を入力します。
「決算」→「決算書」にて収支計算書を印刷する際に、「法人税・住民税及び事業税」を表示させたくない場合は、下の仕訳を入力する前に収支計算書の印刷を済ませてください。
例:3/31決算において、収益事業の当期事業税が150,000円と見積もられた。
(借方)法人税・住民税及び事業税 150,000 / (貸方)未払法人税等 150,000
※取引区分について
上記仕訳入力の際に、取引区分で「9:決算取引」を選択しますと、「決算」→「決算書」にて収支計算書・正味財産増減の部を印刷する場合にエラーが発生します。
上記の仕訳については、取引区分を空欄もしくは1~8で設定してください。
B.損益計算書のExcel出力方法
1.「決算」→「決算書」を開き、出力したい決算書類の条件を選択し、画面左下の[Excel出力]ボタンをクリックします。
2.「Excel出力」画面が表示されましたら、出力先の[参照]ボタンから保存する場所とファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。
出力されたExcelファイルを「ソリマチ安心データバンク」にも保存する場合は「Excelファイルを「ソリマチ安心データバンク」にも保存する」にチェックを付けます。
これにより指定した「保存する場所」と「ソリマチ安心データバンク」にExcelファイルを保存することができます。
※「ソリマチ安心データバンク」に保存したExcelファイルは、ネットワークが繋がっている環境であれば、いつでも取り出すことが可能です。
3.「Excel出力」画面に戻り、[実行]ボタンを押します。指定の場所にExcelファイルが出力されますので、必要に応じて内容を加工してください。