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Q.SQL Serverをファイアーウォールの例外設定にする方法

対象製品
会計王18PRO以降

 

 

ネットワークを通じてウイルスなどの攻撃からコンピューターを保護するため、Windowsファイアウォールに多くの機能強化が施されています。その機能強化に伴い、SQL Serverがブロック(制限)されていると、データベースへのアクセスが抑制され、ホストサーバーにクライアントが接続できないという問題が発生します。

 

この問題を解決し、安全にLANパックやピア・ツー・ピアでの運用を行うため、Windowsファイアウォール機能にてSQL Serverのブロック解除を行います。以下をご参照ください。

 

 

※以下の操作はホストサーバーにて操作してください。

 

 

<操作手順>

 

1.コンピューターの管理者権限を持つユーザーアカウントでログインします。

 

2.「コントロールパネル」を開きます。

 

<Windows11の場合>  ※Windows11は21シリーズ以降のみ

 

(ア)Windowsの「スタート」→「すべてのアプリ」を開きます。

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(イ)「Windowsツール」をクリックします。

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(ウ)「コントロールパネル」をクリックします。

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<Windows10の場合>

Windowsの「スタート」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」を開きます。

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<Windows8.1の場合>

Windowsの「スタート」上で右クリックし、「コントロールパネル」を開きます。

※キーボードの「Windowsキー」+「X キー」を押下していただくことで同じメニューが開きます。

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3.表示方法は「カテゴリ」の状態で「システムとセキュリティ」を選択します。

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4.[Windowsファイアウォールによるアプリケーションの許可](または[Windowsファイアウォールによるプログラムの許可])を選択します。

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5.画面右上の[設定の変更]ボタンをクリックします。

※[設定の変更]ボタンがクリックできない場合は、手順6.へお進みください。

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6.画面右下の[別のアプリの許可](または[別のプログラムの許可])をクリックします。

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7.「アプリの追加」(または「プログラムの追加」)画面が表示されます。画面右下の[参照]ボタンをクリックします。

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8.「参照」画面が表示されますので、「sqlservr.exe」を選択し、[開く]ボタンをクリックします。

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ご使用のSQLServerのバージョンにより「sqlservr.exe」の保存場所が異なりますので下記ご参照ください。

 

[SQL Server2019の場合]

C:\Program Files(x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL15.xxx(※)\MSSQL\Binn\sqlservr.exe

 

[SQL Server2017の場合]

C:\Program Files(x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL14.xxx(※)\MSSQL\Binn\sqlservr.exe

 

[SQL Server2014の場合]

C:\Program Files(x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL12.xxx(※)\MSSQL\Binn\sqlservr.exe

 

[SQL Server2012の場合]

C:\Program Files(x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL11.xxx(※)\MSSQL\Binn\sqlservr.exe

 

 

※「Program Files(x86)」がない場合は、「Program Files」を開きます。

※「xxx」はSQLServerのインストール時におけるインスタンス名となります。複数のインスタンスがある場合は、それぞれのインスタンスについて設定してください。

 

 

9.「アプリの追加」(または「プログラムの追加」)画面に戻りますので「SQL Server Windows NT-64Bit」または、「SQL Server Windows NT」を選択し、[追加]ボタンをクリックします。

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10.手順9.で追加した「SQL Server Windows NT-64Bit」または、「SQL Server Windows NT」が表示されます。左側のチェックボックスと、「プライベート」と「パブリック」のチェックボックスにそれぞれチェックを付けます。

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※「SQL Server Windows NT-64Bit」または、「SQL Server Windows NT」の両方が表示されている場合は、どちらにもチェックを入れてください。

 

 

11.引き続き、「sqlbrowser.exe」を設定するため、画面右下の[別のアプリの許可](または[別のプログラムの許可])をクリックします。

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12.「アプリの追加」(または「プログラムの追加」)画面が表示されます。画面右下の[参照]ボタンをクリックします。

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13.「参照」画面が表示されますので、「sqlbrowser.exe」を選択し、[開く]ボタンをクリックします。

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ご使用の環境により「sqlbrowser.exe」の保存場所が異なりますので下記ご参照ください。

 

C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\xxx\Shared\sqlbrowser.exe

 

※「Program Files(x86)」がない場合は、「Program Files」を開きます。

※「xxx」はご利用のパソコン環境により「100」「90」「80」などになります。

 

※上記の場所に「sqlbrowser.exe」が存在しない場合は、以下の方法でファイルの場所を確認してから、設定します。

 

(ア)キーボードの「Windowsキー(image017.jpg)」+「R」を押し「ファイル名を指定して実行」を表示します。

 

(イ)以下のフォルダーパスをコピーして、「名前」欄に貼り付けて[OK]ボタンをクリックします。

 

[SQL Server2019の場合]

・64bit版OSはこちらをコピー→C:\WINDOWS\SysWOW64\SQLServerManager15.msc

※SQL Server2019は64bit版OSにのみ対応となります。

  

[SQL Server2017の場合]

・64bit版OSはこちらをコピー→C:\WINDOWS\SysWOW64\SQLServerManager14.msc

※SQL Server2017は64bit版OSにのみ対応となります。

 

[SQL Server2014の場合]

32bitOSの場合こちらをコピー→C:\WINDOWS\System32\SQLServerManager12.msc

64bitOSの場合こちらをコピー→C:\WINDOWS\SysWOW64\SQLServerManager12.msc

 

[SQL Server2012の場合]

32bitOSの場合こちらをコピー→C:\WINDOWS\System32\SQLServerManager11.msc

64bitOSの場合こちらをコピー→C:\WINDOWS\SysWOW64\SQLServerManager11.msc

 

※コピーと貼り付けがうまくいかない場合は、お手数ですが「名前」欄に手入力してください。

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※ユーザーアカウント制御画面が表示されましたら、[はい]ボタンをクリックします。

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(ウ)「Sql Server Configuration Manager」画面が表示されましたら、左枠から「SQL Serverのサービス」を選択し、右枠の「SQL Server Browser」を右クリックし、[プロパティ]を選択します。

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(エ)[サービス]タブの「バイナリ パス」が「sqlbrowser.exe」の場所になります。表示しきれない部分に関してはキーボードの[→]キーでカーソルを進めてご確認ください。

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(オ)確認が終了しましたら、「SQL Server Browserのプロパティ」および「Sql Server Configuration Manager」画面は右上の[×]で終了して、手順13.の「sqlbrowser.exe」を設定します。

 

 

14.「アプリの追加」(または「プログラムの追加」)画面に戻りますので「SQL Browser Service EXE」を選択し、[追加]ボタンをクリックします。

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15.手順14.で追加した「SQL Browser Service EXE」が表示されますので、左側のチェックボックスと、「プライベート」と「パブリック」のチェックボックスにそれぞれチェックを付けます。

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16.画面下部の[OK]ボタンをクリックします。

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17.LANパックやピア・ツー・ピアにてクライアントからホストサーバーにアクセスできることをご確認ください。

 

 

 

 

 

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