会計王7シリーズ以降またはみんなの青色申告7シリーズ以降のデータを最新シリーズの会計王PROへ移行するにはコンバート処理が必要です。
※会計王11シリーズ以降、みんなの青色申告2010シリーズ以降からのコンバートはバックアップファイルからのみとなります。こちらをご参照ください。
※会計王5以前の製品のデータを引き継ぐ際は「会計王データコンバーター」で行ってください。操作方法については、製品CD-ROMのAccConvertというフォルダーの中にある[会計王データコンバーター マニュアル.pdf]をご参照ください。
A.事前準備
1.今までお使いの旧製品のデータが削除されることはありませんが、念のため、それぞれのデータのバックアップを外部メディア(USBメモリ・CD-R/RW等)に保存することをお勧め致します。 バックアップ方法については旧製品の操作マニュアルをご覧ください。
2.旧製品で作成したデータの保存先を印刷します。
a:「ファイル」→「データ選択」を開きます。
b:画面左上の〔□フォルダ〕にチェックを入れます。
c:画面右上の[印刷]ボタンよりデータフォルダの印刷を行ってください。
※下図は「会計王10」の「データ選択」画面の例です。
d:いままでお使いの旧製品を終了してください。
B.操作手順
1.最新シリーズの会計王PROのインストールが完了すると製品が自動起動します(インストール方法はセットアップマニュアル 「第2章セットアップ 1.本製品をインストールする」をご覧ください)。
※製品が自動起動しない場合は、デスクトップ上に作成された最新シリーズの『会計王XXPRO』のショートカットアイコンをダブルクリックします。
2.〔オンラインアップデート〕画面が表示されましたら、[はい]をクリックします。
※〔オンラインアップデート〕画面が表示されない場合は、手順3.へお進みください。
3.初めて起動した場合は下の画面が表示されますので、[新規にデータベースを作成する。]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
すでに起動したことがある場合は、下の画面は表示されず「ダイレクトメニュー」画面が表示されます。
「ツール」→「旧製品データコンバート」を開き、手順7.へお進みください。
<SQL Server 2012の場合>
<SQL Server 2008の場合>
4.下の画面が表示されましたら、[OK]をクリックします。
5.以下のような画面が表示されている間はデータベースを生成中です。
データベース生成には多少時間がかかります。
※処理を中断しますと、データベースに不整合が起き、起動ができない原因となりますので、そのまましばらくお待ちください。
※〔オンラインユーザー登録のお願い〕の画面が表示されましたら〔□今後、このダイアログを表示しない〕にチェックを入れ、[閉じる]をクリックし、次へ進みます(弊社よりバージョンアップされたお客様はユーザー登録の必要はございません)。
6.初回起動時は下の画面が表示されます。画面下部の「旧製品のデータを使用する」をクリックします。
※下の画面が表示されない場合は「ツール」→「旧製品データコンバート」を開いてください。
7.処理方法の選択を行います。[引き継ぐデータを指定する]を選択してください。
8.「製品」の▼をクリックし、コンバート元となる旧製品(今までお使いの「会計王10/みんなの青色申告10」以前の製品)を選択します。
※同一パソコン内にインストールされている製品名が一覧表示されるため、コンバート対象外製品名も表示される場合がございます。
9.[参照]をクリックし、<A.事前準備>であらかじめ印刷した旧製品の「データフォルダ」「データファイル」一覧を参考に、コンバート対象のデータフォルダー・データファイルを指定します。
10.コンバート元内のフォルダーに9.で選択されたデータフォルダー名が表示されていることを確認します。
11.詳細設定を確認します。
図a:所轄の税務署に「電子帳簿保存の申請」の承認を受けている場合は、必ず〔電子帳簿保存をする〕にチェックを付けてください(「電子帳簿保存の申請」の有無にかかわらず、通常はチェックを付けておいてください)。
図b:〔□仕訳データを取り込む〕のチェックボックスがONになっていることを確認します。また、会計王シリーズにて「交換データ送出/受入」をご利用の方で、「データ交換情報」も最新シリーズの会計王PROへ取り込む場合は、〔データ交換の情報を取り込む〕にもチェックを付けてください。
※〔□仕訳データを取り込む〕のチェックボックスがOFFになっている場合は、仕訳を取り込みません(仕訳が0件の会計データがコンバートされます)。通常はON(チェックマークが入っている状態)にします。
12.[OK]をクリックしコンバートを開始します。
13.下の画面が表示されたら、[OK]をクリックしてください。
※データ量に応じてコンバート処理に時間がかかります。あらかじめご了承ください。
14.コンバート中は下のような画面が表示されます。
※コンバート中はパソコンの電源を落とさないでください。
15.コンバートが完了しますと下のような画面が表示されます。
複数の会社を管理している場合や会計年度が複数年分ある場合は[はい]を選択し、7.~14.を繰り返し行います。
引き続きコンバート処理を行う必要がない場合は[いいえ]を選択し、16.に進んでください。
16.下のメッセージが表示されます。[はい]を選択してください。
17.処理したいデータのフォルダー脇の「+」をクリックします。
18.フォルダー内に会計データが表示されます。
処理したい会計データをクリックし(図:a)、画面右下の[選択]をクリックします(図:b)。
19.下の画面が表示されましたら、[OK]をクリックします。
C.コンバート後の処理
1.「ファイル」→「データリスト管理」を開きます。
2.同じ会社データが1つのフォルダーの配下に存在しているかご確認ください。
【○:正しい配列】1つのフォルダー内に古い会計年度順に並んでいる
【×:誤った配列】会計データが分かれている
【×:誤った配列】1つのフォルダー内に新しい会計年度順に並んでいる
この様な配列になっている場合は、前年度のデータを参照する機能等がご使用いただけません。
「ファイル」→「データリスト管理」にて正しい配列に並び替える必要がございます。
詳しい操作方法はこちらをご覧ください。
3.「ファイル」→「データ選択」画面より処理したい会計データが選択されていることを確認し、
通常入力を行ってください。
※不要な会計データは「ファイル」→「データ削除」より削除することができます。