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Q.終了時の自動保存(バックアップ)先の設定を変更する場合

対象製品
会計王18PRO以降

 

データバックアップとは、入力ミスなどで前の状態に戻したい場合、ハードディスクが壊れてしまった場合や、Windowsがフリーズしてデータが壊れた場合などのトラブルに備えて、データの複製(控え)を取っておく処理です。

 

このように万が一のための重要なデータバックアップや一括データバックアップを取り忘れることのないよう、日々自動的にデータバックアップや一括データバックアップが行われるように設定することができます。

 

 

注意:自動バックアップは通常ハードディスクに行われるため、ハードディスクの破損などがあった場合にはバックアップファイルごと使用できなくなってしまう可能性があります。

会計王PROをご使用の都度、重要なタイミングでのデータバックアップ、もしくは一括バックアップはお客様ご自身で行ってください。

 

なお、その際は不測の事態に備えて、外部メディア(USBメモリ等)に保存していただくことをお勧めします。

 

※通常の一括データバックアップの方法についてはこちらをご参照ください。

※通常のデータバックアップの方法についてはこちらをご参照ください。

 

<操作手順>

 

1.ダイレクトメニューから「ファイル」→「環境設定」を開き、「システム」タブをクリックします。

 

 

※終了時に確認メッセージを表示する…

チェックを付けておくと、会計王PROの終了時に以下のメッセージが表示されます。チェックを付けておくと便利です。

 

[はい]をクリックすると、会計王PROが終了します。

[いいえ]をクリックすると、会計王PROは終了されません。

 

 

2.「□終了時にデータを保存する」(下図:)にチェックを入れます。

 

保存様式(下図:)・保存方法(下図:ウ・エ・オ)を指定した後に[設定]ボタンをクリックすることで設定完了です。

 

 

(ア)「終了時にデータを保存する」について

 

a:「終了時にデータを保存する」のチェックがONの場合・・・会計王PROの終了時に下記(イ)(ウ)(エ)(オ)で設定した方法にてバックアップを保存します。

 

b:「終了時にデータを保存する」のチェックがOFFの場合・・・会計王PROの終了時にバックアップを保存しません。定期的に「ファイル」→「一括データバックアップ」または「データバックアップ」画面より、会計データのバックアップを外部メディア等に保存してください。

 

 

(イ)「保存様式」の違いについて

 

a:[一括バックアップで保存する]・・・登録されている全ての会計データが一括で保存されます。

 

b:[バックアップで保存する]・・・選択中の一会計年度データが保存されます。

 

 

(ウ) 「保存方法」について

 

  • 「手動で保存する」を選択した場合

 

 

a:会計王PROの終了時に下図確認画面が表示される場合は、[はい]をクリックします。

 

 

b:バックアップ処理確認画面が表示されますので、[OK]をクリックします。

 

 

※次回以降、メッセージを表示させたくない場合は「□次回からこの確認メッセージを表示しない」にチェックを入れ、[OK]をクリックしてください。

 

 

[保存様式]にて選択したバックアップもしくは一括バックアップを行うための画面が表示されます。

 

 

・[保存様式]で[バックアップで保存する]を選択している場合

出力先を[参照]より指定し、[OK]をクリックするとデータバックアップが行われます。

 

 

・[保存様式]で[一括バックアップで保存する]を選択している場合

バックアップ先を[参照]より指定し、[OK]をクリックすると一括データバックアップが行われます。

 

 

  • 「自動で保存する」を選択した場合

 

 

※会計王PROの終了時に、「保存先フォルダー」で指定した保存先に自動的にバックアップもしくは一括バックアップを行います(製品を終了する都度行います)。

[参照]ボタンより保存先を変更することもできます。

 

※自動バックアップで作成されるバックアップデータのファイル名は

AccNetXXExp_会社名XXXX年XX月決算(XXXXXXXX).ACCNETXXBK」となります。

※(XXXXXXXX)はバックアップを行った日付が入ります)

 

※自動バックアップで作成される一括バックアップデータのファイル名は

AccNetXXBkup_会計王データ(XXXXXXXX)」となります。

(XXXXXXXX)は一括バックアップを行った日付が入ります。

 

 

また、[過去○日分を保存する]に任意の日数(最大30日分)を入力することにより、入力した日数分のファイル数を超えた時には、古い日付のデータファイルから削除されます。

 

「過去3日分を保存する」を選択した場合のイメージ

 

10/4     9:00  会計王PRO起動

            9:10  会計王PRO終了        10/4自動バックアップ

10/5    10:00  会計王PRO起動

           12:00  会計王PRO終了        10/5自動バックアップ

           16:00  会計王PRO起動

           17:00  会計王PRO終了        10/5自動バックアップ上書き

10/9     9:00  会計王PRO起動

           12:50  会計王PRO終了        10/9自動バックアップ

10/10   10:00  会計王PRO起動

           10:30  会計王PRO終了        10/10自動バックアップ

                                                  ※この時点で10/4の自動バックアップ削除

 

10/10自動バックアップの時点で3日分よりも前のバックアップデータファイル

もしくは一括バックアップデータファイルを削除するため、

10/4のバックアップデータファイルもしくは一括バックアップデータファイルが削除されます。

 

経過日数ではなく会計王PROを使用した日数で管理するため、10/5分までは削除されずに残ります。

 

 

a:設定完了後、会計王PRO終了時に下図確認画面が表示される場合は、[はい]をクリックします。

 

 

b:自動バックアップが行われる際には下記画面が表示されます。次回以降メッセージを表示させない場合は「□次回からこの確認メッセージを表示しない」にチェックを入れ、[OK]をクリックしてください。

 

 

(エ)「バックアップデータを「ソリマチ安心データバンク」にも保存する」について

出力されたバックアップファイルを「ソリマチ安心データバンク」へ保存することができます。「ソリマチ安心データバンク」へ保存したバックアップファイルは、ネットワークが繋がっている環境であれば、いつでも取り出すことが可能です。 

 

 

(オ)「個人番号(マイナンバー)をバックアップに含める」について

 「個人番号(マイナンバー)をバックアップに含める」にチェックをつけますと、個人事業のデータの場合に「導入」→「事業所・消費税情報設定」で設定した個人番号(マイナンバー)をバックアップファイルに含めて保存します。

個人番号(マイナンバー)をバックアップファイルに含めたくない場合はチェックを外します。

※マイナンバーは暗号化されますが、取り扱いには十分ご注意ください。

 

 

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