同一パソコンにインストールされているみんなの青色申告7シリーズ以降のデータを1期ずつ最新シリーズのみんなの青色申告へ移行するにはコンバート処理が必要です。
※みんなの青色申告5以前のバージョンからのコンバートは製品CD-ROMの「AcpConvert」フォルダー内にある「みんなの青色申告データコンバーター マニュアル.pdf」をご参照ください。
A.事前準備
1.今までお使いの旧製品のデータが削除されることはありませんが、念のため、それぞれのデータのバックアップを外部メディア(USBメモリ・CD-R/RW等)に保存することをお勧め致します。 バックアップ方法については旧製品の操作マニュアルをご覧ください。
2.旧製品で作成したデータの保存先を印刷します。
(ア)みんなの青色申告7~10までをご使用のお客様の場合
a:「ファイル」→「データ選択」を開きます。
b:画面左上の〔□フォルダ〕にチェックを入れます。
c:画面右上の[印刷]ボタンよりデータフォルダの印刷を行ってください。
※下図は「みんなの青色申告10」の「データ選択」画面の例です。
d:旧製品を終了し、<B.操作手順>へお進みください。
(イ)みんなの青色申告11シリーズ以降をご使用のお客様の場合
a:「ファイル」→「データリスト管理」を開きます。
b:画面左下の「データファイル名を表示する」をクリックし、チェックを付けます。
c:画面右下の[印刷]をクリックします。
d:[書式設定]をクリックします。
e:「帳票タイプ」の▼をクリックし、「A4よこ帳票」を選択後、画面右上の[設定]をクリックします。
f:画面右上の[印刷]よりデータファイル情報を印刷してください。
g:「データリスト管理」を画面右下の[閉じる]で終了します。下のメッセージが表示される場合は、[はい]をクリックします。
h:旧製品を終了し、<B.操作手順>へお進みください。
B.操作手順
1.最新シリーズのみんなの青色申告のインストールが完了すると製品が自動起動します。(インストール方法はセットアップマニュアル 「第1章セットアップ 1.本製品をインストールする」をご覧ください)。
※製品が自動起動しない場合は、デスクトップ上に作成された最新シリーズの『みんなの青色申告XX』のショートカットアイコンをダブルクリックします。
2.〔オンラインアップデート〕画面が表示されましたら、[はい]をクリックします。
※〔オンラインアップデート〕画面が表示されない場合は、手順3.へお進みください。
3.下のメッセージが表示されますので[いいえ]をクリックします。
※[いいえ]を選択した場合でも、「ツール」→「旧製品データコンバート」からコンバートが可能です。
4.〔オンラインユーザー登録のお願い〕の画面が表示されましたら〔□今後、このダイアログを表示しない〕にチェックを入れ、[閉じる]をクリックし、次へ進みます(弊社よりバージョンアップされたお客様はユーザー登録の必要はございません)。
※下のメッセージが表示された場合は、このパソコンで使用していた旧製品のダイレクトメニューのメモやショートカットボックスの内容を引き継ぐ場合は[OK]を、引き継がない場合は[キャンセル]をクリックします。
5.初回起動時は下の画面が表示されます。画面下部の「旧製品のデータを使用する」をクリックします。
※下の画面が表示されない場合は「ツール」→「旧製品データコンバート」を開いてください。
6.処理方法の選択を行います。[引き継ぐデータを指定する]をクリックします。
7.「製品」の▼をクリックし、コンバート元となる旧製品(今までお使いの「みんなの青色申告シリーズ」)を選択します。
8.[参照]をクリックし、<A.事前準備>であらかじめ印刷した旧製品の「データフォルダ」「データファイル」一覧を参考に、コンバート対象のデータフォルダー・データファイルを指定します。
(ア)みんなの青色申告7~10までをご使用のお客様の場合
(イ) みんなの青色申告11シリーズ以降をご使用のお客様の場合
9.作成先フォルダー(下段)は自動的に表示されます。
※作成先フォルダーは、[変更]ボタンより変更することができます(通常は変更する必要はありません)。
10.みんなの青色申告7~10のデータをコンバートする場合は、詳細設定を確認します。
※みんなの青色申告11シリーズ以降のデータをコンバートする場合は、旧製品の詳細設定情報がそのまま引き継がれる為、こちらの設定は変更できません。
所轄の税務署に「電子帳簿保存の申請」の承認を受けている場合は、必ず〔電子帳簿保存をする〕にチェックを付けてください(「電子帳簿保存の申請」の有無にかかわらず、通常はチェックを付けておいてください)。
11.[OK]をクリックしコンバートを開始します。
12.下の画面が表示されたら、[OK]をクリックしてください。
※データ量に応じてコンバート処理に時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。
13.コンバート中は下のような画面が表示されます。
※コンバート中はパソコンの電源を落とさないでください。
14.コンバートが完了しますと下の画面が表示されます。複数の会社を管理している場合や会計年度が複数年分ある場合は[はい]を選択し、6.~13.を繰り返し行います。引き続きコンバート処理を行う必要がない場合は、[いいえ]を選択し、15.へお進みください。
15.下のメッセージが表示されます。[はい]を選択してください。
16.処理したいデータのフォルダー脇の「+」をクリックします。
17.フォルダー内に会計データが表示されます。処理したい会計データをクリックし(図:a)、画面右下の[選択]をクリックします(図:b)。
18.下の画面が表示されましたら、[OK]をクリックします。
C.コンバート後の処理
1.「ファイル」→「データリスト管理」を開きます。
2.同じ会社データが1つのフォルダーの配下に存在しているかご確認ください。
【○:正しい配列】1つのフォルダー内に古い会計年度順に並んでいる
【×:誤った配列】会計データが分かれている
【×:誤った配列】1つのフォルダー内に新しい会計年度順に並んでいる
この様な配列になっている場合は、前年度のデータを参照する機能等がご使用いただけません。
「ファイル」→「データリスト管理」にて正しい配列に並び替える必要がございます。
詳しい操作方法はこちらをご覧ください。
3.「ファイル」→「データ選択」画面より処理したい会計データが選択されていることを確認し、
通常入力を行ってください。
※不要な会計データは「ファイル」→「データ削除」より削除することができます。