「手形管理」で使用する銀行・取引先をあらかじめ登録します。登録した銀行・取引先は「手形登録」を行う際に使用します。
<操作手順>
1.「手形管理」で使用する銀行を登録します。
(ア)ダイレクトメニュー「管理」→「手形銀行登録」をクリックします。
※18シリーズの場合は、メニューバー「管理」→「手形管理」→「手形銀行登録」を開きます。
※「管理」→「手形登録」画面にて、キーボードの「Shift」キーを押したままにすると画面上部に表示される「手形銀行登録」ボタンをクリックして起動することも可能です。
(イ)画面左上[新規銀行]ボタンをクリックし、コード・正式名称等各項目を入力します。
(ウ)銀行の支店を登録する場合、登録した銀行を選択し[新規支店]ボタンをクリックし、コード・正式名称等各項目を入力します。
※会計王10以前の製品からデータコンバートを行った場合
会計王10以前の製品では、「手形銀行登録」メニューがありません。
そのため、会計王10以前の「管理」→「手形管理」の「手形登録修正」にて銀行欄の勘定科目、または補助科目を設定していない場合は、コンバート後のメニューバー「管理」→「手形管理」→「手形銀行登録」に、便宜上、銀行[9999:未設定]、支店[999:未設定]が自動作成されます。
必要に応じて「管理」→「手形銀行登録」より銀行、支店を登録してください。
[会計王10以前の「手形登録修正」画面]
[会計王11シリーズ以降の「手形銀行登録」画面]
[会計王11シリーズ以降の「手形登録」画面]
また、銀行科目設定時に補助科目を設定している場合は、その名称にて「手形銀行登録」に作成されます。
[会計王10シリーズの「手形登録修正」画面]
[会計王11シリーズ以降の「手形銀行登録」画面]
コンバートを行ったデータでは、銀行名・支店名が区別されておりませんので、必要に応じて「管理」→「手形銀行登録」より登録内容を修正してください。
2.「手形管理」で使用する取引先を登録します。
(ア)ダイレクトメニュー「管理」→「手形取引先登録」を開きます。
※18シリーズの場合は、メニューバー「管理」→「手形管理」→「手形取引先登録」をクリックします。
※「管理」→「手形登録」画面にて、キーボードの「Shift」キーを押したままにすると画面上部に表示される「手形取引先登録」ボタンをクリックして起動することも可能です。
(イ)新規行に取引先の「正式名称」「住所」等の情報を入力します。
※会計王10以前の製品からデータコンバートを行った場合
会計王10以前の製品では「手形取引先登録」メニューがありません。
そのため、会計王10以前の「管理」→「手形管理」の「手形登録修正」にて振出人(受取手形のみ)、受取人(支払手形のみ)、支払人のいずれかが空欄の場合は、コンバート後のメニューバー「管理」→「手形管理」→「手形取引先登録」に、便宜上、[9999:未設定]が自動作成されます。
必要に応じて「管理」→「手形取引先登録」より取引先を登録してください。
[会計王10シリーズの「手形登録修正」画面]
[会計王11シリーズ以降の「手形取引先登録」画面]
振出人(受取手形のみ)、受取人(支払手形のみ)、支払人が入力されている場合はその名称にて「手形取引先登録」に作成されます。
コンバートを行うと、名称と区分のみ作成されますので、必要に応じて「管理」→「手形取引先登録」より登録内容を修正してください。
(ウ)区分を選択します。
入出金…受取手形(入金)、支払手形(出金)のどちらも扱う取引先の場合に選択します。
入金…受取手形(入金)で扱う取引先の場合に選択します。
受取手形情報登録時の支払人・振出人・引受人欄の選択肢として表示されます。
出金…支払手形(出金)で扱う取引先の場合に選択します。
支払手形登録時の被裏書人・受取人欄の選択肢として表示されます。
3.上記で登録した銀行名・取引先は、「管理」→「手形登録」で選択して使用します。
(ア)「受取手形情報修正」→「基本情報」タブ
「支払人」、「振出人」欄にて「手形取引先登録」で登録した情報を選択します。
「支払場所」、「銀行」欄にて「手形銀行登録」で登録した情報を選択します。
(イ)「受取手形情報修正」→「詳細情報」タブ
※「詳細情報」タブ…「為替手形」の場合や顛末が「裏書」の場合に「詳細情報」タブをクリックし各項目を入力します。
a:「裏書手形」の場合
「被裏書人」欄にて「手形取引先登録」で登録した情報を選択します。
b:「為替手形」の場合
「引受人」欄にて「手形取引先登録」で登録した情報を選択します。
(ウ)「支払手形情報修正」→「基本情報」タブ
「受取人」欄にて「手形取引先登録」で登録した情報を選択します。
「銀行」欄にて「手形銀行登録」で登録した情報を選択します。