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Q. 年末調整精算後、年調計算のやり直しをする方法

対象製品
給料王21以降

 

年末調整の金額を精算後に、扶養や保険料等修正する場合は、以下の方法を行って下さい。

 

<事前準備>

 

年末調整精算後の金額を確認します。

1.「年調」→「年調データ入力」を開きます。

2.年調データ入力検索の画面で、確定条件は「全て表示」、社員条件は「全社員」、処理方法は「個別入力」を選択し[開始]ボタンをクリックします。

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3.「年調データ入力」画面が表示されますので、左側より該当の社員名を選択します。

4.年末調整明細書等印刷していただき、画面右下の[差引超過額又は不足額]を紙に控えて、[終了]ボタンをクリックします。

例:給与年調 「-6,019」

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5.「ファイル」→「データエクスポート」にてエクスポートデータを保存します。

「データエクスポート」についてはこちらをご覧ください。

6.「ファイル」→「データインポート」にて5番で保存したデータを取り込みします。

「データインポート」についてはこちらをご覧ください。

 

7.「データインポート」後、「ファイル」→「データ選択」画面を開き、インポートしたデータに切り替えます。

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8.「設定」→「会社情報設定」を開き、備考欄にわかりやすいタイトルを入力し、[設定]ボタンをクリックします。

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<操作手順>

 

1.「年調」→「年調データ入力」画面を開きます。

2.年調データ入力検索の画面で、確定条件は「全て表示」、社員条件は「全社員」、処理方法は「個別入力」を選択し[開始]ボタンをクリックします。

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3.「年調データ入力」画面が表示されますので、左側より該当の社員名を選択します。

4.該当の社員の確定解除を行います。

 

(ア)一人ひとり確定を解除する方法

a:該当の社員を選択し、[確定解除]ボタンをクリックします。

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b:各年調方法によって、確定解除後の画面が異なります。いずれも[はい]をクリックしてください。

c:給与・賞与年調の場合

図は、給与年調です。

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(イ)一括で確定を解除する方法

一括で確定を解除する場合は、こちらをご覧ください。

 

5.確定解除をして社員コードの左側が「未」の状態になりましたら、[終了]ボタンをクリックします。

 

6.「設定」→「給与規定」を開きます。

7.画面右側の「年調方法」が「単独年調」になっていない場合は、「単独年調」に変更し、[設定]ボタンをクリックします。

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8.年調確定が給与/賞与年調の場合は、Aを、年調確定が単独年調の場合は、Bの操作を行います。

 

 

A.給与/賞与年調の場合

 

例:給与年調

1.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開きます。

2.該当社員をクリックし、画面右上が「手入力へ」と表示されていた場合は、クリックし[自動計算へ]の状態にしてください。

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3.画面右上が「所得:計算」の場合は以下の操作を行います。

(ア)「設定」→「社員情報設定(個別入力)」を開きます。

(イ)該当社員をクリックし、画面左上の[修正]ボタンをクリックします。

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(ウ)「手入力時自動計算」にチェックマークが入っている場合はチェックマークをはずしていただき、[設定]ボタンをクリックします。

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4.該当社員の「所得税」の欄に<事前準備>で控えていただきました「差引超過額又は不足額」を入力し、[終了]ボタンをクリックします。

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5.「年調」→「年調データ入力」を開きます。

6.「年調方法」が単独年調に変更されていることをご確認いただき、[開始]ボタンをクリックします。

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7.該当社員の「過不足額又は超過税額」が0円になったことを確認し、扶養や保険料等金額の修正を行っていただき、Cの操作に進みます。

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B.単独年調の場合

 

1.「年調」→「年調データ入力」を開きます。

2.「年調方法」が単独年調に変更されていることをご確認いただき、[開始]ボタンをクリックします。

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3.該当社員をクリックし、「源泉徴収税額」の「調整欄」に<事前準備>で控えていただいた金額を入力します。

例:-9,799

 

4.該当社員の「過不足額又は超過税額」が0円になったことを確認し、扶養や保険料等金額の修正を行っていただき、Cの操作に進みます。

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※既に「調整欄」の「源泉徴収税額」欄に数字のご入力があり、「差引超過額又は不足額」が0円にならない場合は、実際に年末調整をした時と、今回やり直しをした時の『年調年税額』の差額をご確認ください。

例 上の図では、「差引超過額又は不足額」の調整をする前と後で『年調年税額』の金額が60,600円になっています。

その後に、扶養や保険料金額等の修正をすることで、『年調年税額』が変わります。

修正の結果、『年調年税額』が少なくなった場合はその分社員に還付することになります。

また、『年調年税額』が多くなった場合は、その分社員から徴収することになります。

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C.年末調整修正後の確定処理について

 

1.AまたはBの方法にて年末調整修正後、確定処理を行う場合は、以下の操作を行います。

 

(ア)1人ずつ確定する方法

a:該当社員をクリックし、[確定]ボタンをクリックします。

b:反映先を「単独」としていただき、支払方法等指定して[開始]ボタンをクリックします。

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(イ)一括で確定する方法

一括で確定する場合は、こちらをご覧ください。

 

2.支払方法指定にて「現金」を選択した場合は「還付金金種表」にて、「給与口座」または「賞与口座」を選択した場合は「還付金銀行振込」にて金額をご確認ください。

※年末調整修正で精算した数字を、翌月の給与に含めて精算する場合は、こちらをご覧ください。

 

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