書式変更について
令和2年12月25日より、年金手続きの申請・届出様式の押印が原則廃止されました。
給料王では押印廃止の書式には対応しておりませんが、旧様式も受理されますので、ひき続き賞与支払届の印刷が可能となります。
また、その際の押印は必要ありません。
詳しい内容につきましては年金機構のホームページをご覧ください。
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/taisetu/2020/202012/20201225.html
(令和2年12月25日より年金手続きの押印を原則廃止します)
なお、令和3年4月から賞与支払届等に係る総括表が廃止され、新たに「賞与不支給報告書」が新設されました。
給料王では「賞与不支給報告書」の書式には対応しておりませんので、日本年金機構に登録している賞与支払予定月に、いずれの被保険者及び70歳以上被用者にも賞与を支給しなかった場合は年金機構のホームページより「賞与不支給報告書」のファイルをダウンロード等行っていただき、手書きで作成をお願いいたします。
賞与支払届を印刷する場合は、以下の操作を行います。
<事前準備>
「被保険者賞与支払届」に印字する内容を設定します。
A.会社名等を設定します。
1.「設定」→「会社情報設定」で「基本」タブを選択し、【会社名】、【郵便番号】、【住所1】、【住所2】、【電話番号】を入力します。
2.「届出」タブを選択し、【事業主名】を入力します。
3.設定が完了しましたら、画面下の[設定]ボタンをクリックします。
B.事業所整理番号等を設定します。
1.「設定」→「給与規定」を開き、画面左上の「社会保険」タブをクリックします。
2.【健康保険】欄、【厚生年金】欄を入力します。
画面下の【社会保険労務士情報】欄の必要箇所を入力します。
3.完了後、画面下の[設定]ボタンをクリックします。
C.社員ごとに印字される被保険者整理番号を入力します。
1.「設定」→「社員情報設定(個別入力)」を開きます。
2.該当社員をダブルクリックし、画面左上の「社保/労保」タブをクリックします。
3.【健保整理番号】、【厚年整理番号】を入力します。
4.設定完了後、画面下の[設定]ボタンをクリックします。
被保険者整理番号を入力する方が複数名いる場合、手順2~4の操作を繰り返し行ってください。
<操作手順>
1.「社保・労保」→「賞与支払届」を開きます。
2.「賞与支払届集計条件指定」画面が表示されますので、「賞与年回」を選択し[開始]ボタンをクリックします。
※「同一月内に支給された賞与を集計する」にチェックマークを付けた場合、同じ月に2回以上の賞与支給がある社員は合算金額で表示されます。
(例)同じ社員に12月1日に50万円、12月20日に50万円支給された場合は、
100万円で表示されるようになります。
3.画面左上の「表示順」より、印刷される際の順番を選択します。
(ア)社員コード順(健保)
「健保整理番号」が表示され、社員が社員コード順に並び替わります。
印刷する際は【健保整理番号】や【健康保険】の【事業所整理番号】等が反映されます。
(イ)社員コード順(厚年)
「厚年整理番号」が表示され、社員が社員コード順に並び替わります。
印刷する際は【厚年整理番号】や【厚生年金】の【事業所整理番号】等が反映されます。
(ウ)健保整理番号順
「健保整理番号」が表示され、社員がその順に並び替わります。
印刷する際は【健保整理番号】や【健康保険】の【事業所整理番号】等が反映されます。
(エ)厚年整理番号順
「厚年整理番号」が表示され、社員がその順に並び替わります。
印刷する際は【厚年整理番号】や【厚生年金】の【事業所整理番号】等が反映されます。
4.画面右上の[印刷]ボタンをクリックして印刷します。
※70歳以上の社員がいる場合で、かつ、「設定」→「マイナンバー設定」でマイナンバーの入力を行われている場合は、「マイナンバー‐パスワード認証」画面が表示されます。
・マイナンバーを印字する場合は、「マイナンバー設定」で登録しているパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
※なお、マイナンバーと基礎年金番号どちらも入っている場合は、マイナンバーのパスワードを入れると、マイナンバーが優先的に表示されます。
・[スキップ]ボタンをクリックすると、マイナンバーは印字されません。
[スキップ]ボタンをクリックしても、『基礎年金番号』が入力されている場合は、こちらが印字されます。
※「賞与支払届」を開く前に、「マイナンバー設定」や「年調」→「源泉徴収票」等マイナンバーの管理や出力をするためにパスワード認証を行われている場合は、「賞与支払届」の[印刷]ボタンをクリックしても「マイナンバー‐パスワード認証」画面が表示されません。
5.表示された画面右側の[書式設定]ボタンをクリックします。
6.「帳票タイプ」の▼をクリックし、任意の書式に設定します。完了後、右上の[設定]ボタンをクリックします。
7.「印刷」画面にもどります。手順6番にて、【帳票タイプ】を「A4たて帳票 被保険者賞与支払届資料」以外に選択された場合、画面左下に[詳細設定]ボタンが表示されます。
[詳細設定]ボタンをクリックしますと、下記の設定が可能になります。設定完了後は画面下の[設定]ボタンをクリックします。
(ア)提出日を印刷する
ONにすることで、提出日を印刷できます。
また、【提出日】欄に入力して頂くことで、【提出日】を任意の日付に設定できます。
(イ)社会保険労務士情報を印刷する
ONにすることで、<事前準備>-手順Bで設定した【社会保険労務士情報】を印字できます。
8.「印刷」画面右上の[プレビュー]ボタンをクリックし、内容をご確認ください。
下記のプレビュー画面は例として、手順7番の「詳細設定」画面にて、すべてのチェックマークをONにした場合のプレビュー画面となります。
(ア)『A4たて帳票 被保険者賞与支払資料』
a.賞与支給額(通貨)・賞与支給額(現物)
実際支払った賞与支給額が表示されます。
現金・振込で支払われた分は「賞与支給額(通貨)」欄に、現物で支払われた分は「賞与支給額(現物)」欄に集計されます。
b.賞与額(合計)
賞与の保険料額を計算する為の基礎となる金額が表示されます。金額は1,000円未満切捨てになります。
c.健保標準賞与額
賞与に対する健康保険と介護保険の保険料率をこの基準額に乗じて計算します。
健康保険・介護保険の上限は、毎年4月1日から翌年3月31日までに支給される標準賞与額の年間累計額が573万円まで(平成28年4月より改正、それ以前は540万円)と決められている為、それを超える金額は切り捨てられます。
d.厚年標準賞与額
賞与に対する厚生年金の保険料率をこの標準額に乗じて計算します。
厚生年金保険料の標準賞与額の上限は1ヶ月150万円までと決められている為、それを超える金額は切り捨てられます。
(イ)『A4たて帳票 被保険者賞与支払届』(実際の用紙の形式で印刷ができます)
備考欄の入力方法は以下通りです。
入力したい社員名をクリックして、[修正]ボタンをクリックします。
a.「社員情報設定」にて生年月日の設定されており、満70歳の場合は、登録済のマイナンバー情報が表示されます。
(マイナンバー情報が登録されていない場合、もしくは、手順4の「マイナンバー‐パスワード認証」画面をスキップした場合は、「基礎年金番号」が表示されるようになります。)
b.手順2で設定した賞与支給日に満70歳に到達している社員には、自動的にチェックマークが付きます。
c.「社員情報設定」→「社保/労保」タブにある「2以上の事業所に勤務」にチェックマークが付いている時に、自動的チェックマークが付きます。
d.手順2番の「同一月内に支給された賞与を集計する」にチェックマークを付けた場合、かつ、同じ月に2回以上賞与を支給した際に、チェックマークが付きます。
「初回支給日」に手入力することもできます。