社員から回収した『保険料控除申告書』の内容を元に「保険料控除申告書入力」画面において年末調整のデータ入力を行い、「年調データ入力」画面に反映させることができます。
なお、最終給与・最終賞与の入力が終わっていない状態でも、年末調整に関するデータを入力することができます。
但し、確定処理はデータ入力後に行います。
<操作手順>
1.「年調」→「保険料控除申告書入力」を開きます。
2.「年調データ入力検索」画面から、表示対象・処理方法・保険料/配偶者控除の入力方法を選択し[開始]ボタンをクリックします。
3.「保険料控除申告書入力」画面が開きます。
※前年度以前の年末調整の際に給料王で入力した保険料申告書情報がある場合は、取り込みできるようになっております。
取り込み方法については、こちらをご覧ください。
前年度以前に入力していない場合は、控除対象の生命保険料や個人年金保険料を支払っている内容をこちらに入力します。
また、入力されている金額が違っている場合は修正を行います。
(ア)一般の生命保険料の入力方法
【新旧区分】は、該当する区分を選択します。保険料の支払い金額を入力すると、新契約・旧契約の控除額がそれぞれ自動計算されます。
新契約と旧契約の両方がある場合は、それぞれの控除額の合計を出し(ただし、最高40,000円)、
旧契約の控除額と比べていずれか大きい金額が、生命保険料控除になります。
(イ)介護医療保険料の入力方法
平成24年1月1日以後に契約を締結した介護医療保険料の支払い金額を入力すると、控除額が自動計算されます(ただし、最高40,000円)。
(ウ)個人年金保険料の入力方法
【新旧区分】は、該当する区分を選択します。保険料の支払い金額を入力すると、新契約・旧契約の控除額がそれぞれ自動計算されます。
新契約と旧契約の両方がある場合は、それぞれの控除額の合計を出し(ただし、最高40,000円)、旧契約の控除額と比べていずれか大きい金額が、生命保険料控除になります。
(エ)生命保険料控除額の総額
上記(ア)~(ウ)のように保険料支払い金額を入力すると、生命保険料控除額の総額が計算されます。(ただし、最高120,000円)。
7.控除対象の地震保険料や旧長期損害保険料を支払っている場合は、こちらの箇所に入力します。
【区分】は該当するものを選択します。保険料の支払い金額を入力すると控除額がそれぞれ自動計算されます。
※ただし、地震保険料についての地震保険料控除額は、最高50,000円です。
地震保険料と旧長期損害保険料の両方がある場合で合計額が50,000円を超える場合は、一律50,000円です
8.「保険料控除申告書」の【社会保険料控除】や【小規模企業共済等掛金控除】に該当する保険料を支払っている場合は、入力します。
(ア)国民年金保険料もしくは国民年金基金の掛金の場合は、保険料欄右のチェックボックスにチェックマークを付けます。
チェックマークを付けた金額が、「年調計算」画面の【国民年金保険料等の金額】に自動的に反映されます。
(イ)社会保険料控除合計(控除額)の金額は、「年調計算」画面の【社保控除額(申告分)】に反映されます。
9.画面左上の『年調計算』タブをクリックすると、「年調計算」画面に切替わります。「年調計算」画面に、「保険料控除申告書入力」で入力した内容が反映されます。