例として、今年度の年調を確定した後、今年の12月分の「所得税領収済通知書」に「年末調整による不足税額」、「年末調整による超過税額」欄に年末調整結果が集計されない場合の操作方法をご案内します。
年調の確定処理を行う時に設定した「支払日」が翌年1月以降の日付になっておりますと、翌年1月の集計に含まれるため正しく反映されない原因となります。
こちらを12月末までの日付にすることで、正しく集計されるようになります。
※以下の操作で、年末調整を解除して再度確定処理をやり直す操作がございます。
確定解除を行う前に、念のため「ファイル」→「データエクスポート」より現在のデータの保存を行います。
「データエクスポート」の詳しい操作方法は、こちらをご覧ください。
<操作手順>
1.「年調」→「年調データ入力」を開きます。
2.「年調データ入力検索」画面では、社員条件「全社員」、処理方法を「個別入力」にし、[開始]ボタンをクリックします。
3.該当社員の確定を、一括で解除します。
画面上の[一括解除]ボタンをクリックします。
4.「年調方法で絞り込み」の▼をクリックし、「単独年調」を選択します。
5.対象社員を選択し、[選択した社員の年末調整を確定解除する]ボタンをクリックします。
6.以下のメッセージが表示されますので、内容をご確認の上[はい]ボタンをクリックします。
7.再度一括で確定処理を行います。
画面上の[一括確定]ボタンをクリックします。
8.年調方法は「単独年調」を選択します。
9.反映先等設定を行い、支払日にコンピューターのシステム日付が表示されますが、こちらを12月末までの支給日に変更します(下の図の例では、12月25日にしています)。
10.[選択した社員の年末調整を確定する]ボタンをクリックします。
11.以下のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
12.確定状態になったことを確認し、[終了]ボタンで画面を閉じます。
13.「管理資料」→「所得税領収済通知書」を開きます(所得税領収済通知書集計条件はお客様の用途に合わせて選択してください)。
14.「年末調整による不足税額」、「年末調整による超過税額」欄に、正しく集計されているかご確認ください。