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Q.残業手当の計算式

対象製品
給料王18以降

 

給料王での残業手当の計算は以下の通りに行われます。

 

<事前準備>

 

1.「設定」→「社員情報設定(個別入力)」を開きます。

2.該当社員をダブルクリックします。

3.「手当/控除」タブを選択し、【残業計算】が率計算・金額計算どちらに設定しているか確認します。

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4.計算方法により、次のように計算されます。

(ア)金額計算の場合

下の各欄の1時間あたりの金額(割増率をかけた金額)を確認します。金額が違う場合は修正を行い、[設定]ボタンをクリックします。

※単価金額の登録は整数のみとなります。

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※それぞれの単価金額が0円の場合は、それぞれの項目が計算されません。

また、「設定」→「給与規定」の「基本」タブにて、「残業計算時のゼロ指定」で【金額指定時のゼロは率計算にする】が選択されている場合は、単価金額が0円でも自動で率計算の方法で計算されるようになります。

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(イ)率計算の場合

以下の操作手順の内容をご確認ください。

なお、「設定」→「社員情報設定」の「基本」画面で設定されている「基本給区分」ごとに計算方法が設定されます。

 

「月給」・「日給月給」の残業手当の計算式

残業手当=(基本給+残業計算に含まれる手当)÷就業時間<1ヶ月>×割増率×残業時間

 

「日給」の残業手当の計算式

残業手当={(基本給<1日の単価>÷就業時間<1日>)+(残業計算に含まれる手当÷就業時間<1ヶ月>)}×割増率×残業時間

 

「時給」の残業手当の計算式

残業手当={基本給<1時間の単価>+(残業計算に含まれる手当÷就業時間<1ヶ月>)}×割増率×残業時間

 

<操作手順>

 

1.残業計算に含まれる手当は、下記になります。

(ア)「設定」→「項目設定」を開き「支給」タブをクリックします。

(イ)「基準内(残業)」が ○ になっている項目は残業計算に含まれ、Xになっている項目は残業計算に含まれません。

(ウ)○Xを修正したい場合は、修正したい項目をダブルクリックして 「基準内<残業手当>」の設定を変更してください。

※ただし、属性がシステムになっている項目は修正できませんのでご注意ください。

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2.就業日数・就業時間は、下記になります。

(ア)「設定」→「給与規定」を開きます。

(イ)就業日数(1ヶ月)、就業時間(1日)、就業時間(1ヶ月)が設定されています。

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3.割増率は、下記になります。

(ア)「設定」→「項目設定」を開き、「支給」タブをクリックします。

(イ)残業項目をダブルクリックすると、割増率の数字が確認できます。この画面で率の変更も可能です。

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4. 「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」画面で、「普通残業時間」に時間を入力し正しく計算されるかどうかご確認ください。

例:月給者の場合

残業計算に含まれる手当:資格手当、住宅手当

就業時間(1ヶ月):165時間

割増率:125%

普通残業時間:10時間

(基本給<300,000>+資格手当<50,000>+住宅手当<20,000>)÷165×125%×普通残業時間<10>=28,030,3030・・・

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5.「時間外時間」に時間を入力しても「時間外手当」に金額が自動計算されない場合は、画面が手入力状態になっていることが考えられます。以下を確認してください。

(ア)画面右上が、[自動計算へ]と表示されている場合は手入力モードとなっており、「時間外時間」を入力しても自動計算されませんので、[自動計算へ]ボタンをクリックします。

(イ)以下のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックして、[手入力へ]の表示に切り替えてください。

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