代金支払いのために振り出した手形がある場合は「手形登録」にて管理することができます。
「手形登録」を使用するには、あらかじめ「手形銀行登録」で取引銀行の登録と「手形取引先登録」で取引先の登録が必要です。
<操作手順>
例:長岡商事から100,000円分の商品を仕入れ、買掛金を2XXX年10月10日に約束手形(NO.12345)で支払った。なお、支払った手形の満期日が2XXX年12月25日の場合
1.「管理」→「手形登録」を開きます。
2.画面左上の[支払手形]のタブをクリックして開き、画面左上[新規]ボタンをクリックします。
3.〔支払手形情報登録〕の画面が表示されますので〔基本情報〕の必要事項を入力してください。
必要事項の入力が全て終わりましたら、[登録]ボタンをクリックしてください。
(ア)振出日:手形を振り出した日を入力します。
(イ)満期日:手形の満期日を入力します。
(ウ)種 類:
約束手形=振出人自身が受取人または受取人が指図した人へ手形金の支払いを約束する証券です。
為替手形=振出人が支払人(第三者)に手形金額の支払いを委託する支払委託証券です。
先日付小切手=小切手に記載する振出日を実際に振り出した日より先の日付にして振り出した小切手です。
(エ)手形No:手形の番号を半角10文字以内で入力します。
(オ)部 門:登録の支払手形に関わる自社部門を選択します。
(カ)受取人:「管理」→「手形取引先登録」にて登録した支払手形の受取人を選択します。
(キ)受取人科目/受取人補助:「管理」→「手形仕訳転送」にて手形取引に関する仕訳を生成する際、こちらで設定した科目を使用することができます。 発行・返還時の仕訳で支払手形の相手科目となる科目(例:買掛金)を選択します。 買掛金に取引先ごとの補助科目が設定されている場合は、買掛金の補助科目まで選択してください。
(ク)金 額:振り出した手形の金額を99,999,999,999円以内で入力します。
(ケ)銀 行:手形の支払い銀行を「管理」→「手形銀行登録」で登録した銀行から選択します。
(コ)銀行科目/銀行補助:「管理」→「手形仕訳転送」にて手形取引に関する仕訳を生成する際、ここで設定した科目を使用することができます。 決済時の仕訳で支払手形の相手科目となる科目(例:当座預金)を選択します。 当座預金に銀行ごとの補助科目が設定されている場合は、当座預金の補助科目まで選択してください。
(サ)備 考:登録中の手形に関しての備考欄です。全角30文字以内で入力します。
(シ)顛末情報:顛末の日付は手形を登録した際のシステム日付があらかじめ表示されます。正しい手形発行日になっていない場合は、〔顛末情報〕→[修正]をクリックし、〔顛末修正〕画面の[顛末日付]を修正後、[設定]ボタンをクリックしてください。
例:手形の振出日が2XXX年10月10日で、この手形を製品に登録した日が2XXX年10月20日の場合
a:発行:手形を発行した場合に使用します。
b:決済:支払った手形が満期日になり、銀行から手形金額が引き落とされた場合に使用します。
c:ジャンプ:満期日を延長する場合に使用します。
d:返還:振り出した手形が受取人から返ってきた場合に使用します。