決算時の棚卸の仕訳は、下記のように入力します。
※下記の仕訳はあくまで一例です。
仕訳で使用する勘定科目がご不明な場合は、提出先税務署もしくは関与先税理士にご相談ください。
<操作手順>
例:会計期間4月1日~3月31日で、年度末に一度だけ棚卸を行う場合
1.「帳簿」画面を開きます。
2.伝票日付欄に[13(決算取引)]を入力します(下図は「帳簿」→「振替伝票入力」より入力した図です)。
※「帳簿」→「振替伝票入力」より棚卸の仕訳入力をする場合は、貸借の合計金額が一致していないと伝票の登録ができません。貸借金額が一致していることを確認の上、画面上の[登録]をクリックし、伝票を登録してください。
3.前述の2番で入力した伝票は各帳簿画面で「決算月」タブに集計されます。
「振替伝票入力」では、伝票登録後、画面上部の[≪前]ボタンをクリックすると登録した伝票を確認できます。
※各帳簿の「機能」にて、ファンクションキーの配列を「配列2」と設定している場合は、[前伝票]ボタンをクリックしますと登録した伝票を確認することができます。
また、製品、原材料、仕掛品の棚卸の仕訳に関しましては以下のように入力します(製造原価ありのデータのみ)。
(ア)製品の場合
期首製品棚卸高 200,000 / 製 品 200,000
製 品 150,000 / 期末製品棚卸高 150,000
(イ)原材料の場合
期首材料棚卸高 200,000 / 原 材 料 200,000
原 材 料 150,000 / 期末材料棚卸高 150,000
(ウ)仕掛品の場合
期首仕掛品棚卸高 200,000 / 仕 掛 品 200,000
仕 掛 品 150,000 / 期末仕掛品棚卸高 150,000
※個人データ作成時の初期値では、〔原材料〕・〔仕掛品〕の勘定科目をご用意しておりませんので新規に作成する必要がございます(「導入」→「勘定科目設定」にて、勘定科目の作成を行ってください)。
もしくは、初期値でご用意しております〔棚卸資産(コード:164)〕科目をご利用ください。
(業種別テンプレートの「製造業(個人)」でデータを作成された場合は〔原材料〕・〔仕掛品〕の勘定科目は初期値でご用意しております。)
※毎月、棚卸の仕訳を入力する場合は、上記の方法では集計が正しく行われませんので、月次棚卸用の科目を別途作成する必要がございます(詳しくは、こちらをご覧ください)。