給料王では、給与処理月を次月に更新する際に社員情報設定の生年月日で設定している日付を確認しています。
65歳に到達した際には、設定を変更する主旨のメッセージが表示され、現在設定している介護保険区分と等級が自動的に解除されるようになっております。
なお、社員を新規に登録する際は生年月日から保険料区分の確認は自動では行いませんので、新規登録の際は、お手数ですが生年月日をご確認いただき、介護保険区分を手動で設定してください。
<操作手順>
A.社会保険の保険料徴収方法が『当月徴収』の場合
例:2月10日で満65歳を迎える社員の場合
1.画面上部の「給与処理月」を1月から2月へ更新します。
2.更新すると以下の画面が表示されます。
18シリーズ以前は、[印刷]ボタンの表記はございません。
(ア)[印刷]ボタンをクリックすると、介護保険非対称者の一覧を印刷することが出来ます。
(イ)[開始]ボタンをクリックすると、次のメッセージが表示されます。 [はい]ボタンをクリックすると、自動で介護保険区分が設定されます。
(ウ)[キャンセル]ボタンをクリックすると、次のメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると、介護保険区分の自動設定は行われません。
18シリーズ以前はメッセージの表示はありません。
※2番の(ウ)の操作で[キャンセル]ボタンをクリックした場合は、「社員情報設定」画面で介護保険区分の変更を行って下さい。
(ア)「設定」→「社員情報設定(個別入力)」を開き、該当社員をダブルクリックします。
(イ)開いた画面で、「社保/労保」タブをクリックします。
(ウ)この時点での介護保険区分を選択し、[設定]ボタンをクリックします。
3.「設定」→「社員情報設定(個別入力)」の「社保/労保」タブ画面で、介護保険区分が「計算(賞与のみ)」に変わっていることを確認します。
4.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開くと、介護保険料が計算されないようになります。
B.社会保険の保険料徴収方法が『前月徴収』の場合
例:2月10日で満65歳を迎える社員の場合
1.画面上部の「給与処理月」を2月から3月へ更新します。
2.更新すると以下の画面が表示されます。
18シリーズ以前は、[印刷]ボタンの表記はございません。
(ア)[印刷]ボタンをクリックすると、介護保険非対象者の一覧を印刷することが出来ます。
(イ)[開始]ボタンをクリックすると、次のメッセージが表示されます。 [はい]ボタンをクリックすると、自動で介護保険区分が設定されます。
(ウ)[キャンセル]ボタンをクリックすると、次のメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると、介護保険区分の自動設定は行われません。
18シリーズ以前はメッセージの表示はありません。
※Bの2番の(ウ)の操作で[キャンセル]ボタンをクリックした場合は、「社員情報設定」画面で介護保険区分の変更を行って下さい。
Aの2番※(ア)~(ウ)の操作を行います。
3.「介護保険対象者/非対象者」画面の[開始]ボタンをクリックします。
4.「設定」→「社員情報設定(個別入力)」の「社保/労保」タブ画面で、介護保険区分が「計算(賞与のみ)」に変わっていることを確認します。
5.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開くと、介護保険料が計算されないようになります。
尚、上記A、Bにより社員情報設定の介護保険区分が「計算(賞与のみ)」の状態で、その後に賞与設定で該当者の介護保険資格喪失日(誕生日前日)以降に支給する賞与を作成すると、「介護保険対象者/非対象者」画面が表示されます。その際に[開始]ボタンをクリックしますと、介護保険区分が「なし」に変わり、給与・賞与とも介護保険料は控除されなくなります。
C.『前月徴収』で、給与より先に賞与で介護保険料の控除から外れる場合
例:2月10日で満65歳を迎える社員の場合
例の場合は2月分の社会保険料から介護保険料が控除されなくなります。
給与は社会保険料の徴収方法が前月徴収なので、3月給与から介護保険料は控除されなくなります。
また賞与では2月に支給される賞与がある場合は、給与より先に2月に支給される賞与から、介護保険料は控除されなくなります。
このような場合は次のような確認メッセージが表示されます。
※給与から介護保険料の控除から外れる月に更新する前に、未来の日付で賞与の設定を行なった場合にも、次のメッセージが表示されます。
1.「賞与」→「賞与設定」を開き、[作成]ボタンをクリックし、2月に支給する賞与の作成を行います。
2.「賞与作成」画面で、賞与名称と支給日を入力し[作成]ボタンをクリックします。
3.作成すると以下の画面が表示されます。
18シリーズ以前は、[印刷]ボタンの表記はございません。
(ア)[印刷]ボタンをクリックすると、介護保険対象者の一覧を印刷することが出来ます。
(イ)[開始]ボタンをクリックすると、次のメッセージが表示されます。 [はい]ボタンをクリックすると、自動で介護保険区分が設定されます。
(ウ)[キャンセル]ボタンをクリックすると、次のメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると、介護保険区分の自動設定は行われません。
18シリーズ以前はメッセージの表示はありません。
※Cの3番の(ウ)の操作で[キャンセル]ボタンをクリックした場合は、「社員情報設定」画面で介護保険区分の変更を行って下さい。Aの2番※(ア)~(ウ)の操作を行います。
4.[開始]ボタンをクリックした後に、「設定」→「社員情報設定(個別入力)」の「社保/労保」タブ画面で介護保険区分が「計算(給与のみ)」に変わっていることを確認します。
5.「賞与」→「賞与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開くと賞与データ入力画面の介護保険料は、計算されません。
6.給与処理月が3月に更新されるまでの給与からは、介護保険料は徴収されます。
7.「給与処理月」を2月から3月へ更新します。
8.更新すると以下の画面が表示されます。
9.「介護保険対象者/非対象者」画面の[開始]ボタンをクリックします。
10.「設定」→「社員情報設定(個別入力)」の「社保/労保」タブ画面で、介護保険区分が「なし」に変わり今後は、給与・賞与とも介護保険料は計算されません。
D.健康保険料の計算方法が「手入力」になっている場合
例:2月10日で満65歳を迎える社員の場合
1.給与処理月を次月に進めて、確認画面が表示されたら[開始]ボタンをクリックします。
例:当月徴収
2.「設定」→「社員情報設定(個別入力)」の「社保/労保」タブ画面では、介護保険区分が「計算(賞与のみ)」となり、「手入力」にチェックマークが入ります。
3.給与では介護保険の手入力が出来ない状態となります。
4.その後に賞与設定で該当者の介護保険資格喪失日(誕生日前日)以降に支給する賞与を作成すると、「介護保険対象者/非対象者」画面が表示されます。その際に[開始]ボタンをクリックしますと、介護保険区分が「なし」に変わり今後は、給与・賞与とも介護保険料は計算されません。