勤務中や残業中の外出時間をどのように扱うのか、集計条件を設定できます。
<操作手順>
1.「労務管理」→「就業グループ設定」を開きます。
2.設定したい就業グループを選択し、「集計条件」タブをクリックします。
3.集計項目は、下記の8種類から選択可能です。(初期値は集計項目が全て『集計しない』になっています。)
4.集計項目を選択しますと、集計方法が選択できる状態になります。集計方法は、『含める』、『差し引く』の2種類です。
但し、集計項目で『集計しない』を選択しますと、集計方法は選択不可能になります。
(ア)勤務中の外出
〈就業グループ設定での条件〉
勤務時間 9:00~17:30
休憩時間 12:00~13:00
勤務中の外出 勤務時間/差し引く
例:9/21に13:00~14:45まで外出した場合
タイムカード入力では、[勤外]欄に外出した1時間45分を入力しますと、9/21の[出勤]欄から勤務中の外出分が差し引かれます。
出勤時間は9:00~17:30-12:00~13:00(休憩分)-13:00~14:45(外出分)=5:45となります。
(イ)残業中の外出
〈就業グループ設定での条件〉
勤務時間 9:00~18:00
休憩時間 12:00~13:00
普通残業時間 18:00~22:00
残業中の外出 普通残業時間/差し引く
例:9/21に9:00~20:00まで勤務し、そのうち18:30~19:00まで外出した場合
タイムカード入力では、[残外]欄に外出した30分を入力しますと、9/21の[普残]欄から残業中の外出分が差し引かれます。
出勤時間は9:00~18:00-12:00~13:00(休憩分)=8:00、
普通残業時間は18:00~20:00-18:30~19:00(外出分)=1:30となります。
【注意】
勤務中の外出を「勤務時間/含める」と設定すると、下記のように加算されます。
「労務管理」→「タイムカード入力」画面では下図のように表示されます。
5.社員によって集計条件が異なる場合は、必要に応じて「標準グループ」の他に、別の就業グループを作成します。
就業グループを新たに作成した場合は、「労務管理」→「社員履歴設定」(給料王18以前の場合には、【労務管理】タブ→「人事」→「社員履歴設定」)にて該当社員ごとに就業グループの設定を行います。