通常の方法でデータベースエンジン(SQLServer)のインストールが行えない場合は、手動でインストールする方法をお試しください。
1.Microsoft社のホームページ上から、「SQL Server 2012 Express サービスパック4」をダウンロードします。
(ア)次のURLをクリックします(2018年11月28日現在)。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=56042&WT.mc_id=rss_alldownloads_all
※正しく画面が表示されない場合は、何度か開き直してみてください。
(イ)表示されたページから、[ダウンロード]ボタンをクリックし、『SQLEXPR_x86_JPN.EXE(ファイルサイズ282.2MB)』にチェックを入れて[次へ]ボタンをクリックしますと自動的にダウンロードが始まります。
※お使いのOSが64bit版の場合は、『SQLEXPR_x64_JPN.EXE(ファイルサイズ321.3MB)』を選択します。
2.保存した「SQLEXPR_x86_JPN.EXE」をダブルクリックしてください(環境によっては「.EXE」が表示されない場合があります)。
※「セキュリティの警告」画面が表示された場合は、[実行]をクリックします。
3.「Microsoft .NET Framework X.Xがインストールされていません。セットアップを実行する前にインストールしてください」(※Xは数字が入ります)というメッセージが表示された場合は、以下手順4.からの作業をおこなってください。 メッセージが表示されなかった場合は 手順6.へ進んでください。
4.製品のCDをパソコンにセットします。
※CDから.NET Framework3.5がインストールできるのはバージョン18のみです。バージョン19以降をお使いのお客様はこちらからファイルの取得を行ってください。
(ア)「自動再生」画面が表示されますので「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。
※「自動再生」画面が表示されない場合はインストールが始まりますが、[キャンセル]ボタンをクリックし、エクスプローラーからCDの中身を表示してください。
(イ)CDの中のフォルダーで「Maintenance」-「dotnetfx」-「351」を開きます。
(ウ)フォルダー内の『dotnetfx35.exe』をダブルクリックして、インストールを行ないます(環境によっては「.exe」が表示されない場合があります)。
(エ)続けて以下のファイルをインストールします。OSが32bitと64bitで使用するファイルが異なります。ご使用のパソコンのOSに該当する方をご利用ください。
32bit → dotnetfx35langpack_x86ja.exe
64bit → dotnetfx35langpack_x64ja.exe
5.「Microsoft .NET Framework」のインストールが終わりましたら、再度「SQLEXPR_X86_JPN.EXE」をダブルクリックしてください。
6.「SQL Server インストールセンター」画面が表示されます。画面左側の「インストール」をクリックし、右側の「SQLServerの新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します。」をクリックします。
7.「製品の更新プログラム」画面が表示されますので、そのまま[次へ]ボタンをクリックします。
8.「ライセンス条項」画面が表示されます。「ライセンス条項に同意する。」にチェックを入れて[次へ]ボタンをクリックします。
9.「機能の選択」画面が表示されますので、[すべて選択]ボタンをクリックして、[次へ]ボタンをクリックします。
10.「インスタンスの構成」画面が表示されますので、『名前付きインスタンス(A)』に任意の名前を半角英数字で入力して[次へ(N)]ボタンをクリックしてください(通常は『SORIMACHI2012』とご入力ください)。
11.「サーバーの構成」画面が表示されますので、表示されているすべてのサービスで「スタートアップの種類」を『自動』にしてから、[次へ]ボタンをクリックします。
12.「データベース エンジンの構成」画面が表示されますので、以下の設定を行ってください。
(ア)『○混合モード(M)(SQL Server認証とWindows認証)』を選択し、「パスワードの入力」・「パスワードの確認入力」に任意の半角英数記号のパスワード(例:pass_word等)を入力します。
※パスワードにはアンダーバー( _ )を含める事を推奨いたします。また、入力したパスワードはメモ等に控えておいてください。
(イ)「SQL Server 管理者の指定」に『Everyone』を追加します。
a:画面下部の[追加]ボタンをクリックします。
※表示がされていない場合は、画面を縦にスクロールしてください。
b:「ユーザー または グループ の選択」画面が表示されますので、画面左下の[詳細設定]ボタンをクリックします。
c:以下の画面が表示されますので、右側の[検索]ボタンをクリックし、「検索結果」に表示された一覧から『Everyone』を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
d:『Everyone』が表示された状態の「ユーザー または グループ の選択」画面に戻りますので、そのまま[OK]ボタンをクリックします。
e:「SQL Server 管理者の指定」に『Everyone』が追加されたことを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
13.「エラーレポート」画面はそのまま[次へ]ボタンをクリックします。インストールが始まります。
14.「完了」画面が表示されましたら[閉じる]ボタンをクリックし、残っている手順6の画面も閉じてください。
15.インストール後、SQLServerの設定を変更します。
(ア)キーボードの「Windows」キー + 「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」画面を表示します。
(イ)「名前」欄に『services.msc』と入力して、[OK]ボタンをクリックします。
(ウ)「サービス」画面が表示されますので、「SQL Server (SORIMACHI2012)」を右クリックして、「プロパティ」をクリックします。
※下線部分は手順10で指定したインスタンス名となります。
※「名前」欄の幅が狭くて目的の表記を見つけづらい場合は、「名前」欄と隣にある項目の仕切りをドラッグすることで、項目幅を変更することができます。
(エ)「ログオン」タブをクリックし、現在の「アカウント」の選択から「ローカル システム アカウント」に変更して、[OK]ボタンをクリックします。
(オ)「新しいログオン名はこのサービスを停止して再起動するまでは無効です。」のメッセージは、[OK]ボタンをクリックします。
(カ)再度、「サービス」画面に戻りますので、「SQL Server (SORIMACHI2012)」を右クリックして、「再起動」をクリックします。
(キ)サービスの再起動が終わるまで待ちます。
16.製品のインストールを行います。インストール終了後、製品を起動します。
※製品インストールの際は、今回インストールしたSQLServerを利用するため、以下の設定を行ないます。
(ア)インストール時の「データベースエンジンの詳細セットアップ」にチェックを入れて、[次へ] ボタンをクリックします。
(イ)「インスタンス名」に手順10で指定したインスタンス名(通常は『SORIMACHI2012』)を入力して、[次へ] ボタンをクリックします。
(ウ)以下のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
※「ソリマチ製品」には、お使いの製品名が表示されます。
(エ)以降は画面の指示に従ってインストールを行なってください。
17.初回起動時に以下のメッセージが表示されますので、以下の操作を行ないます。
(ア)[いいえ]ボタンをクリックします。
※「ソリマチ製品」には、お使いの製品名が表示されます。
(イ)「SQL Server の接続設定」画面が表示されますが、そのまま[OK]ボタンをクリックします。
(ウ)再度、(ア)の画面が表示されますが同じように[いいえ]ボタンをクリックし、「SQL Server の接続設定」画面を[OK]するという操作を合計3回行なっていただきます。
※通常と異なるインストール方法でSQLServerを入れたため、製品を接続させるのに何度か上記操作を行なう必要がございます。
(エ)4回目の「SQL Server の接続設定」画面で「パスワード(P)」欄が入力できるようになるため、手順12で設定したパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
18.製品のデータベース作成方法画面が表示されることを確認します。