勤怠データを取り込む場合は、決められたレイアウトにそってデータを作成しCSV形式で保存をして頂ければ、そのデータを取り込むことができます。
<事前準備>
【データレイアウト(CSV形式)の注意】
※ 詳しいレイアウトについては、「給与」→「勤怠データ取り込み」の[ヘルプ]ボタンをクリックし、レイアウトをご確認ください。
1.1レコード(1社員分の勤怠)は30項目で形成されます。
レイアウトによって取り込みできる勤怠項目が異なるので、ご希望に合わせて勤怠データの作成を行います。
※予備項目には、お客様独自の項目を設定することはできません。)
※レイアウト3の場合の設定方法につきましては、こちらをご覧ください。
取り込みができる勤怠項目 | 予備項目 | |
レイアウト1 | 項目No.1~15 | 項目No.16~30 |
レイアウト2 | 項目No.1~20 | 項目No.21~30 |
レイアウト3 | 項目No.1~24 | 項目No.25~30 |
2.取り込むデータには項目名は必要ありません。
csvデータの列と対応する給料王の勤怠項目は以下のようになります。
◆レイアウト2の場合
No | csvデータの列 | 給料王の項目名 | 勤怠項目の項目No. |
1 | A | 社員コード | - |
2 | B | 就業日数 | 001 |
3 | C | 出勤日数 | 002 |
4 | D | 欠勤日数 | 003 |
5 | E | 有休日数 | 004 |
6 | F | 特休日数 | 005 |
7 | G | 休出日数 | 006 |
8 | H | 代休日数 | 008 |
9 | I | 遅早回数 | 011 |
10 | J | 出勤時間 | 012 |
11 | K | 遅早時間 | 013 |
12 | L | 普通残業時間 | 014 |
13 | M | 深夜残業時間 | 015 |
14 | N | 休出残業時間 | 016 |
15 | O | 休出深夜時間 | 017 |
16 | P | 法内休出日数 | 007 |
17 | Q | 法休残業時間 | 018 |
18 | R | 法休深夜時間 | 019 |
19 | S | 法内残業時間 | 020 |
20 | T | 早出残業時間 | 任意 |
21 ~ 29 |
U~AC |
予備項目 データは入力しないで ください。 |
- |
30 | AD |
データの最後になります。 0を入力します。 |
- |
※レイアウト1の場合は、上記レイアウトの「1 社員コード」から「15 休出深夜時間」までになります。
※ただし、20項目目の「早出残業時間」は、あらかじめ給料王でご用意のない項目です。
早出残業時間を取り込む場合は、項目を作成します。
早出残業時間の作成方法につきましては、こちらをご覧ください。
3.半角数字とピリオドのみを有効文字とします。(全角文字は取り込めません。)
4.テキストデータの場合は、データの各項目をカンマで区切ります。1レコード(1社員分の勤怠)には「カンマ」が29個必要です。
<操作手順>
Microsoft Excelで勤怠情報を作成し、給料王に勤怠データ取り込みを行う際は以下の操作を行います。
なお、Microsoft Excelの操作でご不明な点がございましたら、Microsoft社様へお問い合わせください。
1.Microsoft Excelを起動します。(以下表示される図は、Microsoft 365です。)
2.「勤怠データ取り込み」のヘルプを参考にA~T列に勤怠データを入力します。
※勤怠データは間違えないようご入力ください。
※60進法で入力となりますので、1時間30分の場合、「1.3」、「1.30」、「01.30」のいずれかの入力方法で入力します。
3.勤怠データの入力が終わりましたら、画面を右側にスクロールし、「AD」列まで進めます。
4.勤怠データを入力した全ての「AD」列に数字の「0」を入力します。
5.24時間以上の時間を入力すると、Excelの性質上「160:30:00」のように、秒単位まで表示されます。このままでは、給料王で取込は出来かねますので、以下の操作を行います。
例:出勤時間(「J」列)が165時間30分の場合の表示は「165:30:00」と表示される)
(ア)修正された数字のセルを「右クリック」→「セルの書式設定」を選択します。
(イ)「表示形式」タブをクリックし、「ユーザー定義」を選択し、「[h]:mm:ss」を選択します。
(ウ)「種類」欄の「[h]:mm:ss」の「[h]:mm:ss」をDeleteキーまたは、Backspaceキーで消し、サンプルが「165:30」と表示されたことを確認し、[設定]ボタンをクリックします。
(エ)時間の表示が「165:30」と変更になりましたら、ファイルの保存を行ってください。
※ただし、再度ファイルを開いた際は、Excelの性質上「165:30:00」に戻りますので、給料王に取り込む際は、上記操作を行った上で、取込を行ってください。
6.メニューバーの「ファイル」をクリックして、「名前を付けて保存」をクリックします。
7.保存する場所を指定します。
例:ドキュメントフォルダ
8.「ファイル名」を分かりやすく入力してください。(例:kintai)
9.「ファイルの種類」を『CSV(カンマ区切り)』に切り替えてください。
10.[保存]ボタンをクリックします。
※OSやExcelのバージョンにより「選択したファイルの種類は複数のシートを含むブックをサポートしていません。」というメッセージが表示されましたら[OK]→[はい]ボタンをクリックします。
11.一旦Microsoft Excel画面に戻りますので、メニューバーの「ファイル」→「終了」を選択します。
※「******(ファイル名).csvへの変更を保存しますか?」という確認メッセージが表示されましたら[はい]をクリックします。
「名前を付けて保存の確認」画面が表示されましたら、それぞれ[はい]をクリックします。
12.Microsoft Excel画面が終了します。
13.給料王を起動します。
14.「給与」→「勤怠データ取り込み」の画面を開きます。
15.取り込み形式を「CSVファイルから取り込む」に設定します。
16.[参照]ボタンをクリックし、10番で保存した保存先とファイル名を指定し、[開く]ボタンをクリックします。
17.取り込み元を確認後、[取り込み]ボタンをクリックします。
18.勤怠データに問題がない場合は、「勤怠データにエラーはありませんでした。取り込みを開始します。」というメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします
19.勤怠データの取込が完了すると、「メッセージID:15901 勤怠データの取り込みが完了しました。」と表示されますので、[OK]をクリックします。
後述の操作手順20番以降の操作を行います。
※もし、エラーが発生した場合は、「メッセージID:-15901 csv勤怠データの中に不正な項目がありますので確認してください。」というメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。
エラーの内容がメモ帳で表示されますので、Excel側で再度内容の確認を行ってください。
※「エラーの行を無視して正しい行のみ処理することができます。処理を行いますか?」という確認メッセージが表示された場合は、それぞれ該当する方をクリックします。
(ア)エラーがある行以外を取り込みする場合は、[はい]をクリックします。
エラーがある行については、その分だけ後から取り込みをやり直すか、手入力にて対応します。
(イ)エラーを見直してから、全てのデータを取り込みする場合は、[いいえ]をクリックします。
20.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」の画面を開き、[計算処理]ボタンをクリックします。
21.「計算処理」画面が表示されます。以下の項目を選択して[設定]ボタンをクリックします。
(ア)社員情報より計算
(イ)表示されている社員を全て計算(1名だけ勤怠データを取り込みたい場合は
「選択中の1社員の み計算」を選択します。)
(ウ)取り込んだ勤怠情報を使用する
22.正しく勤怠データが取り込まれているかご確認ください。