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Q.Excel等で作成した勤怠データを給料王に取り込む方法

対象製品
給料王18以降

 

勤怠データを取り込む場合は、決められたレイアウトにそってデータを作成しCSV形式で保存をして頂ければ、そのデータを取り込むことができます。

 

<事前準備>

 

【データレイアウト(CSV形式)の注意】

※ 詳しいレイアウトについては、「給与」→「勤怠データ取り込み」の[ヘルプ]ボタンをクリックし、レイアウトをご確認ください。

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1.1レコード(1社員分の勤怠)は30項目で形成されます。

レイアウトによって取り込みできる勤怠項目が異なるので、ご希望に合わせて勤怠データの作成を行います。

※予備項目には、お客様独自の項目を設定することはできません。)

※レイアウト3の場合の設定方法につきましては、こちらをご覧ください。

  取り込みができる勤怠項目 予備項目
レイアウト1 項目No.1~15 項目No.16~30
レイアウト2 項目No.1~20 項目No.21~30
レイアウト3 項目No.1~24 項目No.25~30

 

2.取り込むデータには項目名は必要ありません。

csvデータの列と対応する給料王の勤怠項目は以下のようになります。

◆レイアウト2の場合

No csvデータの列 給料王の項目名 勤怠項目の項目No.
社員コード
就業日数 001
出勤日数 002
欠勤日数 003
有休日数 004
特休日数 005
休出日数 006
代休日数 008
遅早回数 011
10 出勤時間 012
11 遅早時間 013
12 普通残業時間 014
13 深夜残業時間 015
14 休出残業時間 016
15 休出深夜時間 017
16 法内休出日数 007
17 法休残業時間 018
18 法休深夜時間 019
19 法内残業時間 020
20 早出残業時間 任意

21

29

 

U~AC

予備項目

データは入力しないで

ください。

 

30 AD

データの最後になります。

0を入力します。

 

※レイアウト1の場合は、上記レイアウトの「1 社員コード」から「15 休出深夜時間」までになります。

※ただし、20項目目の「早出残業時間」は、あらかじめ給料王でご用意のない項目です。

早出残業時間を取り込む場合は、項目を作成します。

早出残業時間の作成方法につきましては、こちらをご覧ください。


3.半角数字とピリオドのみを有効文字とします。(全角文字は取り込めません。)

 

4.テキストデータの場合は、データの各項目をカンマで区切ります。1レコード(1社員分の勤怠)には「カンマ」が29個必要です。

 

<操作手順>

 

Microsoft Excelで勤怠情報を作成し、給料王に勤怠データ取り込みを行う際は以下の操作を行います。

なお、Microsoft Excelの操作でご不明な点がございましたら、Microsoft社様へお問い合わせください。

 

 

1.Microsoft Excelを起動します。(以下表示される図は、Microsoft 365です。)

2.「勤怠データ取り込み」のヘルプを参考にA~T列に勤怠データを入力します。

※勤怠データは間違えないようご入力ください。

※60進法で入力となりますので、1時間30分の場合、「1.3」、「1.30」、「01.30」のいずれかの入力方法で入力します。

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3.勤怠データの入力が終わりましたら、画面を右側にスクロールし、「AD」列まで進めます。

4.勤怠データを入力した全ての「AD」列に数字の「0」を入力します。

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5.24時間以上の時間を入力すると、Excelの性質上「160:30:00」のように、秒単位まで表示されます。このままでは、給料王で取込は出来かねますので、以下の操作を行います。

例:出勤時間(「J」列)が165時間30分の場合の表示は「165:30:00」と表示される)

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(ア)修正された数字のセルを「右クリック」→「セルの書式設定」を選択します。

(イ)「表示形式」タブをクリックし、「ユーザー定義」を選択し、「[h]:mm:ss」を選択します。

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(ウ)「種類」欄の「[h]:mm:ss」の「[h]:mm:ss」をDeleteキーまたは、Backspaceキーで消し、サンプルが「165:30」と表示されたことを確認し、[設定]ボタンをクリックします。

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(エ)時間の表示が「165:30」と変更になりましたら、ファイルの保存を行ってください。

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※ただし、再度ファイルを開いた際は、Excelの性質上「165:30:00」に戻りますので、給料王に取り込む際は、上記操作を行った上で、取込を行ってください。

 

6.メニューバーの「ファイル」をクリックして、「名前を付けて保存」をクリックします。

 

7.保存する場所を指定します。

例:ドキュメントフォルダ

8.「ファイル名」を分かりやすく入力してください。(例:kintai)

9.「ファイルの種類」を『CSV(カンマ区切り)』に切り替えてください。

10.[保存]ボタンをクリックします。

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※OSやExcelのバージョンにより「選択したファイルの種類は複数のシートを含むブックをサポートしていません。」というメッセージが表示されましたら[OK]→[はい]ボタンをクリックします。

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11.一旦Microsoft Excel画面に戻りますので、メニューバーの「ファイル」→「終了」を選択します。

 

※「******(ファイル名).csvへの変更を保存しますか?」という確認メッセージが表示されましたら[はい]をクリックします。

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「名前を付けて保存の確認」画面が表示されましたら、それぞれ[はい]をクリックします。

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12.Microsoft Excel画面が終了します。

13.給料王を起動します。

14.「給与」→「勤怠データ取り込み」の画面を開きます。

15.取り込み形式を「CSVファイルから取り込む」に設定します。

16.[参照]ボタンをクリックし、10番で保存した保存先とファイル名を指定し、[開く]ボタンをクリックします。

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17.取り込み元を確認後、[取り込み]ボタンをクリックします。

18.勤怠データに問題がない場合は、「勤怠データにエラーはありませんでした。取り込みを開始します。」というメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします

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19.勤怠データの取込が完了すると、「メッセージID:15901 勤怠データの取り込みが完了しました。」と表示されますので、[OK]をクリックします。

後述の操作手順20番以降の操作を行います。

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※もし、エラーが発生した場合は、「メッセージID:-15901 csv勤怠データの中に不正な項目がありますので確認してください。」というメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。

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エラーの内容がメモ帳で表示されますので、Excel側で再度内容の確認を行ってください。

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※「エラーの行を無視して正しい行のみ処理することができます。処理を行いますか?」という確認メッセージが表示された場合は、それぞれ該当する方をクリックします。

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(ア)エラーがある行以外を取り込みする場合は、[はい]をクリックします。

  エラーがある行については、その分だけ後から取り込みをやり直すか、手入力にて対応します。

(イ)エラーを見直してから、全てのデータを取り込みする場合は、[いいえ]をクリックします。

 

20.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」の画面を開き、[計算処理]ボタンをクリックします。

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21.「計算処理」画面が表示されます。以下の項目を選択して[設定]ボタンをクリックします。

(ア)社員情報より計算

(イ)表示されている社員を全て計算(1名だけ勤怠データを取り込みたい場合は

  「選択中の1社員の  み計算」を選択します。)

(ウ)取り込んだ勤怠情報を使用する

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22.正しく勤怠データが取り込まれているかご確認ください。

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