受け取った手形を満期日以前に銀行で換金した場合は、「管理」→「手形登録」で登録済みの手形登録内容を変更します。
※満期日以前に銀行で割引をした手形につきましては、手形を受け取った際の登録がないと割引処理はできません。
<操作手順>
例:ソリマチ商店より、売掛金代金として2XXX年4月1日に受け取っていた手形100,000円につき、満期日(2XXX年5月20日)を待たずに、2XXX年4月30日に銀行で割引をした場合。割引料は10,000円とする。
1.「管理」→「手形登録」を開きます。
2.[受取手形]タブ内の既に登録済みの2XXX年4月1日に受け取った手形をクリックし、左上の[修正]ボタンをクリックします。
3.〔受取手形情報修正〕画面が表示されましたら〔顛末情報〕の[追加]ボタンをクリックします。
4.〔顛末〕の▼をクリックし、〔割引〕を選択します。
5.割引日付(例では4月30日)を入力し、割引銀行をドロップダウンリストより選択後、[設定]ボタンをクリックします。
6.〔受取手形情報修正〕画面に戻り、〔顛末情報〕に〔割引〕が追加されたことを確認します。
基本情報の〔割引料〕欄に割引料(例では10,000円)を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
7.顛末欄が〔割引〕に変更されます。
※割引時の仕訳を「管理」→「手形仕訳転送」で転送した場合は下のようになります。
(ア)間接法での仕訳転送の場合
※間接法の場合、手形の満期日に必ず顛末履歴〔決済〕の履歴を追加し、受取手形と割引手形の相殺仕訳を作成する必要があります。
詳しくは、こちらをご参考ください。
(イ)直接法での仕訳転送の場合
※直接法の場合、決済仕訳の作成は不要ですが、手形の満期日に必ず顛末履歴〔決済〕の履歴を追加してください。
詳しくは、こちらをご参考ください。