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Q.売上伝票登録時のエラー対処方法

対象製品
販売王18以降

販売王18販売・仕入・在庫以降

 

 

手入力で売上伝票を登録しようとした時に、表示されるエラーについての対処方法をエラーごとにご案内致します。

※見積伝票、受注伝票、発注伝票、仕入伝票の場合も、同様の方法で対処可能です。

該当のエラーメッセージをお探しになる場合は、キーボードの[Ctrl] + [F]キーを押すと、検索ウィンドウが表示されますので、エラーに使用されている言葉を入れて検索することで見つけやすくなります。

 

※記載されている対処法を試される前にデータのバックアップを行ってください。

 

1.85450  指定の伝票は削除できません(対応する赤伝票が存在します。)

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(ア)タイミング:伝票を削除しようとした時。

 

(イ)原因:削除しようとしている伝票に対して、赤伝票を発行しているため。

 

(ウ)対処法:先に赤伝票を削除する。

a:伝票入力画面の上部にある[検索]ボタンをクリックします。

b:「伝票検索」画面の右側にある[詳細]ボタンをクリックします。

c:「赤伝・通常伝票」で「赤伝」にのみチェックを入れた状態にして、[設定]ボタンをクリックします。

d:「伝票検索」画面に戻りますので、右側の[検索]ボタンをクリックします。

e:検索結果の伝票をダブルクリックして該当の赤伝票を削除します(画面を右にスクロールすると「赤伝相手伝票番号」が確認できます)。

 

 

2.85427(85426)  請求締切済みです。追加・修正・削除する場合は、販売業務-請求締切で、請求締切を取り消してから行ってください。

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(ア)タイミング:伝票を新規に追加しようとした時、既存の伝票を修正・削除しようとした時。

 

(イ)原因:伝票を追加しようとした期間、または該当の伝票で請求締切処理が済んでいるため。

 

(ウ)対処法:該当期間の締め処理を取り消す。

例)4/15付けで伝票を登録しようとしたところ、本エラーが表示された場合

a:登録しようとした伝票で指定した「請求先」を控え、「販売業務」-「請求締切」を開きます。

b:「請求締めグループ」に該当のグループを指定し、「請求日」は未来の日付を指定します。

※1年後の今日のように、絶対に締め処理がされていない日付を指定します。

c:「請求先」タブをクリックし、「請求先(T)~(O)」に手順a:で控えた請求先を指定し、[開始]ボタンをクリックします。

d:「処理」欄にチェックが入っていることを確認して、画面上部の[締め取消]ボタンをクリックします。

※表示された請求先の「前回請求日」を確認し、この日付が登録しようとしている伝票の日付よりも前になるまで繰り返し締め処理を取り消します。

 

 

3.85532  原単価に変更があります。よろしいですか?

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(ア)タイミング:原単価の金額を変更した時。

 

(イ)原因:原単価を変更すると粗利益額が変わるため警告が表示される。

 

(ウ)

対処法1:問題が無ければ[はい]ボタンを、変更に問題があれば[いいえ]ボタンをクリックする。

 

対処法2:原単価変更時にメッセージを表示させない。

a:キーボードのShiftキーを押したまま状態で、画面上部の[機能]ボタンをクリックします。

b:「□原単価修正時に確認をする」のチェックを外し、[設定]ボタンをクリックします。

 

 

4.85511  受注残数以上の払出はできません。

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(ア)タイミング:受注伝票から転記した伝票で、数量を受注残数以上に指定した時。

 

(イ)原因:受注残数以上の数量を指定しているため。

 

(ウ)

対処法1:現在の受注残数を確認して、受注残数以上の値にならないように数量を正しい値に訂正する。

 

対処法2:受注伝票の数量を増やしてから転記する。

 

 

5.85530 商品の在庫繰越基準日より前の伝票日付が指定されています。よろしいですか?

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(ア)タイミング:「伝票日付」が商品の「在庫繰越基準日」以前の状態で、その商品を明細行に指定した時。

 

(イ)原因:「伝票日付」が商品の「在庫繰越基準日」以前の日付になっているため。

 

(ウ)

対処法1:問題が無ければ[はい]ボタンを、変更に問題があれば[いいえ]ボタンをクリックする。

※ [はい]ボタンをクリックした場合は、商品の在庫管理が正しく行えませんので、ご注意ください。

 

対処法2:商品の「在庫繰越基準日」を変更する。

a:「台帳」-「商品登録」を開き、該当の商品を呼び出します。

b:「在庫」タブをクリックし、「在庫繰越基準日」を伝票日付よりも前の日付に変更し、画面上部の[登録]ボタンをクリックします。 ※「在庫繰越基準日」が変更できない場合は、該当の商品で既に棚卸処理がされています。変更するためには棚卸処理を取り消す必要があります。

 

 

6.85529 棚卸済の商品があります。よろしいですか?

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(ア)タイミング:「伝票日付」が商品の棚卸処理された日付以前の状態で、その商品を明細行に指定した時。

 

(イ)原因:「伝票日付」が商品の棚卸処理された日付よりも前の日付になっているため。

 

(ウ)

対処法1:問題が無ければ[はい]ボタンを、変更に問題があれば[いいえ]ボタンをクリックする。

 

 ※[はい]ボタンをクリックした場合は、棚卸の結果が合わなくなる場合があります。再度棚卸処理を行ってください。

 

対処法2:商品の棚卸処理を取り消す。

a:「在庫」-「在庫業務」-「棚卸表」を開きます。

b:「処理」欄に『棚卸確認』を選択し、「商品」タブに切り替えて「商品(X)~(Y)」に該当商品を指定し、[開始]ボタンをクリックします。

c:画面上部の[棚卸取消]ボタンをクリックし、確認は[OK]ボタンをクリックします。

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※倉庫ごとに在庫管理をしている場合は、画面上部の「倉庫」を切り替えて、全ての倉庫で棚卸取消をしてください。

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d:画面上部の[検索]ボタンをクリックし、表示された条件指定画面はそのまま[開始]ボタンをクリックします。

e:過去の棚卸が表示される場合は「在庫繰越基準日」を確認し、伝票日付よりも後の日付になっている場合は、手順c:~d:を繰り返し行ってください。最終的に棚卸表画面の「在庫繰越基準日」が伝票日付よりも前の日付になるまで行ってください。

 

 

7.85490 "商品値引き"に対応する"売上"が存在しません。

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(ア)タイミング:明細区分が『売上』の下の行に『商品値引』という構成になっていない伝票を登録しようとした時。

 

(イ)原因:『商品値引』が『売上』の明細行の下に指定されていないため。

 

(ウ)対処法:『商品値引』を使用する場合は『売上』の明細行を入力してから、その次の行に『商品値引』を入力する。 ※テキストデータ入力の場合も『売上』の行の下に『商品値引』が来るように加工してください。

 

 

8.85459 固定の締め日を持つ得意先の請求書発行日は変更できません。

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(ア)タイミング:例えば、伝票日付が「2018/6/20」、請求締めグループ「末日締め」の得意先の場合、『請求予定日』に「2018/6/30」以外を入力した時。

 

(イ)原因:請求先の締め日と異なる『請求予定日』が入力されているため。

 

(ウ)対処法:伝票日付と得意先の締日の設定によって、該当の請求期間の締日を入力する。

 

 

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