独自に作成したデータや、他社製品からのお乗り換えの場合「他社製品データ取り込み」機能を利用して、給料王の「給与データ」、「賞与データ」として取り込みをすることができます。取込できるファイルの形式は、テキストデータ(カンマ区切り文字形式:csv、txt)です。
勤怠項目のみ取り込みをされる場合は、こちらをご確認ください。
<操作手順>
1.「設定」→「他社製品データ取り込み」を開きます。
2.「取り込みデータ」の▼をクリックし、データを選択します。
例:給与データ取り込みの場合
3.「取り込み元」ファイルを指定します。
(ア)[参照]ボタンをクリックします。
(イ)左側よりデータを保存している箇所をクリックします。(例:ドキュメント)
(ウ)表示された中から該当のファイルを選び、ファイル名に表示されることをご確認ください。
(エ)[開く]ボタンをクリックします。
4.「他社製品データ取り込み」画面にもどります。
(ア)「取り込み元」に3番で指定したファイルの場所、ファイル名、が表示されていることをご確認ください。
(イ)[次へ]ボタンをクリックします。
5.「取り込み項目対応付け」画面になります。
(ア)取込をされる給与年月を選択します。過去のデータも取り込むことができます。
(イ)すでに保存したデータ形式がある場合は、画面右上の[読み込み]ボタンをクリックします。
a:「他社製品データ取り込み 取込データ形式の読み込み」画面になります。
b:「取込データ形式」の▼をクリックしデータを選択し[実行]ボタンをクリックします。
6.給料王の項目と取込データ項目の対応付けを自動で行う場合は、画面左下の[自動マッチング]ボタンをクリックします。
※「自動マッチング」の際に、社員コード→氏名の順で対応付けを行いますので、取り込みするデータ上に次のように登録を行うと、取り込みがスムーズに行われます。
a.見出しとして『社員コード』と『氏名』を設定します。
b.給料王上で登録している『社員コード』と『氏名』をデータに入力します。
(ア)確認画面が表示されましたら内容をご確認の上、[はい]ボタンをクリックします。
(イ)「給料王の項目」に取り込みたい項目名が表示されたことをご確認ください。
※取り込まれる項目で「未設定」の表示の場合は、▼をクリックして給料王の項目と対応付けをしてください。
7.項目の設定を確認後、画面右上の[保存]ボタンをクリックします。
(ア)取込データ形式を選択します。すでに保存したデータ形式を上書きする場合は「取込データ形式」の▼をクリックし保存データを選択します。新規作成の場合は、▼をクリックし、<新規作成>を選択します。
例:新規作成の場合
a:形式名称を入力します。
b:[保存]ボタンをクリックします。
(イ)画面右下の[取り込み]ボタンをクリックします。
8.「取込給与年月」が表示されます。年月をご確認の上[はい]ボタンをクリックします。
9.確認画面が表示されましたら内容をご確認の上、[はい]ボタンをクリックします。
10.ロック処理についての確認メッセージが表示されます。
(ア)[はい]をクリックした場合は、元のデータがロックされ、そのままの内容で取り込まれます。
例:「社員情報設定」の内容を反映せずに、すべて元データ通りに取り込む場合
「給与データ入力」画面は、ロック処理されます。
(イ)[いいえ]をクリックした場合は、給料王の「社員情報設定」の内容を元に計算され取り込まれます。
※「給与データ入力」画面で自動計算される項目は、取り込んだデータの値ではなく、画面の内容で計算されます。
例:普通残業の金額等を設定内容で自動計算させる場合。
「給与データ入力」画面で、普通残業時間に取り込まれた時間数で計算され金額が反映します。
11.完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
12.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開いて、内容をご確認ください。
<こんな時は…>
A.過去給与の給与データを取り込んだ場合
以下のメッセージが表示されます。
一部取込がされない項目があります。
以下の操作を行い内容の確認を行ってください。
1.「ツール」→「給与台帳入力(過去分)」画面をクリックします。
2.修正する年度を選択し、[設定]ボタンをクリックします。
3.画面左側から該当社員をクリックし、該当年月を選択します。
4.画面上の[集計処理]ボタンをクリックします。
5.再計算項目が表示されるので、内容を確認し、[開始]ボタンをクリックします。
6.再集計されるようになりますので、金額をご確認ください。
※「集計処理」は1か月ごととなります。
※過去の賞与データを取り込んだ場合、「賞与税率」の取込がされません。
必要に応じて「ツール」→「賞与台帳入力(過去分)」にて直接手入力で「賞与税率」のご入力をお願い致します。
B.「有給日数管理」機能をご利用の場合
「他社製品データ取り込み」にて取り込んだ給与データの『有休日数』の値は、「設定」→「有給日数管理」に自動反映されません。
取り込みする月により、以下のように表示されます。
1.最新給与月よりも過去月の給与データを取り込みする場合
例 最新給与月が10月で、給与処理月9月以前の給与データを取り込む場合
取り込みするデータ内に『有休日数』と『有休残日数』の項目をご用意いただくことで、「ツール」→「給与台帳入力(過去分)」のそれぞれの欄に取り込みした値が反映されます。
(ア)取り込みするデータ
(イ)取り込み後の「給与台帳入力(過去分)」の表示
9月給与のデータとして取り込みした場合は、『有休日数』と『有休残日数』の項目に値が反映されます。
2.最新給与月と同じ給与処理月の場合
データ内に『有休日数』に値があっても、『有休残日数』には自動反映されません。
また、データ取り込み後『有休日数』の値を変更されると、『有休残日数』の値が正しく表示されなくなります。
お手数でも『有休日数』は取り込みを行わず、「給与」→「給与データ入力」画面にて手入力してください。