「設定」→「社員情報設定(個別入力/一覧入力)」で社員を登録する際に、ご注意いただきたい点がございます。以下の内容をご確認ください。
下記の画面は、「社員情報設定(個別入力)」での画面です。
<操作手順>
A.「基本」タブ画面での注意点
1.社員コード
(ア)他の社員のコードと重複しないように空き番号を入力します。
(イ)既に使用している社員コードを入力し[設定]ボタンを押しますと、以下のメッセージが表示され設定できません。
2.入社年月日
(ア)入社日と給与計算の関係について
例:入社年月日:4/25 4月給与の締日:4/20・支給日:4/30
この場合、締日が4/20の為、この社員は5月給与から給与計算ができるようになります。
4月の給与データ入力に名前が掲載される社員は「3/21~4/20間に在職している社員」となります。
(イ)入社日と賞与計算の関係について
例:入社年月日:7/15 賞与支給日:7/10
この場合、賞与支給日より後に入社している為、賞与データ入力画面にはこの社員名は表示されません。賞与支給日より前の入社年月日であれば対象となり賞与データ入力画面に社員名が表示されます。
ただし、賞与支給日より前の入社年月日であっても、「社員情報設定」で[賞与支給あり]のチェックマークを外している場合は非表示となります。
3.従業員区分
該当する従業員区分を選択します。この区分ごとに、「労働保険料算定基礎賃金」の資料が集計されます。
※「役員」は労災保険にも雇用保険にも加入できませんので、
「労働保険料算定基礎賃金資料」には集計されません。
B.「支給」タブ画面での注意点
1.支給方法
(ア)支給方法は、「現金」か「振込」の選択ができます。複数の支給方法の設定もできます。
(イ)支給方法が1つの場合、支払方法は「全額」を選択します。複数の支給方法を設定する場合は、それぞれ「定額」「定率」「残額」で分けることができます。
(ウ)支給方法が「振込」の場合、振込元金融機関・振込先金融機関・科目・口座番号・口座名義・口座名義(カナ)を正しく設定してください。
a:振込先を変更したのに、「給与銀行振込」に反映されない場合
振込先の設定をする前に、給与計算を行った場合は、「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」で計算処理を行います。
計算処理の詳しい操作方法につきましてはこちらをクリックし、操作方法をご確認ください。
b:賞与の支給方法が、現金になっている場合
初期画面では、給与の支給方法が表示されます。賞与も同じ支給方法の場合は、この画面右上にある[賞与へ複写]ボタンをクリックします。
賞与は給与と違う支給方法の場合は、この画面左上の「区分」を「賞与」に切り替えて、賞与での支給方法を設定します。
C.「社保/労保」タブ画面での注意点
1.「健康保険区分」「介護保険区分」「厚生年金区分」「厚生基金区分」
「なし」「計算」から選択します。通常、被保険者は「計算」を選択します。
※前月徴収なので入社初月は社会保険料を控除しない場合
「健康保険区分」「介護保険区分」「厚生年金区分」「厚生基金区分」
・・・入社初月は「なし」で設定しておきます。
実際の徴収月に次月更新を行ったあと、「計算」にして等級を設定します。
2.「健康保険等級」「介護保険等級」「厚生年金等級」「厚生基金等級」
(ア)社員の保険等級を設定します。初期値は基本給・一ヶ月あたりの通勤費・標準報酬月額の算出に必要な支給項目の金額をもとに表示されます。
(イ)年金事務所からの「被保険者資格取得確認」および「標準報酬決定通知書」をご参照の上、正しい等級を設定して下さい。
※40歳以上の新入社員で生年月日を設定したのに介護保険が自動的に「計算」にならない場合
40歳の誕生日以降に入社された社員の生年月日を入力しても自動的に介護保険は「計算」になりません。
「介護保険区分」で「計算」にして、「介護保険等級」を正しく設定して下さい。