売上伝票の回収予定日が設定されていない可能性があります。
ブラックリストの作成では売上伝票と入金伝票の消込を自動的におこない、その中の『回収予定日』を過ぎた売上伝票で該当する入金伝票が無い伝票を未回収分として集計いたします。
その際に、売上伝票の『回収予定日』欄が空欄だと遅延日数を算出できないため、売掛残高があるにもかかわらず、ブラックリストに表示されないという現象が起こります。
この現象を回避するためには、売上伝票の『回収予定日』欄に必ず日付を指定してください。
A.操作方法
1.ダイレクトメニューの「販売業務」-「売上入力」画面で該当の売上伝票を呼び出し、『回収予定日(Y)』欄の[▼]ボタンをクリックします。
カレンダーが表示されますので、伝票の回収予定日の日付をクリックしてください。
2.回収予定日指定後、[登録]ボタンをクリックし、伝票を登録します。
「この掛売伝票は請求締切済みです。」とメッセージが表示され伝票の登録ができない場合は、こちらを参照してください。
なお、「得意先登録」であらかじめ伝票に表示される回収予定日を指定することができます。
B.操作方法
1.ダイレクトメニューの「台帳」-「得意先登録」を開き、設定を行う得意先を呼び出します。
2.「販売/回収」タブをクリックし、「回収締切区分(V)」欄に『期日指定』か『日指定』を指定します。
回収締切区分
(ア)期日指定:回収締切期間に締切後から回収日までの日数を入力します。
例・・・締切日から30日後に回収を行う場合。
回収締切区分は『期日指定』とし、回収締切期間『30』日後と設定します。
例)伝票日付が1/1の場合、上記の設定では回収予定日に1/31と自動的に入力されます。
(イ)日指定:回収予定月に締切日から何ヵ月後の何日と入力します。
例・・・締切日の翌月末日に回収を行う場合。
回収締切区分は『日指定』とし、回収予定月に回収予定月『1』ヵ月後『31』日と設定します(『31』は各月の末日と判断します)。
例)伝票日付が1/1の場合、上記の設定では回収予定日に2/28と自動的に入力されます。