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Q.改正労働基準法に対応して代替休暇を取得する方法

対象製品
給料王18以降

 

平成22年4月1日施行 改正労働基準法より、1ヶ月60時間を越える法定時間外労働を行った労働者の方の健康を確保するために、引き上げ分の割増賃金の代わりに代替の休暇を付与することが可能となりました。取得の単位は、「半日」または、「一日」となります。

給料王の設定を行う場合は、以下の作業を行います。

 

操作手順

 

1.「設定」→「給与規定」を開きます。

 

2.[基本]タブをクリックし、『改正労働基準法』の「時間外労働の割増賃金率の引き上げに対応する」と、「割増賃金の支払に代えた休暇の付与に対応する」にチェックマークを入れます。

 

3.[設定]ボタンをクリックすると、以下のメッセージが表示されますので、内容をご確認いただき、[OK]ボタンをクリックし画面を終了します。

 

4.「設定」→「項目設定」画面を開きます。「勤怠」タブに、[代替休暇取得]の項目が追加された状態になります。

 

5.ここでは例として、「普通残業」で代替休暇の設定を行います。

「支給」タブを選択し、「普通残業」をクリックし、[修正]ボタンをクリックします。

 

6.「項目設定修正」画面が表示されます。画面右下に「代替休暇の換算率」が表示されます。これは、割増賃金を支給する代わりに代替休暇を付与する際の計算に用いる率となります。

例:「普通残業」について、45時間までを125%、45時間超~60時間までを130%、60時間超を150%で割増率が設定されている場合。

換算率:150%(代替休暇を取得しない場合の割増賃金率)―130%(代替休暇を取得する際に支払う割増賃金率

=20%

 

130%は、▼をクリックすると、「~45時間迄」の率に変える事も可能です。

 

7.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開きます。

該当社員をクリックし、画面上部[残業/代替]ボタンをクリックします。

 

8.「残業/代替休暇入力」画面が表示されます。

 例:残業の基準となる単価金額が1,000円で、普通残業45時間までが45時間、45時間超~60時間までが15時間、60時間超が1時間の計61時間の場合

(ア)画面右下「代替休暇入力」にて「60時間超の残業代を代替休暇として取得する」のチェックマークが入っていない場合は、60時間超1時間に対して、1,000×1.5×1との計算になるので、「150%」の1,500円が計算されます。

(なお、45時間までは、1,000×1.25×45=56,250円。45時間超~60時間までは、1,000×1.3×15=19,500円となります。)

 

(イ)画面右下「代替休暇入力」にて「60時間超の残業代を代替休暇として取得する」のチェックマークが入っている場合は、60時間超1時間に対して、「130%」の1,300円が計算されます。

 

(ウ)代替休暇の「対象時間」が、下記の計算に基づき計算されます。

1時間×20%(換算率)=0.2

0.2時間を60進法に直します。

0.2×60=12 

60時間超の残業時間が、1時間の場合は、12分が代替休暇の対象時間になりますので、「対象時間」が「0:12」と表示されます。

 

9.取得した代替休暇対象時間を次月に繰り越すことも出来ます。

例:6月給与で60時間超が30時間ある場合で、対象時間を翌月に繰越する。

(ア)「代替休暇入力」では、30時間×20%(換算率)=6(時間)となりますので、代替休暇の「対象時間」は、6時間と表示されます。

 

(イ)「対象時間」の6時間を次月に繰越する場合は、「対象残時間」に6と入力し、[設定]ボタンをクリックします。

 

(ウ)入力が誤っている場合は、メッセージが表示されます。内容をご確認の上修正を行ってください。

 

10.「対象日数」を設定するには、以下の操作を行います。

例:6月給与で「対象時間」が6時間。7月給与で、さらに2時間分の「対象時間」がある場合

(ア)7月給与へ更新をし、「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」開きます。

 

(イ)該当社員をクリックし、画面上部[残業/代替]ボタンをクリックします。

 

(ウ)「代替休暇入力」では、6月の「対象残時間」6時間と7月の「対象時間」2時間を合わせて8時間となりますので、1日(8時間)取得することができます。

 

(エ)7月の「対象日数」に、「1」と入力し、6月の対象残時間の「6:00」を削除し、[設定]ボタンをクリックします。

 

(オ)「代替休暇対象」に日が入ります。

※入力した今月の「対象日数」は、次月以ヶ月以内の給与計算で代替休暇取得できます。

(今月での取得はできません)。

 

11.代替休暇を取得する場合には、以下の設定を行います。

例:8月給与で、1日の代替休暇を取得する場合

(ア)8月給与へ更新をし、「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」開きます。

 

(イ)該当社員をクリックし、画面上部[残業/代替]ボタンをクリックします。

 

(ウ)「代替休暇入力」の7月の「対象日数」が、「代替休暇取得」の「対象日数(7月)」と連動します。

8月給与で1日取得しますので、代替休暇取得の「取得日数(8月)」に1と入力し、[設定]ボタンをクリックします。

 

(エ)給与画面の、「代替休暇取得」に1日が入力され、「代替休暇対象」が「0日」になります。

 

 

【注意】

代替休暇として取得できるのは、2ヶ月前までですので、2ヶ月前(前々月)をさらに繰り越すことはできません。

 

12.代替休暇を取得しない場合には、残業代として振り替える処理が必要となります。

下記メッセージが表示された場合は、内容に従って操作を行ってください。

例:8月給与で代替休暇を取得しない。6月給与での対象時間6時間分を、残業代として振り替えるため残業代を手入力する。

(ア)該当社員をクリックし、画面上部[残業/代替]ボタンをクリックします。

 

(イ)画面右上部[残業代を手入力する]にチェックマークを入れます。

 

(ウ)9番の例では、対象時間は6時間(6÷0.2=30時間)ですので、残業時間30時間に対して、既に支給された130%の率から本来の率の150%を引いた20%分の残業金額を支給します。

例:残業時間30時間の150%=45,000円

残業時間30時間の130%=39,000円

45,000-39,000=6,000円

 

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