有休日数管理で設定を行うことで「有休残日数」が「給与データ入力」画面で表示されますので、社員の有休の残日数確認が容易にできます。
※ 有休日数を付与する前には必ずデータエクスポートでデータの保存を行ってください。
※ 有休日数の付与は、給与処理月を更新した後(給与計算を行う前)に行ってください。
<事前準備>
1.「設定」→「給与規定」の「基本」タブをクリックします。
2.有休残日数に上限を設定する場合は、「上限を設定する」のチェックマークを入れて、上限日数を入力後、[設定]ボタンをクリックします。
3.確認メッセージが表示されますので[OK]ボタンをクリックします。
<操作手順>
例:4月に本年度の有休日数を付与する
1.給与処理月を「4月」に更新します。
2.「設定」→「有休日数管理」を開きます。
前回付与日数 |
前回消化日数 |
今回付与日数 |
今回消化日数 |
前回付与した日数が 表示されます。
|
前回消化した日数が表示されます。ただし、前回付与日数に残がある場合は、前回消化日数から消化されます。 |
今回付与した日数が 表示されます。 |
前回付与=前回消化になったタイミングで、有休を消化した場合は、今回消化日数から消化されます。 |
3.画面上部の[付与]ボタンをクリックし、「有休日数管理付与」画面を開きます。
(ア)有休付与の方法
a:『繰り越し後有休日数を付与する』・・・現在設定してある今回付与日数(昨年)・今回消化日数(昨年)が前回有休日数として繰り越され、これから付与する有休日数が今回付与日数へ反映されます。
<繰り越し後有休日数を20日付与した場合>
今回付与日数、今回消化日数の数字がそのまま前回付与日数、前回消化日数に繰り越しされます。
b:『繰越をせず有休日数を付与』・・・現在設定してある今回付与日数(昨年)の所にこれから付与する有休日数が反映されます。
<繰り越しせず有休日数を18日付与した場合>
今回付与日数のみ付与された日数になり、前回付与日数、前回消化日数、今回消化日数はそのまま繰り越しされずに残ります。
(イ)付与対象
a:『表示社員全員を対象にする』・・・・・全ての社員に同じ日数・同じ日付で付与を行います。
b:『対象社員を選択する』・・・・・・・・ 社員を任意に選択することが出来ます。複数の社員に同じ日数を付与する場合や、社員ごとに付与する日数が違う場合はこの機能を使うと便利です。
(ウ)付与年月日
a:未来の付与年月日を入力しても給与データ入力に反映する有休残日数は現時点で設定してある残日数になりますのでご注意ください。
b:付与年月日は一覧画面から直接入力することもできます。
(エ)設定が終わりましたら[開始]ボタンをクリックします。
4.「有休残日数」等ご確認ください。
(ア)<事前準備>にて有休残日数の上限設定をした場合は、上限設定されているかどうかご確認ください。
例:有休残日数の上限を「35日」に設定している場合
(イ)現在有休残日数が25日ある社員に対して20日の付与を行います。
(ウ)通常であれば(前回付与日数-前回消化日数)+(今回付与日数-今回消化日数)=有休残日数となりますので、(20-0)+(20-0)=40となりますが、<事前準備>にて有休残日数の上限を35日と設定しているので、有休残日数は40日ではなく35日と表示されます。
5.付与の内容をご確認いただき、[終了]ボタンをクリックします。
6.付与の情報を保存する場合、メッセージは[はい]ボタンをクリックします。
7.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」をクリックします。
8.該当社員のお名前をクリックすることで、有休付与の情報が反映されます。
反映されているかどうかは画面右下の「有休残日数」をご確認ください。
また「有休日数」に日数を入力することで、「有休日数管理」の消化日数に自動的に反映されます。
(ア)前回消化日数<前回付与日数の場合
1日有休消化した場合は、「前回消化日数」から優先されます。
(イ)前回消化日数=前回付与日数の場合
1日有休消化した場合、前回分は消化が終わっているため、今回消化日数に1日入ります。
(ウ)前回消化日数≦前回消化日数の場合
2日有休消化した場合は、「前回消化日数」で、1日、前回分の消化が終わった時点で
今回消化日数に1日入るようになります。