以下の手順で、勤怠・手当・控除・単価項目を作成していただけます。
<操作手順>
例:給与の支給項目を作成する方法
1.「設定」→「項目設定」を開きます。
2.項目を「給与・賞与」から選択します。
3.作成する項目の種類を「勤怠・支給・控除・単価」タブから選択します。
ここでは、例として支給項目を作成しますので、「支給」タブを選択します。
4.[追加]ボタンをクリックします。
5.「項目設定追加」画面が表示されますので、項目No・項目名・項目種別・項目属性・固定変動区分を設定します。各項目の詳細につきましては、以下をご参照ください。
(ア)項目No
任意の項目Noを入力します。
すでに使用されている項目No.は使用できませんので使われていない項目No.を入力してください。
(イ)項目名
任意の項目名を入力します。
全角6文字(半角12文字)まで入力可能になります。
(ウ)項目種別
a:定額…支給金額が固定されている項目です。(月によって金額が変動し、毎回金額を手入力する項目も、こちらを選択します。)
金額の入力は、「設定」→「社員情報設定(個別入力/一覧入力)」画面の「手当/控除」から行えます。
b:計算式…支給金額を計算によって求める項目です。
計算式は「設定」→「グループ別項目設定」画面で設定できます。
c:集計…複数の項目の金額を集計する項目です。
集計結果は、「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」の【支給合計】には反映しません。(小計などを表示するのに使用します。)
集計する項目は、「設定」→「グループ別項目設定」画面で設定できます。
(エ)項目属性
a:課税<所得税>…該当項目を所得税の課税対象にする場合は、チェックマークを入れます。
b:基準内<残業>…残業代を「割増率」を使って計算する場合の、1時間あたりの残業単価を計算する基準に加算する場合に、チェックマークを入れます。(給与のみ設定可能です)
社員ごとの残業計算についての設定は、「設定」→「社員情報設定(個別入力/一覧入力)」画面の「手当/控除」の【残業計算】の箇所で行えます。
c:基準内<欠勤遅早>…欠勤控除、遅早控除を「割増率」を使って計算する場合の、1時間あたりの欠勤遅早単価を計算する基準に加算する場合に、チェックマークを入れます。(給与のみ設定可能です)
欠勤遅早単価の設定は、「設定」→「社員情報設定(個別入力/一覧入力)」画面の「手当/控除」の【支給減額計算】の箇所で行えます。
d:標準報酬<社会保険>…社会保険の標準報酬月額の決定の際に、元になる報酬に含める場合にチェックマークを入れます。(給与のみ設定可能です)
e:労保対象…該当項目を労働保険の対象額に加算する場合は、チェックマークを入れます。
f:標準賞与額<社会保険>…賞与の社会保険料を計算する際、該当項目を標準賞与額の対象にする場合は、チェックマークを入れます。(賞与のみ設定可能です)
g:現物…該当項目が現物支給(通勤定期など)の場合に、チェックマークを入れます。
(オ)固定変動区分
「月額変更届」の対象者として判断するのは、固定給に変動があったかどうかが前提です。
ここで「固定」と設定した項目の金額変更がある場合に、固定給に変動があったとみなします。
「変動」と設定した項目の金額が増減しても、変動があったとみなしません。
a:固定…毎月の支給金額が固定である場合に、チェックマークを入れます。
b:変動…計算される項目や、毎月金額が変動する項目の場合、チェックマークを入れます。
※ 必ず追加条件の『グループへ登録する』にチェックマークをつけてください。
6.入力を終えましたら[設定]ボタンをクリックします。
7.「グループへ登録」画面が表示されます。この項目を使用しないグループのチェックマークは外し、[設定]ボタンをクリックして画面を閉じます。
8.「項目設定」を終了し、「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開き、登録した項目が表示されていることをご確認ください。