データバックアップを行う際、以下いずれかのメッセージが表示された場合は、保存先として指定した場所に十分な空き領域が存在していない可能性があります。
メッセージ1
「指定されたフォルダーが正しくありません。ネットワークドライブやCDドライブ等が指定されているか、ディスクの空き容量が不足しています。」
メッセージ2
「作業用領域を確保できません。不要なファイルを削除するなどして、十分な空き領域を確保してください」
メッセージ3
「バックアップを保存するには、Cドライブに十分な空き領域が必要です。不要なファイルを削除するなどして、空き領域を確保してください。」
下記操作手順をご参照ください。
A.保存先の空き領域を確認します
USBメモリなどの外部メディアにバックアップファイルを保存しようとして、「容量が足りません」とメッセージが表示された場合は、バックアップファイル分の空き領域があるか確認をします。
1.バックアップ先をデスクトップに変更してバックアップファイルを保存します。
(ア)「ファイル」-「データバックアップ/復元」を開きます。
(イ)「バックアップ」タブの「バックアップ先」を確認して、デスクトップになっていない場合は[参照]ボタンからデスクトップに変更し保存します。
2.バックアップファイルのサイズを確認します。
デスクトップに作成されたバックアップファイルを右クリック→「プロパティ」を開きます。
3.「プロパティ」画面の「サイズ」を確認してメモに控えます。
4.USBメモリなどの外部メディアをパソコンにセットして、Windowsのスタートボタンを右クリックして「エクスプローラー」を開き、「PC」をクリックします。
5. USBメモリなどの外部メディアのドライブの空き領域を確認します。
※画面上に「空き領域」が表示されていない場合は、該当のドライブを右クリック→「プロパティ」から確認します。
6.手順3で確認したサイズ分の空き領域が無い場合は、USBメモリ内の不要なファイルを削除して空き容量を増やしたり、別のメディアをご用意いただいてからバックアップファイルの保存をお試しください。
B. データサイズとCドライブの空き領域を確認します
バックアップファイルの保存先にバックアップファイル分の空き領域があるにもかかわらず、「容量が足りません」のメッセージが表示される場合があります。
バックアップファイルを保存する際には、バックアップファイルのサイズとは別に、Cドライブに「作業するための領域」が必要となります。
そのためCドライブに「データサイズの3倍」程度の空き領域がないとバックアップファイルを保存することができません。
※バックアップファイル保存のための作業領域はCドライブ内に必要で、別のドライブに変更することはできません。
1.製品を起動し、「ファイル」-「データ管理」を開きます。
2.横スクロールバーで右端までスクロールを行い、「サイズ」欄の数値をメモに控えます。
※下図の場合サイズは「96,120KB」です。 バックアップファイルを保存するためにはCドライブに「96,120KB × 3 = 288,360KB(約288MB)」の空き領域が必要になります。
3.Windowsのスタートボタンを右クリックして「エクスプローラー」を開き、「PC」をクリックします。
4.Cドライブの空き領域を確認します。
※画面上に「空き領域」が表示されていない場合は、Cドライブを右クリック→「プロパティ」から確認します。
5.手順B-2で確認した「データサイズの3倍」分の空き領域が無い場合は、Cドライブ内の不要なファイルを削除するなどして空き領域を確保してからバックアップファイルの保存をお試しください。