下記の手順となります。
1.ダイレクトメニューの「販売業務」-「請求締切」を開きます。「請求締切 条件指定」画面が表示されますので、条件を設定します。
「請求締めグループ(L)」
ダイレクトメニューの「台帳」-「得意先登録」で得意先ごとに登録してある締めグループを指定します。
「請求日(D)」
「請求締めグループ(L)」で番号が32以上のグループを選択したときに、請求日を入力します。番号が1~31のグループを選択した場合は自動的に入力されますが、念のためご確認ください。
「請求予定日(B)」
「請求締めグループ(L)」で『0 随時請求』を選択したときに、任意の締め期間を指定します。
「自社担当者(N)」
「請求締めグループ」で「0 随時請求」を選択したときに、自社担当者のコードで請求の対象を指定できます。
※ダイレクトメニュー「導入」→「自社情報設定」で「その他」→「自社担当者管理選択」→「①自社担当者の管理を行う」を選択した場合のみ表示されます。
「付箋1(1)~2(2)」
「請求締めグループ」で「0 随時請求」を選択したときに、売上伝票や入金伝票に設定した付箋の種類と色で、請求の対象を指定できます。
「表示方法(H)」
請求の対象を次の中から選択します。
・全一覧
検索条件に該当する[得意先登録]で登録したすべての請求先を対象とします。
売掛残や売上・入金の有無に関わらず、すべての請求先に対して請求書などを発行する場合に利用できます。
・売掛残(繰越)がある請求先のみ
前回請求日時点の売掛残がある請求先を対象とします。
今回の請求の有無に関わらず、請求対象期間以前から繰り越している請求がある請求先に対して、請求書などを発行する場合に利用できます。
・売上がある請求先のみ
請求対象期間内に売上がある請求先を対象とします。
請求期間内に売上はあるが、先払いなどによって売掛残がない請求先に対して、記録を目的とした請求書を発行する場合などに利用できます。
・取り引きがある請求先のみ
請求対象期間内に売上または入金がある請求先を対象とします。
期間内の売上・入金によって売掛残が変動した請求先に対して、請求書を発行する場合などに利用できます。
・今回の全請求額がある請求先のみ
請求日時点の売掛残がある請求先を対象とします。
請求対象期間以前からの繰り越しを含む今回の請求がある請求先に対して、請求書などを発行する場合に利用できます。
・全ての金額が0円の得意先は除く
請求対象期間以前からの繰り越し、請求期間内の売上または入金がいずれも0円の請求先以外に請求書を発行する場合に利用できます。
「処理方法(Y)」
請求の状態を次の中から選択します。
※「0 随時請求」は選択できません。
・未発行のみ
請求書を未発行である請求先を対象とします。
・発行済みのみ
請求書を発行済みである請求先を対象とします。
・全一覧
請求済み、未請求に関わらず全ての請求先を対象とします。
・対象期間内の売上分のみ請求する
前回請求額の残額を今回請求額に含めないときに、レマークを付けます。
※請求済みの請求先については、この設定に関係なく締め処理を行った際の請求額が表示されます。
例)前回請求日:8/31
【「対象期間内の売上分のみ請求する」チェックなしの場合】
①前回請求額(550円)+②売上額(1,1 00円)=③今回請求額(1,650円)
【「対象期間内の売上分のみ請求する」チェックありの場合】
①売上額(1,000円)=②今回請求額(1,650円)
【こんなときは】
「対象期間内の売上分のみ請求する」にチェックを入れているのに、先月の請求額が今回請求額に含まれてしまう
例)請求日 :9/30
前回請求日:7/31の場合
<原因>
先月(8/31)で締め処理が行われておらず、8/1~9/30の2か月分が請求期間となっているため。
<解決方法>
先月(8/31)で締め処理を行ってください。
そうすることで、改めて今月の締め処理を行う際、今月のみ(9/1~9/30)の請求額となります。
2.請求先を指定したい場合は請求先のタブをクリックし、「請求先(T)~(O)」欄に請求先コードを指定して[開始(F12)]ボタンをクリックします。
※絞り込みが不要な場合は指定をする必要はありません。
3.請求処理の部分が「未」となっている場合は締め処理がされていないことになります。
請求処理の部分が「済」となっている場合は締め処理が終了しています。
チェックマークがついている請求先に対して処理を行ないますので、締め処理を行なう請求先にチェックマークがついているかどうかをご確認ください。
問題がなければ[締め開始(F9)]ボタンをクリックします。
4.下記の画面が表示されます。印刷様式等を指定後、[開始(F12)]ボタンをクリックします。
締め処理と同時に請求書の印刷が開始されます。
※「□締め日処理だけ行い、印刷しない(E)」にチェックを入れた場合は、印刷は行わず締め処理のみを行ないます(□をクリックするとチェックマークが入ります)。
締め処理のみ行い、請求書の発行が不要な場合は「□締め日処理だけ行い、印刷しない(E)」にチェックを付けてください。
5.「請求」欄が『未』から『済』に変わります。
※プレビューから請求書を印刷した場合は、締め処理がされないため以下の画面が表示されます。
締め処理が必要な場合は[はい(Y)]をクリックして、締め処理をおこなってください。
■締め処理の取り消し方法はこちらをご確認ください。
■請求書を再発行する方法はこちらをご確認ください。