2023年7月6日に提供されたサービスパックを適用することで、仕入先のインボイス登録番号を一括で設定する機能が追加されます。
「仕入先登録」にてインボイスの登録番号を入力することで、仕入伝票に登録番号を表示させることが可能となります。
<事前準備>
本操作を行う前に、必ず「ファイル」→「データバックアップ/復元」より現状データを任意の場所に保存してください。
データのバックアップ方法につきましては、こちらをご参照ください。
<操作手順>
1.「台帳」-「仕入先登録」を開き、画面上部の「検索」ボタンをクリックします。
2.「仕入先検索条件指定」画面が表示されますので、画面下の「詳細条件」ボタンをクリックします。
3.「仕入先検索詳細条件指定」画面が表示されますので、「インボイス」項目より「未設定」を選択し、画面下の「設定」ボタンをクリックします。
「未設定」を選択することにより、仕入先登録にまだインボイス登録番号を入力していない仕入先のみ表示させることができます。
4.「仕入先検索条件指定」画面に戻りますので、「開始」ボタンをクリックします。
※他に指定したい条件がありましたら設定することもできます。
5.検索条件で指定した、インボイスの登録番号が入力されていない仕入先のみ一覧表示されますので、画面上部の「インボイス設定」→「登録番号情報設定」をクリックします。
6.「インボイス登録番号情報設定」画面が表示されます。
まずは設定用マスターファイルを準備します。
(ア)「設定用マスター出力」ボタンをクリックし、仕入先の登録番号を入力するファイルを出力します。
(イ)「インボイス登録番号情報設定 設定用マスター出力」画面が表示されますので、「出力」ボタンをクリックします。
保存先やファイル名を変更したい場合は、右の「参照」ボタンより出力先やファイル名を変更することができます。
※ファイルの出力先の初期値は、「ドキュメント」→「Sorimachi」→「Spr22」フォルダ内に「ShiireInvoiceSetting.csv」という名前で表示されます。
(ウ)出力が完了しますと「正常にXX件のデータを出力しました」のメッセージが表示されますので「OK」ボタンをクリックします。
(エ)出力先のフォルダが表示されますので、「ShiireInvoiceSetting.csv」ファイルを開きます。
【ご注意ください】
仕入先コードを以下のように設定されている場合は、「ShiireInvoiceSetting.csv」ファイルをダブルクリックで開くと、CSVファイルの性質上コード番号が書き換わってしまい、正しくデータを取り込むことができません。以下の条件で仕入先コードを設定されている場合はこちらをご参照いただき、CSVファイルを開いてください。
①仕入先コードの頭に「0」を付けて登録されている(例:「0001」など)
②仕入先コードが10桁以上で登録している(例:「12345678901」など)
(オ)「ShiireInvoiceSetting.csv」ファイルが開きますので、仕入先ごとに「適格請求書発行事業者」欄および「登録番号」欄を入力しCSVファイルを保存します。保存後はCSVファイルを閉じていただき、手順7へお進みください。
・適格請求書発行事業者(C列):「1」と入力してください。
・登録番号(D列):頭の「T」を含めて仕入先の登録番号を半角英数字で入力してください。
※「登録番号」は設定せず、「適格請求書発行事業者」のチェックのみつけたい場合は、「C列」に
「1」を設定し、「D列」は空欄に設定してください。
【ご注意ください】
以下の場合、仕入先の登録番号情報を正しく取り込むことが出来ませんのでご注意ください。
■「適格請求書発行事業者」欄が「0」のままになっている。
この場合、ファイル取込時に下記のエラーが表示され登録番号を取り込むことができません。
<エラー>
登録番号が設定済みで適格請求書発行事業者をOFFに設定しようとしたため、データ登録を行いませんでした。設定用ファイルの内容を見直してください。
「登録番号」を入力した場合は必ず「適格請求書発行事業者」欄に「1」と記載してください。
■「登録番号」に頭の「T」を入れていない。
例えば「1234567890123」というように、「登録番号」欄にて頭の「T」を付けずに登録番号を入力すると、上図のようにセル内の数字表示が変換されます。
この状態でファイルを取り込もうとしても下記のエラーメッセージが表示され、「インボイス登録番号情報設定」画面の「取込状況」欄が「対象なし」となり、ファイルを取り込むことができません。
7.仕入先ごとのインボイス登録番号が入力できましたら、「インボイス登録番号情報設定」画面にて「ファイル取り込み」ボタンをクリックします。
8.「インボイス登録番号情報設定 ファイル取り込み」画面が表示されますので、出力時の保存先が表示されていることを確認し、「取り込み」ボタンをクリックします。
9.取り込みが完了しますと「正常にXX件のデータを取り込みました」のメッセージが表示されますので「OK」ボタンをクリックします。
10. 「インボイス登録番号情報設定」画面にて登録番号を設定した仕入先の「適格」欄に「○」が付き、「登録番号」欄に登録番号が表示されます。
そのまま画面右下の「登録」ボタンをクリックして取り込むことも可能ですが、
「番号チェック画面表示」をクリックすると、入力した仕入先の登録番号が、適格請求書発行事業者公表サイトに登録されているかを確認できます。これにより、登録番号の正当性を確認できます。
「番号チェック画面表示」をクリックすると以下の画面が表示されます。
こちらの画面から最大10件ずつ仕入先の登録番号をチェックすることができます。
登録番号をチェックされたい仕入先にチェックマークを付け、「チェック実行」ボタンをクリックしてください。
※登録番号をチェックされたい仕入先が10件以上ある場合は、最初の10件のチェックが完了しましたら、続けて次の仕入先に手動でチェックマークを付け、「チェック実行」ボタンをクリックしてください。
仕入先の登録番号チェックが完了しましたら、画面右下の「閉じる」ボタンで「インボイス登録番号チェック」画面を閉じてください。
11.「インボイス登録番号情報設定」画面が表示されます。
内容確認後、画面右下の「登録」ボタンをクリックしてください。
12.「一括設定処理が完了しました。」と表示されますので[OK]をクリックします。
13.処理結果が表示されます。内容をご確認いただきましたら「×」ボタンで閉じてください。
※内容が変更されていない仕入先の情報も表示されます。
14.「インボイス登録番号設定」画面に戻りますので、画面右下の「終了」ボタンをクリックします。
15.下記メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
16.「仕入先一覧」画面が表示されますので、設定した仕入先の登録番号をご確認ください。