売上入力または納品請求処理から領収証を適格請求書として印刷されたい場合、2023年9月25日に提供されましたサービスパックをインストールしていただくことで、以下の<記載事項>を領収証に印字することが可能です。
※入金入力から印刷を行う場合、どの請求に対する入金なのかを厳密に判別できないため、税率別の消費税や金額を表示することができません。
そのため、入金入力から領収証を適格請求書として発行されたい場合は、「帳票フリーレイアウタ」より消費税率ごとの「本体金額」および「消費税額」を固定文字としてその都度入力が必要になります。詳しい操作方法につきましては【こんなときは】をご確認ください。
<記載事項>
<事前準備>
最新のサービスパックがインストールされていない方は、こちらをクリックしインストールを行ってください。
<操作手順>
1.ダイレクトメニュー「販売業務」→「売上入力」を開きます。
領収証として印刷したい売上伝票を表示します。
※<記載事項>の「③取引内容(軽減税率の対象品目である旨)」を記載する場合は、売上入力の
「摘要」欄に入力してください。
(例)
2.画面上部の[印刷]をクリックします。
3.印刷様式で印刷したい領収証の様式を選択します。
「印字方式」-「適格請求書等保存方式で印刷する」にチェックが入っていることを確認し、印刷またはプレビューをクリックします。
以下を参考に、印刷した領収証が適格請求書の要件を満たしているかご確認ください。
<記載事項>
【領収証控/領収証】
【売上伝票/領収証控/領収証】
【こんなときは】
■「入金入力」から領収証を印刷される場合
「販売業務」→「入金入力」から領収証を印刷する場合は、消費税率ごとの「本体金額」および「消費税額」が自動表示されません。
お手数ですが、以下の手順で「帳票フリーレイアウタ」より固定文字でその都度ご入力いただきますよう、お願いいたします。
<操作手順>
1.ダイレクトメニューの「ツール」→「帳票フリーレイアウタ」をクリックします。
2.「帳票選択」画面にて加工されたい領収証を選択して[開く]ボタンをクリックします。
3.「本体金額(税込)」と「内 消費税額」枠内にある「税区分名」および「税率ごとの本体金額」項目を削除します。
a:削除したい項目をクリックして青く選択します。
b:画面上部にある「×」ボタンをクリックして項目を消します。
上記操作を繰り返し行い、以下のように「本体金額(税込)」と「内 消費税額」枠内の項目を全て削除してください。
4.「帳票フリーレイアウタ」画面左上の「項目」-「固定文字項目追加」をクリックします。
5.矢印が十字キーに変わりますので、文字を印字したい箇所をドラックして選択します。
6.「固定文字列設定」画面が表示されますので、「文字列」に任意の文字を入力し、[設定]ボタンをクリックしてください。
例:
7.手順5.で選択した箇所に固定文字が追加されます。
追加した固定文字は任意の場所に動かしたり、文字の太さや大きさを変更することができます。
他も同様に操作手順4~7の作業を行っていただき、必要事項を帳票に追加してください。
8.帳票の加工が完了しましたら、以下いずれかの方法で帳票を保存してください。
■1度も加工していない領収証に消費税率ごとの「本体金額」や「消費税額」を追加した場合
a:画面左上の「ファイル」-「別名保存」をクリックします。
b:「別名保存」画面が表示されますので「帳票名」欄を入力し(加工したことが分かる名前を付けていただくことをお勧めします)[保存]ボタンをクリックします。
例:「領収証控/領収証 本体金額、消費税額あり」など
■すでに加工済みの帳票に消費税率ごとの「本体金額」や「消費税額」を追加した場合
画面左上の「ファイル」→「保存」ボタンより帳票に上書きしてください。
9.帳票の保存が完了しましたら、印刷時は加工した帳票を選択して、印刷をお試しください。