2022年11月7日(月)より「MA1」最新バージョンのプログラム提供をインターネット経由で開始いたしました。
本プログラムをインストールすることで、「前年仕訳表示」「決算書」「消費税申告書」「合計残高試算表」に機能アップを施しました。
「MA1」の起動時に表示される[オンラインアップデート]を実施していただくと新たに追加された機能をご利用いただけます。
インストールは通常数分程度で完了し、今までの設定などはそのまま引き継がれますので、ご安心ください。
※すでに最新バージョンのオンラインアップデートを実施された方はオンラインアップデート不要です。
※ご利用中のバージョン確認方法については、最下部にある「参考:ご利用中のバージョン確認方法」よりご確認ください。
A:機能アップ内容
「前年仕訳表示」画面に「フィルター表示」機能を追加しました
「簡易振替伝票入力」や「元帳」に搭載されている「フィルター表示」機能が「帳簿」-「前年仕訳表示」にも追加されました。
これにより、検索画面を表示させなくても仕訳を絞り込むことができ、「フィルター表示」を使用して絞り込んだ前年仕訳は、より簡単に今年度データへ取り込むことができるようになります。
検索条件を設定します。
(例)取引日付:4/10、貸方科目:売上高の仕訳を検索する場合
条件に該当する仕訳を絞り込むことができます。
※検索結果を選択中のデータに取り込む場合は、画面中央上の[取り込み]より行ってください。
「株主資本等変動計算書」の「横様式」を他の決算書と同時印刷できるようになりました
「決算書」の印刷において、「株主資本等変動計算書」の「横様式(A4よこ)」を選択した場合であっても、1回の印刷で貸借対照表や損益計算書など他の決算書と同時に印刷ができるようになりました。
令和4年4月に通達された消費税申告書の印刷ができるようになりました
令和4年の通達により、消費税申告書について下記の改正が行われました。
<改正内容>
・消費税申告書「第一表」より「来年以降送付不要」欄が削除されました。
・仕入税額の計算の特例「小売等軽減売上割合」の廃止に伴い、消費税申告書「第二表」より「小売等軽減売上割合」欄が削除されました。
・消費税申告書「第二表」の対象課税期間欄より「平成」の年号が削除されました。
最新バージョンを適用していただくことで、上記改正内容に対応した消費税申告書の印刷ができるようになります。
「消費税集計一覧表」「消費税集計表」の集計期間の初期値に「決算月」が含まれるようになりました
「消費税」→「消費税集計一覧表」「消費税集計表」を起動した際の集計期間の初期値に、決算取引があらかじめ含まれるようになりました。
「合計残高試算表」の集計期間の終わりに「中間決算月」や「決算月」が指定されている場合、印刷帳票にも年度が印刷されるようになりました
「合計残高試算表」の集計期間の終わりに「中間決算月」や「決算月」が指定されている場合、印刷帳票の「中間月度」「決算月度」に年度も印刷されるようになりました。
「合計残高試算表」の「前月対比」や「前年対比」の表示桁数が増えました
「合計残高試算表」の「前月対比」や「前年対比」において表示桁数が増えました。
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最新バージョン適用前 |
最新バージョン適用後 |
前月対比(千円) |
正数8桁、負数7桁 |
整数9桁、負数8桁 |
前年対比(千円) |
正数8桁、負数7桁 |
整数9桁、負数8桁 |
増減比の印刷 |
整数部4桁、小数部2桁 |
整数部5桁、小数部2桁 |
介護事業データの取り扱いが新しくなります
これまで科目体系で「介護サービス事業科目」として管理していたデータについては、最新バージョンで初回のデータ取得時に「法人小科目」に自動コンバートされます。
これに伴い、これまで「介護サービス事業科目」としてご利用いただいていた会計データにおいて、最新バージョンでの取り扱いが下記のように変更となります。
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最新バージョン適用前 |
最新バージョン適用後 |
科目体系 |
介護サービス事業科目 |
法人小科目 |
あん分基準設定 |
ご利用可能 |
ご利用不可 |
分析-3期比較売上推移表 |
ご利用不可 |
ご利用可能 |
分析-連続5期売上高推移表 |
ご利用不可 |
ご利用可能 |
B:最新バージョン適用方法
※すでに最新バージョンのオンラインアップデートを実施された方はオンラインアップデート不要です。
※ご利用中のバージョン確認方法については、最下部にある「参考:ご利用中のバージョン確認方法」よりご確認ください。
※1~5では、「MA1」でデータを取得している場合にデータ格納をあらかじめ行っていただくために記載しています。
※6から始めていただいても構いません。
最新バージョンの提供後、「MA1」の起動時に表示される場合は下記手順にて最新バージョンをご利用のパソコンにインストールしていただくことで上記機能アップ内容をご利用いただけます。
インストール後は今までの設定などはそのまま引き継がれますので、引き続きご利用いただけます。
1.下の画面が表示される場合は[いいえ]をクリックします。
※データを取得している場合は「いいえ」をクリックし、データ格納後にアップデートしていただくことを推奨しています。
2.「ファイル」→「データ同期」を開きます。
3.取得中の会計データがある場合は、「データ格納」や「同期解除」を行います。
4.メニューバーの「ヘルプ(H)」→「オンラインアップデート(U)」をクリックします。
5.[今すぐアップデートチェックを行う]をクリックします。
6.下の画面が表示されますので[はい]をクリックします。
7.下の画面が表示されます。
商工会クラウド上のデータを取得する場合は、「パスワード」欄に古いバージョンで使用していた「パスワード」を入力し、[ログイン]をクリックします。
8.画面の指示に沿って、インストールしてください(インストールは通常数分程度で完了します)。
9.「MA1」の起動後は、「ファイル」→「データ同期」より処理する事業所データを取得していただくとバージョンアップが行われ、上記の新機能をご利用いただけます。
参考:ご利用中のバージョン確認方法
1.「MA1」を起動し、ツールバーにある「ヘルプ」を開きます。
2.「バージョン情報」を開きます。
3.最新バージョンは「Version 22.xx.xx」になります。